・注意したほうがいい人を知りたい人
・敵か味方かわからない振る舞いが多くて関係を切るべきか迷っている人がいる人
「めっちゃ今困惑しているわ。職場に時々わたしのことを気遣って親切にしてくれるのに、ある時はなんかしらんけどとってもあたりがきついし嫌がらせとしか思えないことしてくる人がいる。あの人は敵なのか味方なのかわかんなくてめっちゃモヤモヤする。もし、わたしに敵意がないなら邪険にもできないよな、、、。どうしたらいいのか、、、。」
あーね、もうそれは排除よ排除!
でないと、メンタルがヤバいことになるぞい!
オニギリス!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「フレネミーは徹底排除せよ!わかりやすい敵より危険な隣人」という話です。
はい、ある時は親切にしてくるのにまたある時は嫌がらせをしてくる人っていうのが一定数いるかと思います。
こんな人がいると「あの人はわたしのことを嫌っているのか、それともたまたま虫の居所が悪くて八つ当たりしてきたのか、、、真意がわからない、、、」と困惑するものです。
こういった人たちはフレネミーといいます。
で、結論ですが
「こういった敵か味方かよくわかんない人とは関係を解消したほうがいい」
です。
フレネミーは明らかに敵意があると分かる人よりもはるかに有害ですからね。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
フレネミーってなんぞ?
フレネミー(frenemy)とは友達という意味の単語であるfriendと敵という意味の単語であるenemyを組み合わせた造語のこと。
フレネミーは明かな敵や明らかに好意的な人の中間にいるような存在です。
つまり、フレネミーは「ある時は応援してくれる一方でまたある時は邪魔をしてくる人」なんですね。
そう、敵とも味方とも言い切れない微妙な立ち位置に陣取っているよくわからん奴ってことです。
敵か味方かよくわかないやつってかなり混乱しますよねえ、、、。
あきらかな敵なんてまだましだ!
フレネミーは明らかな敵より心理学的にはよほど危険な可能性があるんですね。
これはミネソタ大学の警察官を対象とした研究で示唆されています。
この研究の概要は以下の通り。
- 自分の親しい同僚や最も近しい同僚に意地悪をされた頻度、またそういった人達が味方になってくれた頻度を調査
- 被験者たちのストレスレベルや欠勤日数等を調査
この結果、当然のことながら常に嫌がらせをしてくる様なネガティブな人間関係はストレス源でした。
また、自分にとって近しい同僚から嫌がらせをされたりする等のネガティブな影響を受けた場合、仕事へ集中できなくなったり無断欠勤や無断休憩等が増加して仕事に身が入らなくなることが示唆されています。
そして、同研究では常に嫌がらせをしてくるわけではないものの時々親切さを見せてきたり見方になってくれるフレネミーについても調べているんです。
具体的に言うと、嫌がらせをしてくる同僚が時々親切な行動をしてきた場合には、心理的にどんな影響を受けるのかについて調べたわけですね。
で、結論から言うと
『状態は良くなるどころか悪化した』
といいます。
この結果はわたし達の直感にいささか反している感がありますよね。
いつも嫌がらせをしてくるのは嫌に決まっていますが、時々優しいなら少しはましな気がしてくるもの。
しかし、そうはなってなかったわけです。
同じ人物から嫌がらせを受けたり、に親切にされたりする、加えてそれが頻繁に切り替わるというどっちつかずの態度をされるた方が、常に嫌がらせを受ける場合より仕事に専念することができなくなり欠勤が増えたといいます。
この結果から、メンタルの改善を考えた場合はフレネミーから切り捨てる必要があるといっていいでしょう。
確かに、相手の真意がわからない以上必要以上に相手を責められないという気持ちはあるでしょうけど、フレネミーを放置しておくと自分のメンタルがやられてニッチもサッチもいかなくなってしまいます。
まずは、自分の安全を確保しましょう。
ちなみに、フレネミーとはまた別に「一見愛想がよくていい人にしか見えないけど実は支配的で有害な人物」に「カバートアグレッション」というものがあります。
フレネミーもこのカバートアグレッションの一種であると考えていいでしょう。
フレネミーに狙われやすい安い人ってどんな人か?
明確なデータは存在しませんがわたしのこれまでの体感や観察からすると、フレネミーの様に他者に対して攻撃的な人間の大半は基本的に「自分よりも弱い立場の人間」を狙ってくるのがお決まりです。
つまり以下の様な人達です。
・自分よりも地位が低い人
・精神的に打たれ弱い人
・何らかのコンプレックスを持っていて精神的に弱っている人
まあ、ざっとこんなもんでしょう。
では、なぜ彼ら彼女らは人にいちいち攻撃を加えるのかについても少し考えてみたいと思います。
その理由には以下のようなものがあるでしょう。
- ・自尊心が低いため他者を支配して優越感に浸りたい
- ・他者を痛めつける事で快感を感じるサディストである
- ・サイコパスやソシオパス、ゲミュートローゼである
- ・目的達成のために手段を択ばないマキャベリストである(あなたの存在が何らかの理由でフレネミーにとって邪魔である可能性があるという事)
まあ、ざっとこんなもんでしょうか。
フレネミーは徹底排除せよ!
さて、なぜフレネミーは上述のように有害なのでしょうか?
その原因としては「フレネミーによって集中力や判断の力を奪われるから」であるといいます。
相手が自分にとって明らかに敵であると分かっている場合には、一貫して警戒態勢を取ればいいからある意味楽なんです。
しかし、相手が敵になったり見方になったりと態度ををころころ変える人の場合、わたし達はその相手のこといちいち気にしなくてはいけなくなってしまいます。
いうなれば、以前の記事で取り上げた「マルチタスク状態」に陥ってしまうので脳に非情に有害です。
態度が一貫しない人との付き合いはかなり精神的に疲労するということが言えるわけですね。
ですから、フレネミーが多い状況は相当危険だってことになります。
これは何も職場に限りません。
プライベートでの人間関係でも同様です。
特に、フレネミーの関係が近しい関係の中に多い人ほど明かな敵が多い人よりストレスを感じやすくなるため、鬱になりやすくなったり人生に不安を感じやすくなってしまうといいます。
人間関係の断捨離をするなら真っ先にフレネミーから切ったほうがいいんですね。
そして、日ごろの仕事で疲れきっている人は、もしかしたら職場にフレネミーが多いからつかれきっているのかもしれません。
職場がフレネミーであふれている場合は最悪転職するのも視野に入れたほうがいいかもしれませんね。
ただ、中々そうもいかない人は多いと思います。
その場合は、もう職場の人たちとの人間関係には一線を引いてしまい原則的に敵であると割り切ってしまい、職場以外に仲間を求めるのも手かもしれませんな。
あまりお勧めしたいとは思いませんけども。
ただ職場の人間の一部だけがフレネミーである場合は、基本的には善人面しているけど実は悪人であるカバートアグレッションに対する対処と同じになります。
つまり、「絶対に連中に同調しない、間違った主張は認めない、基本的にかかわらない」等といった対応を取ることになるでしょう。
カバートアグレッション対策についてはこちら。
なお、気になる人は一度自分の職場の人間関係がどういった感じなのかを見直してみるのもいいでしょう。
参考記事等
おわりに
この記事は「フレネミーは徹底排除せよ!わかりやすい敵より危険な隣人」と題しておおくりしました。
フレネミーとは「ある時は応援してくれる一方でまたある時は邪魔をしてくる人」であり、その一貫しない態度はわたし達のメンタルに非常に有害です。
その有害性は一貫して対立してくる明確な敵による有害性を上回ります。
そのため、できる事なら人間関係の整理を行う際にはフレネミーを優先的に切っていきましょう。
色々と工夫して自分の過ごしやすい環境を作り上げて、人生を快適にしてまいりましょう。
では!
参考記事等