自己愛型人間から身を守るのだ!謎のマウント厨は実は自信がない

「自己愛が強い人って本当に苦手だわ。うちの職場にもいるんだが、本当に自己中だし人の事を自分の事を称賛するために存在している観客だか道具だか何かと勘違いしている。なんかそんな厄介な奴から少し目をつけられているしなあ、、、関わりたくないよ、、、。」

うぬ、、、自己愛型人間はマジで関わりたくないよねえ、、、。

本当こっちのメンタルが崩壊してしまうわ。

オニギリス!

脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「自己愛型人間から身を守るのだ!謎のマウント厨は実は自信がない」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・自己愛型人間から身を守りたい人
・話のネタが欲しい人

自己愛型の人間、つまりいわゆる単に自分が好きなだけではなく悪質なナルシストというのはかなり厄介な存在です。

おそらく、こういった人たちに絡まれて何とも嫌な思いをした人も結構いると思います。

正直、関わりたくないし関わりたくなくても関わらざるを得ない場合もありますね。

特に職場の上司がこんなのだったら目も当てられません。

という事で、すでに自己愛型の人間とかかわってしまった人や今後遭遇したときに備えておきたい人は、今回の記事でおおよその対応策を頭に入れておくといいと思いますよ。

今回はサンディ=ホチキスさん著「結局、自分のことしか考えない人たち:自己愛人間への対応術」を参考としてゆるりとおおくりします。

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自己愛型人間のヤバい7つの有害性

まずは、自己愛型人間がどんな風な点でヤバいのかを概観してみたいと思います。

自己愛型人間は以下の点で有害です。

  • 恥への対処法を知らない
  • 幻想を作り出してしまう
  • 傲慢な態度で他者を見下す
  • 嫉妬している相手の弱点を突き攻撃する
  • 特別扱いの強要
  • 他者を平然と利用する
  • 相手を自分の一部とみなす

以下順次捕捉。

・恥への対処法を知らない

自己愛型人間は、幼少期に恥の対処をしてこなかっためそれに上手く処理出来ないといいます。

ネガティブ感情を感じ怒りをあらわにすることが多く、打たれ弱くて傷つきやすいのが特徴です。

当然ですが、感情のコントロールが得手ではないですな。

・幻想を作り出してしまう

自分自信に何の根拠もない謎の万能感をもっており、自分は何でもできると自信を過大評価しています。

・傲慢な態度で他者を見下す

自己愛型人間は、とにかく自分が勝っていないとダメなので、自分以外の人は全て格下扱いしようとします。

なお、このように偉そうな態度をとる理由として「自分の能力への不信感があるのではないか」という話があるそうです。

もし、「全てはその生まれながらの素質によって決まる」と言った考え方(固定マインドセット)に支配されていると、もう成長はできないので何とか虚勢を張らないとやってられなくなってしまうという事ですね。

もし努力することで成長ができると思うのなら、いちいち他人に対して偉そうにして優位性を見せつける必要はないのです。

「偉そうな人は実は自分に自信がない」との話は、こういった理由から言われるんですね。

参考

Understanding overconfidence: Theories of intelligence, preferential attention, and distorted self-assessment

・嫉妬している相手の弱点を突き攻撃する

自分に本当に自身がある人は、他人の動向にいちいち過剰反応しないものです。

しかし、自己愛型人間は自分自身を大きく見せるために妬んでいる対象者の弱点を突いて自分の優位性を際立たせよとします。

つまり、以前のナルシストの記事で取り上げたように、彼ら彼女らは本質的には自分に自信がなく虚勢を張っているに過ぎないのです。

・特別扱いの強要

自己愛型人間にとって「自分は特別である事」が何より大事なので、他社に自分を特別扱いするよう要求します。

もし、平等に扱おうとするとそれは彼ら彼女らにとっては「不当な扱い」となるのです。

・他者を平然と利用する

自己愛型人間は、他人は特別な自分のために奉仕すべき存在だと思っています。

そのため、他者を道具のように考え共感や思いやりといったものを感じることはないといわれてい居る模様。

ここはかなりサイコパスと似た感じがしますねえ。

・相手を自分の一部とみなす

自己愛型人間は他者の存在に強く依存しており、何かしてもらっても当然と考えるし不都合があれば他人のせいと考えます。

かなりの他責人間です。

どうして自己愛型人間になってしまうのか?

自己愛型人間は以下の3要素を持っているといいます。

  • 誇大感:自分は重要で偉大な存在である
  • 万能感:自分はなんでもできる存在である
  • 特別意識:自分は特別な存在である

んー、どれも「うわあ、、、」て感じで痛々しい限りですな。

厨二の極み!!

というか、これ全部持っていたら人間関係における怪物というか、「まず関わっちゃいけないやべー奴」って感じですよね。

なぜこんな自己愛型人間という怪物が生まれるのか、つまり「どうして不健全な自己愛が育まれてしまった」のでしょうか?

これを説明するための説に母親と子供の「分離ー個別化の過程」に着目したものがあり、この説では「幼少期に恥の感情に上手く対処してこなかったので歪んだ自己愛が生まれた」としています。

この説の着目する「分離ー個別化の過程」とはおよそ以下の様なものです。

分離-個別化の過程

・子供が成長する最初の過程において、子供は母親と融合したいと思っている

・「母親と融合したいという欲求」と「母親と分離したいという欲求」の狭間で葛藤する

・子ども自身と母親は別の存在だと認識した時に他者を尊重する気持ちが芽生える

この過程の「母親との分離」に際しては、子供がかなりのネガティブ感情にさらされるといいます。

この際に「親が子供と一緒にネガティブ感情を乗り越えていく経験」が重要でして、これがあまりにも少ないと歪んだ自己愛が形成され他者を思いやることが出来なくなるんだそうな。

では、どのような場合に「親が子供と一緒にネガティブ感情を乗り越えていく経験」が不足するかというと。それは結局のところ「親が自分の事しか考えていない場合」です。

例えばもし母が自己愛型人間だった場合、母親は自分の気持ち優先なため子供の分離に際して自分の中での理想の子ども像に我が子を近づけるためわざと子供をつき離して不安にさせたりします。

すると上手く分離ができず、子供はネガティブ感情うまくコントロールする訓練もできず親と共依存な関係になっていくこともあるそうな。

そして今度は父親が自己愛型人間であった場合、これまた自分の事ばかり考える、具体的には積極的に子育てには参加せず妻が困っていても無視して自分のことを優先しているという感じです。

分離過程における父の役割には、子供に「外の世界にはこんなにも沢山の面白いものがある」という事を教えてあげる事だといいます。

でも、自分の事しか考えない自己愛型の父親はそんな役割そっちのけで単独行動をするわけです。

これでは自己愛が健全に育たないのも無理はないかもしれません。

自己愛型人間への対抗策

では、いよいよ自己愛型人間への対抗策を見ていきます。

自己愛型人間への対抗策は以下の4つです。

  • 自分を知る
  • 現実を見る
  • 自分主導で境界線を決める
  • 相互関係を築いていく

以下順次捕捉です。

・自分を知る

先ほども言ったように、自己愛型人間は相手の弱みをついて自分の優位性を確保しようとします。

ですから、まずは自分で自分の弱点を把握する作業をしましょう。

敵がどこを狙って攻撃してくるかが分かっていれば、いざ攻撃されてもある程度被害は減らせるものです。

「こいつ絶対ここついてくるよなあ~」と思っていてその通りなら、「あ!やっぱりか!読みが当たったわ」となりそこまで傷つきません。

不意に受ける攻撃ってかなり痛いんですよ。

よく戦国時代とかのエピソードにも奇襲されて全滅したとか大変な目に遭ったなんて話はありますよな。

桶狭間に三方ヶ原に関ケ原、、、、まあ本当に枚挙にいとまがありません。

あと、自己愛型人間はある意味「特別扱いしてやればいい気になる」ので単純ですから、豚もおだてりゃきに上るじゃないけど、「とりあえず表面的に特別扱いしていい気にさせておく」のも手ではあります。

もう頭の中で「こいつは特別扱いされないという事を聞かないようプログラムされたキャラクターなんだ」くらいに割り切って、「このキャラをこっちの思惑通りに動かすにはどうするか?」くらいに思っておくといいかもしれません。

特にこれが職場の上司とかであったなら、もうこれでいいんじゃないでしょうか?

直接何か言い返しても、火に油注ぐようなもんですしね。

まさしく「バカと戦っても損するから止めろ」て感じです。

・現実を見る

自己愛型人間は、自分を特別な存在と思っているためかなりの去勢を張っています。

ですが、実態が伴っているとは限りません。

そもそも人の言動よりも「その人が実際に何をしているか」を見た方がいいのですが、それは自己愛型人間の場合には特に当てはまります。

何か威勢のいいこと言っているけど、実際はなにも挑戦しないし他人のせいにばかりしてる、当然結果は全く出してない、、、なんて感じでは、完全にハッタリかましているだけです。

・自分主導で境界線を決める

自己愛型人間は自分は特別と思っているかもしれませんがそもそも全ての人は対等です。

なので、お互いに自分の事は自分で決める権利というものがあってしかるべきですね。

ですから、「もうこれ以上は譲らんぞ!」という限界線をあらかじめ定めておきましょう。

そうでないと、相手の押しの強さに根負けして不利な条件を押し付けられてしまいかねません。

実は、これは交渉で不利な条件をのまないようにするためにも使える手法ですね。

・相互関係を築いていく

上述のように人間関係では「お互いに対等である」という事が非常に重要です。

なので、お互いの「与え与えられノバランス」というものが取れている必要があるんですな。

主従関係や一方ばかりが得をする搾取なんてものは不健全で歪んだ関係と言えます。

ですので、自己愛型人間と付き合う際には「長期的に見て与え与えられのバランスが取れそうか?」という視点から見た方がいいですね。

それでもし、「もうこれはじり貧だ」と思うなら、覚悟をもって決別するなり距離をとるなりするのがいいでしょう。

やっぱりサイコパスの場合もそうだったけど、最終的には関係をきるしかないんだよなあ、、、。な

おわりに

この記事は「自己愛型人間から身を守るのだ!謎のマウント厨は実は自信がない」と題しておおくりしました。

自己愛型人間とかかわると本当にロクな目に遭いません。

例えどんなに有能であったとしても、関わることで不幸や災難に見舞われるであろうことは想像に難くないです。

例えばあの故スティーブ=ジョブズさんもこの自己愛型人であった可能性が高いといわれており、一緒に働いていた人たちからはもうそれこそボロクソに言われていたみたいですね。

まあ、遠くから見ている分にはかっこいいけど近くによるとひどい目にあ早生てくる暴君って感じですなあ。

ま、こういった人とは基本的にかかわらないのが最善です。

もしかかかわらざるを得ないのであれば、今回取り上げた4つの対策を実行してみて何とかしてみてくださいな。

もしそれでもだめなら、、、うん、状況によるけど職場に自己愛型人間がいて同時ようもないくらいストレスだってんなら転職して職場を変えるのももしかしたらありなのかもしれません。

無責任な事は言えんけどね。

なお、いい人のふりをして攻撃してくる人(カバートアグレッション)の対策も知っておくとよりよいと思うので以下の記事も参考にしてみてくださいな。

とりあえず、人生はよい精神状態あってこそなので、頑張ってメンタル健康に生きていきましょう。

では!

参考

参考記事等

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