カリスマ性が欲しい人はかなり多いと思います。やはり、カリスマ性のある人ってかっこいいですよね?
結論から言うと、カリスマ性の本質とは「努力しても近づけないと思われる神秘性」であって、それは努力によって身に着けられます。カリスマ性を身に着ける方法は以下の通り。
- 共感力を鍛える
- 感謝する心を鍛える
- 自己共感力を鍛える
- 傾聴力を鍛える
- 自信がありそうな態度をとる
- コンフォートゾーンの拡大
- 自分に手紙を書く
- 現実の解釈を変えてしまう
カリスマ性が出ると、女性からはモテるし男性からは一目置かれるようになること請け合いです。
なお、カリスマ性を演出するにあたっては声は非常に重要。発声や活舌が悪いと声に圧がないのでまるでカリスマ性が出ません。そこでカリスマ性演出のためには基礎的な発声法等から見直す必要があります。
ただ、自分だけで改善を試みるよりも専門家の力を借りた方が圧倒的に上達が早いし確実なので、向上心のある人はボイストレーニングを受けるのがお勧め。
話し方に特化してトレーニングをするのなら「話し方コース」を創設しているアバロンミュージックスクールが最適。まずは無料体験レッスンを受けてみてその質の高さを実感するといいかと。
ぜひ本記事の内容を参考にカリスマ性を身に着けてみて下さいませ。では、ゆるりとおおくりします。
目次
カリスマ性、その本質は神秘性
まずは、カリスマ性の意味について確認していきます。wikipediaによるとカリスマとは以下の様な意味です。
カリスマ(ギリシア語: Χάρισμα、ドイツ語: Charisma)とは、預言者・呪術師・英雄などに見られる超自然的・または常人を超える資質のことを指す。もとは、キリスト教用語として、『新約聖書』において、神からの天与の賜物の意味で用いられた言葉である[1]。この資質を持つ者による支配を、ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーは「カリスマ的支配」と呼び、支配の三類型の一つとした[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E#社会学
何だかものものしいですね(笑)。ただこの説明を見るに「神秘性」が大事そうです。そして事実、心理学でもカリスマ性には「神秘性」が大事であると言われています。
では、一体心理学でいうところの「神秘性」とはなんなのか? 、、、答えは「頑張れば出来ると思われないこと」です。カリスマ性を演出したいなら努力を強調してはいけないのです。
相手に「この人の持つ魅力は努力では手に入らないのだ」と思わせなくてはいけないと言えます。
人を統率するには真のカリスマ性が必要です。カリスマ性を本当に高めたいのなら、人目につかない様に相当に努力する必要があります。それでようやく他人はあなたに才能を認めることになるのです。
ということは、よく学生時代にいた「あー、おれ昨日ゲームしてたから勉強全くしてないわ」とぬかしていながら、本番でいい点をとる人達はカリスマになろうとしていたわけですね…なんてことだ。
カリスマ性の本質は神秘性。人目に触れないように相当量の努力をする事が重要。
カリスマを構成する6要素
- 構成要素1:他人をいい気分にさせられる
- 構成要素2:誰とでも上手くやる
- 構成要素3:存在感がある
- 構成要素4:他人に影響を及ぼす
- 構成要素5:親しみを感じさせる
- 構成要素6:集団を統率する
以下順次補足です。
・構成要素1:他人をいい気分にさせられる
共にいて快適な気分にさせてくれる人のまわりには当然多くの人が集まります。
カリスマのまわりは快適な空間です。人々はその快適さに惹かれて集うのです。
・構成要素2:誰とでも上手くやる
カリスマは苦手な相手とすら上手くやるのです。
誰にでも分け隔てなく接します。その公平さに嫌いな相手さえ一目置かざるをえません。
・構成要素3:存在感がある
カリスマはオーラとでもいいましょうか、存在感が圧倒的です。
その存在感は周囲の人々に波及し人々の心をつかみます。その存在感は室内でも健全です。
・構成要素4:他人に影響を及ぼす
カリスマには人を巻き込む力があります。
自分の取り組む活動に周囲の人々が自然と協力したくなってしまう、そんな強い影響力があるのです。
・構成要素5:親しみを感じさせる
有能であるだけで人の心は動きません。
厳格さは周囲を遠ざけます。カリスマはほどよい親しみを周囲にみせます。その親しみが周囲との心の距離を近くし、人々からしたわれる要因となります。
・構成要素6:集団を統率する
カリスマの真骨頂ともいえる力、それが「集団を統率する力」です。
カリスマは羅針盤を備えた船であり消せど消えない炎です。後に続く人々の先を常に行き、目的地を示し、その闇に包まれた大海原を照らすのです。
みなが迷うことのないように。みなはカリスマに全幅の信頼を置きます。
あなたのカリスマ性を診断してみよう
さて、早速ですがあなたは自分がカリスマだとおもいますか? 実は確かめる方法があります。それが「一般的カリスマ尺度」といわれるものです。
測定自体は簡単、以下の6問に応えるだけと非常にシンプルです。実は、カリスマ性とは極端に高くなった第一印象の良さなのです。一般的カリスマ尺度とはカリスマにも通じる人間の魅力を計るテスト。
では、以下6つの質問に1~5の数字で答えてみましょう。なお、最後にその数字を合計します。
- 1、「目立っている」と言われることが多い
- 2、自分には他人の行動を変える能力がある
- 3、自分は他人をどのようにリードすればいいかを理解している
- 4、自分は他人をいい気分にさせるのが得意だ
- 5、他人とよく笑い合っている
- 6、初対面の人とでもすぐに仲良くなれる
2はそんなに当てはまらない
3はどちらでもない
1は全く当てはまらない
4はまあまあ当てはまる
5は完全に当てはまる
1~6の質問の答えを合計し6で割って平均を出しましょう。
この平均が3.7以上であれば平均よりカリスマ性が高いと言えます。これ以上であれば対人魅力が非常に高く第一印象がいいと言えます。
カリスマ性は一般カリスマ尺度によって測定できる。
カリスマ性を演出する会話術
カリスマの会話には科学的にある傾向があることがわかっています。ここからはその傾向をみていくとしましょう。以下がカリスマ性のある人の会話の傾向です。
- 聞かれたら即答する
- 話題選びは相手がよく知っているものを
- 話し始めるまで2秒待つ
- ゆっくり話す
- イントネーションは下げる
- 物語やエピソードを活用する
- レトリカルクエスチョンの活用
- 自信を伝える
- 幸せそうでご機嫌な態度でいる
- 呼吸が深い
- 休止をいれる
- 感情を顔に出す
以下簡単に順次補足。
・聞かれたら即答する
これはクイーンズランド大学の実験で明かになったことです。
とにかく簡単な問題に素早く答えられるかどうかが重要です。なお、カリスマ性を高めるのに頭の良さ(IQ)は不要でした。
・話題選びは相手がよく知っているものを
カリスマ性のある人は相手のよく知っている話題を話します。
相手のよく知っている話題は相手にとっては興味の対象です。
・話し始めるまで2秒待つ
相手が話し終わってから2秒たってから話はじめましょう。
相手が話し終えてすぐ話し出したのでは話が終わるのを今か今かとまっていた印象になり信頼を失います。
・ゆっくり話す
できるだけゆっくりと話した方が説得力は高いです。
ゆっくり話す政治家のほうが当選率が高いというデータもあります。なお、まずは温かみ(信頼性)をアピールした後に有能さ(能力)をアピールしましょう。
順番を間違えると逆効果です。
・イントネーションは下げる
文章の語尾を下げるように話しましょう。
相手に力強い印象を与えられます。文章の途中でイントネーションを下げるというのも効果があります。
・物語やエピソードを活用する
話すときに物語やエピソードを使うというものです。
物語やエピソードは話し手と聞き手の関係をより強く結びつける効果があります。
常日頃から自分の体験や歴史上の事件などを目の前の状況と結び付けて考えるようにすると、気のきいたことが言えるかもしれません。
・レトリカルクエスチョンの活用
レトリカルクエスチョンとは相手に決断をうながす究極の質問です。
例えば、スティーブジョブズは1984年、セントラルパークでペプシを運営していたジョンスカリーに「一生砂糖水を売り続ける気かい?それとも世界を変えるチャンスにかけてみるかい?」といったそうです。
インパクトありますね。カリスマは言語能力が高い感じがしますね。
・自信を伝える
リーダーが高い目標を設定した場合には、カリスマは自信の情熱を示すことで人を刺激することもできます。
なぜ、リーダーが組織に必要なのか? といえば一人では諦めてしまうような難局を組織として乗り越えるためです。
カリスマは自信を構成員達に示し、鼓舞して目的へと導くのです。
・幸せそうでご機嫌な態度でいる
腕を組んだりせずにオープンな姿勢を取り続けまししょう。上機嫌(のよう)に振る舞うことも大事です。
それによって相手も上機嫌になります。
また、心理学では幸せそうな人には信頼感が増すこともわかっています。
・呼吸が深い
口でなく鼻で深く呼吸しながら話しましょう。
口から息を吐くと相手に不安で余裕がない印象を与えることになります。
カリスマは落ち着いているものです。
・休止をいれる
話の途中に休憩をはさむと効果的です。より自信があるように見えます。
1つのセンテンスごとに1〜2秒の休止を入れる意識で話しましょう。
・相手が自分のことだと思うような言葉をつかう
説得力のある話し手は、曖昧ではなく具体的な言葉を使うものです。
例えば、「私はあなたの痛みを感じる」という言葉には親しみがありますが、「私はあなたの考え方に共感する」には、それがないんですね。
カリスマ性のある人物は、相手の頭ではなく心に訴えかけ、感情的なつながりを得るのです。
・感情を顔に出す
表情をもっと豊かにすることはとても大事です。鏡を見ながら様々な感情を表す練習をすると効果的。
また、他人の意見を聞いて自分が感情をどれくらいうまく伝えられているかを確認するのも効果的です。ただ、感情を顔に表すのは大事ですが、そのコントロールも非常に重要です。
人と人との交流においてイライラのような感情を表す事は有利とは言い難いです。カリスマはいつでも冷静でいる必要があるんです。
カリスマになるためのトレーニングと方法
では、ここからはカリスマになるための具体的なトレーニング方法を見て行くことにしましょう。
カリスマ性を高めるためのトレーニング方法は具体的に以下の通り。
- 共感力を鍛える
- 感謝する心を鍛える
- 自己共感力を鍛える
- 傾聴力を鍛える
- 自信がありそうな態度をとる
- コンフォートゾーンの拡大
- 自分に手紙を書く
- 現実の解釈を変えてしまう
では、以下順次補足です。
・共感力を鍛える
相手に共感できることは効果的です。自然と自分の態度から固さが取れます。
そして、その結果としてカリスマ的な雰囲気が生みだされます。
以下は会話相手への共感を育むための方法です。次の3つのステップがあります。
1、会話相手の過去を想像します。できる限り具体的に想像していきましょう。どんな環境で育った? 子供の頃にどんな経験をしてきた?…などなど。
2、次に、会話相手の現在を想像しましょう。相手の立場に立ち、その人が今現在何にどんな気持ちを抱いているのか、それを具体的に想像しましょう。
3、会話相手に自分が賞賛の言葉を送る様子をイメージしましょう。
ちなみに先ほど言及したように、カリスマ性を演出するにあたっては声も重要なファクターです。発声が悪いと声に圧がまるで出ないため声の通りが悪いという人はすぐにでも改善した方がいいです。
声の改善については以下の記事が参考になるかと。
ただ、自分だけで改善を試みるよりも専門家の力を借りた方が圧倒的に上達が早いし確実なので、向上心のある人はボイストレーニングを受ける事をお勧めします。
話し方に特化してトレーニングをするのなら「話し方コース」を創設しているアバロンミュージックスクールが最適です。まずは無料体験レッスンを受けてみてその質の高さを実感するといいかと。
・感謝する心を鍛える
人間の幸福度は感謝の心をもつことで高められます。カリスマ性を鍛えるためにもこれは有用です。
なにせ、心理学で幸福感が高そうな人は信頼されやすいと明らかになっていますからね。即効性が高いものとしては「その場で感謝できることを3つ考える」というものがあります。
ぜひ、習慣化してしまいましょう。
・自己共感力を鍛える
相手への共感は必要です。しかし、同時に自分自身への共感も欠かせないものです。相手の事だけ考えて自分の事はなおざりでは自己犠牲になりますし自己犠牲も過ぎると心を腐らせます。
自己共感を高めるための取り組みとしては、自分のために行っている気遣いを5~10個ほど紙に書き出し、そのそれぞれの重要度ごとに星マークをつけるというものがあります。
日々の気づかいとは具体的には、朝起きたら紅茶を一杯飲む、早朝に軽くジョギングするとかというものです。日々の自分への気遣いを再認識するのはだいじですね。
・傾聴力を鍛える
人の話をふかく聞くのが傾聴です。
しかし、実際には大半の人が人の話なんて聞いちゃいません。そこで、対策としては
- 意識して相手の話をさえぎらないようにしましょう。
- 上述した相手の話をきいたら即答はせず2秒ほど待つのを実践し、その後相手の話を理解したという表情をするという一連の行動を練習をしましょう。
・自信がありそうな態度をとる
自信がありそうな態度を取ると自信を相手に感じさせることができます。いざという時に使えるように類型化しておきましょう。
以下の方法は、面接や会議などで相手に自信を印象付けたいと気に活用したい技術です。
衣服をゆるめてリラックスする
立ち上がって体を左右にユラユラ揺する
両足を大きく広げる
両腕を思いっきり左右に伸ばす
両腕を思いっきり天井に伸ばす
胸を大きく前に突き出す
肩を前後にグルグル回す
自分が軍人になったイメージで、偉そうな態度で腰に手を回す
引用元https://yuchrszk.blogspot.com/2014/01/blog-post_2510.html
すこし、変な気もしますが試して損はないです。
・コンフォートゾーンの拡大
自分にとって居心地のいい場所や一緒にいて快適な友人ばかりを選ぶのはよくありません。未知の世界への耐性が弱くなりますので。
そこで、街で見かけた知り合いではない人に話しかけるようにすると非常によいトレーニングになります。
例えば、わざと道に迷っているふりをして人に道を聞いてみるとかそんなことから始めるといいかもしれません。
仲良くなったらライン交換とかもできて友達になれますしね。別にナンパをススメめている訳ではないですよ(笑)
・自分に手紙を書く
誰しも生きていれば誰かとけんかをした経験も、誰かに怒られたりした経験もあります。ただ、その過去のけんかや怒られた経験をいつまでも引きずっていたら寛大になんてなっていられません。
カリスマ性があったとしても発揮されなくなってしまします。そこでその対策としては自分にあてて手紙を書くといいです。
どんなふうに書けばいいかと言うと以下の通りです。
- 1、あなたが怒りを感じている人をイメージする
- 2、そのイメージした人に言いたいことを手書きで紙に書きだす
- 3、相手から謝罪の内容が記された手紙が返された様子を想像する
- 4、その謝罪文の内容を紙に書き出す
- 5、相手から送られた(と仮定してあなたが書いた)謝罪文を何度も読み返す
怒りを抱く相手を許すということが重要だということでしょうね。怒りがくすぶってなかなか消えないという人は試してみて損はありません。
・現実の解釈を変えてしまう
生きてりゃ嫌なこともあります。そんな時は心の中でリフレーミングしてしまいましょう。
その具体的な方法は以下の通り。
「もしも、この出来事が自分にとって良いことだとしたらどうか?」と自分に問いかけてみる。
上記だけでは対処できないほど困難な状況に出くわすこともあるので、そんな時は、全部上手くいったかのような文章を「過去形で紙に」書いてみる。例えば、「悩みに悩んでいたスピーチが拍手かっさいで幕をとじてよかった」のようなもの。
身体感覚(自分の感情が自分の体にどういった反応を及ぼすかといった事に対する感覚)を鍛える
そして、カリスマと言え不快でキれることもあります。ただ、いちいちキレたりしていてはカリスマ性も何もあったものではありません。
そこでイライラ処理には以下の方法で身体感覚を鍛えることをおすすめします。
1、不快感を覚えたら静かな場所に座ります。そして、30秒間だけ「体のどこに不快を感じているか」これを具体的に探してみましょう。例えば、心臓の鼓動が早くなっているとかお腹にやや鋭い痛みがあるとかです。
2、不快感の場所がわかったらその感覚をしっかり観察しましょう。シェフが料理の説明をするようにその感覚を言葉で表現してみましょう。例えば熱い、冷たい、アゴが固いなどです。
3、以上の工程を経れば、そのうちに感じていた不快感が消えていることに気づくはずです。
。
結論:カリスマ世は後天的に身に着けられる!!!
この記事ではカリスマ性の正体とそれを発揮するために必要なことについて述べました。
カリスマ性を発揮できると女性からはモテるし男性からは一目置かれ信頼も勝ち取りやすくなるでしょう。何せ、印象が完全に「できる奴」になるのですから。
特に、声に関しては会話や迫力の基本なので早急に何とかしたいところ。そこはアバロンミュージックスクールの「話し方コース」で専門家の指導を受けて鍛えれば万全でしょう。
まずは、無料体験レッスンを受けてみてその質の高さを実感するといいでしょう。
では!