固定マインドセットより成長マインドセットで、前向きに成長していきよう。
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「人間ってさ、天才と凡人にわかれるよね。人間の可能性って生まれながらにもう決まっているんだろうな、、、、。努力なんていくらしても天才を超える事なんてとてもじゃないけど、、、ね、、、無理に決まっているよね。もう、いやだわ。天才に生まれればもっと人生イージーモードだっただろうにな、、、。」

いやあ、、、たしかに天才はこえられんかもしれん、、けど!

それですべて終わりなのかい?

それじゃあまりに人生つまらなくないかい??

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は成長マインドセットについてです。

あなたは天才は超えられないと思いますか?

もし、こえられないと考えているとしたら、、、まあ、それ自体はそうかもしれません。

しかし、、、

し、か、し、です!

しかし!

そんな気持でいると、人生を他人任せにして上手くいかないことを全部運命のせいにしたりするようになります。

そんなことして楽しいのかって話です。

今回はあきらめのよすぎる自分の気持ちを改める考え方の提示です。

それが

-成長マインドセット-

では、ゆるりとおおくりします。

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1、天才は生まれながらのもの?

あなたは

「この世界に天才なんていない。だれでも努力すればどこまでだっていける、、、」

ておもっていますか?

、、、

では、不都合な真実をお伝えする時間です。

「現在の科学において」という条件付きですが、「才能は遺伝する」という話があります。

すこし、その一例を以下にあげてみましょうか。

  • 文才
  • 数学力
  • 集中力
  • 足の速さ

などなどいろいろあると言います。

まあ、正確には「遺伝によるところが大きい才能」ですが。

一方、これに対してデイヴィッド=シェンクさんは

著書「天才を考察する」にて、

「才能とは遺伝子と環境できまる」

と述べています。

そして、同時に「全ての人に才能を開花させる可能性がある」ことも述べています。

そう、遺伝だけではないんですよ、才能を決めるのは。

「環境の影響」も大事なんです。

たしかに、遺伝的才能をもち、なおかつ環境にも恵まれた人はとても有利でしょう。

とはいえ、「環境の影響力」は侮れません。

遺伝的才能にそんなに恵まれずとも勝機はあります。

2、私たちは「努力の天才」になればいい

そう、私たちは「遺伝の天才」にはなれなくても「努力の天才」になればいいんです。

実は、わたし、昔は「遺伝的天才であること」が生きる上で一番重要なものであると思っていました。

そう、誰よりも頭脳が優秀で何も解決できないことが存在しない人間でありたかったんですね。

いってみれば、「世界には自分だけが生きていればいい」という感覚でした。

だからこそ、「自分にできないことがあってはならなかった」んです。

世界全ての人を相手どってもだれもにも負けない絶大な知能が、一番自分の欲しいものでした。

でもバカなことに、それだけの大それたことを思いながらも、「努力はおこたっていた」んです。

それは当時のわたしが「天才とは努力をしないものだ」と勝手に思い込んでいたからです。

なんでも、楽に悩まずに片手間で普通の人をゆうゆうと越えていく、、そんなイメージをもっていました。

まあ、実際は真逆ですけどね(笑)。

天才といわれている人ほど普通の人が信じられないような多大な努力をしています。

そして、その努力は本人にとってかならずしも楽な事ばかりではないのです。

それなのに、当時の私は天才を誤解していました。

ですから、当時の私からしたら「自分が必死になって努力する」のは「自分が天才である」事を否定することでした。

そんなふざけたマインドでしたから、当然いろんなことで失敗しましたし、これまでにも多くの成長の機会を逃してきました。

ええ、単純にバカで無知だったんです。

この時の私のマインドセット、つまり考え方は固定的でした。

そう、心理学でいうところの、「固定マインドセット」」だったんです。

「人間の能力や才能は生まれながらにして決まっていて変えることは不可能である」

というのが固定マインドセットです。

このマインドセットでは、まったく向上しません。

わたし達が手にすべきは「成長マインドセット」です。

成長マインドセットとは

「自分の意思により人生を思い通りに切り開いていくことができる」

というもの。

わたし達は「努力の天才」になればいいのです。

3、人の脳は「変わっていける」

実は、人間の脳はトレーニングにより、しなやかに変化します。

そう、わたし達が思っている以上に・

昔は、脳細胞の数は生まれた時が最大であり、年を取るに従って減るものだとされていました。

しかし現在では、脳は使えば使うほど特定の領域の脳細胞が増えるとされています。

脳のこのような変化に富んだしなやかさをニューロプラスティシティ(神経可塑性)なんてよんだりします。

事実,ある研究では、タクシードライバー歴の長い人ほど脳の空間認識をつかさどる領域が発達している事が明らかになっています。

わたし達は「生まれながらの遺伝的運命」に完全に支配されてなんていなんです!

4、小さな努力はバカにはできない

小さな努力はバカにできません。

努力は積み上げるもの。」

人生の後半になってその差はよりハッキリします。

「自分にはこれしかできることはない」、

「自分には何の目立った才能もないから現状に甘んじるしかない」

なんて考えているのと

「自分の未来は自分の手で変えていけるし、実際に変えていくのだ!」

と考えて努力している人では努力の積み上げが全く違います。

人生の後半になって、その差は残酷なほどに明確になって当然ですね。

片方はあきらめて、努力や挑戦の範囲をせばめてしまっています。

かたや、一方は自分の可能性を幅広くとらえている。

差が付いて当然と言えます。

自分に対して「失望」するのではなく、自分に対して「希望」をもって人生を切り開く姿勢を持ちたいものです。

5、成長マインドセットの活用法

さて、ここからは成長マインドセットの具体的な活用法を見ていきたいと思います。

具体的に以下のような段階を踏むものがあります。

  • 自分のマインドセットが語りかける言葉に耳を傾ける
  • 物事は解釈次第であると気付く
  • 自分のマインドセットにいい返えす
  • 成長マインドセットの言う事を聞く

この段階はモチベーション研究の第一人者Carol Dweckさんの提示するものです。

以下順次くわしくみていきまっしょう!

・自分のマインドセットが語りかける言葉に耳を傾ける

あなたは普段新しいことに挑戦するときや他人から批判を受けた時に、自分になんて言っていますか?

まずは、その自分への問いかけの内容に注目しましょう。

・物事は解釈次第であると気付く

新しいことへの挑戦も相手からの批判もとらえ方次第です。

もし、あなたが固定マインドセットで考えるなら、」

「私にはやはり才能がない、自分には運命は変えられない」

と思い悩むかも知れません。

しかし、成長マインドセットで考えるなら、

「人はいつも自分で自分のあり方を決められるのだ。望めばどこまででもいけるのだ!」

と前向きに考えられるかもしれません。

・自分のマインドセットにいい返えす

あなたの中の固定マインドセットはあなたに囁くでしょう。

「お前にそんな事ができるとおもってんのか?身の程を知れよ。自分がどれほど無力でできが悪いかなんて、お前自身がよくしってんだろ?」

、、、、さあ、反ばくするんです。

「確かにすぐにはできない。しかし、それがなんだというんだ。人は変われる。自分が知っている以上の自分に努力をすればあえるんだ。学習を重ねさえすれば、必ずや未だ見ない自分の可能性に出会える。」

なんてね。

固定マインドセット、、、君には人の人生を規定なんかできないぜ。

・成長マインドセットの言う事を聞く

成長マインドセットの声に耳を貸したら、もう進むんです、行動するんです!

新しいことには率先して取り組み、批判に卑屈にならず自分を信じて進むんです!

それでも、進撃の際中、あなたは自分の内外からの強烈な批判にさらされるでしょう。

「お前になんてできやしない。自分の才能の程度と身の程を知れ!」

言い返してやりましょう。

「今できないことが一生できないことを意味してはいない。努力によって不可能の地平は越えられる。今までの努力よって自分の後ろにできた結果の連続を運命と呼ぶんだ。運命は何時だって自分の後ろに続くもの、自分の前にあるのは際限ない可能性だけだ!」

、、、なんてね。

固定マインドセットなんかに従ってやらなくていいのです!!

6、実は成長マインドセットには反論もある

はい、ここまで熱く語ってきたのにちょいと悲報です。

それはつい最近、ノースカロライナ州立大学の研究によって「成長マインドセットでは成績が上がらない」ということが明らかになったというもの。

参考

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/1948550619841631

この研究の概要を説明すると、この研究はサイエンスコースを履修する大学生491人を2つのグループに分け、マインドセットによって成績の上昇がみられるかを観察したというものです。

その2グループとは以下です。

  • 努力すれば能力を身につけられるという成長マインドセットの促進介入を27分受けたグループ
  • 何ら介入を受けなかったグループ

この結果が「成長マインドセットは成績の向上に有意な差をもたらさない」、つまり、成長マインドセットで成績は大して変わらない、というものです。

ただし、この実験において

「成長マインドセットによる介入をうけた生徒のコンピューターサイエンスに対する興味は増大した」

という結果がでています。

とはいっても、興味が高まるだけで御の字でしょう。

それにこうも考えられます。

「成長マインドセットには即効性はない」とね。

そう、身につけてすぐに効力を発揮するものではなく、これが何年も後になってから聞いてくるという事です。

それに興味がわいてどんどんその分野の新しいことに挑戦していくなら、その人の能力は伸びていくはずです。

わたしはこの最新の研究が「成長マインドセットの効力を否定するもの」であったとは思いませんね。

成長マインドセットの「即効性は否定された」と思うだけです。

はい、「好きこそものの上手なれ」ですよ。

興味は未来の扉を開きます。

とはいえ、効率よく学習を進めたいですよね?

ということで、学習の効率化に役立つワーキングメモリ-の鍛え方もどうぞ。

おわりに

この記事では努力の天才になるために必要な「成長マインドセット」について述べました。

自分の成長に対して固定的な思考をしていると、人生が本当に窮屈でつまらなくなります。

やはり、「人生は一生勉強」、「望めばずっと成長し変わり続けられる」、こんな気持ちをもって行きたいですね。

「人の思考がその人の世界を作る!」

では!

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