今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・承認欲求の危険性について知りたい人
・承認欲求と自尊心の関係について知りたい人
・話しのネタが欲しい人等
、、、あ!
またツイッタ―でいいねをもらった!やったー!!
…あのー、すいません。
さっきから、いいね通知が来るたびに一喜一憂してない?
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「承認欲求が強すぎると身を滅ぼすという話。自尊心を失っちゃおしまいよ!」という話です。
誰しも誰かに認められたいという気持ちは少しはあるものです。
そして、承認欲求は時に努力する際の強い動機となります。
ただし、強すぎる承認欲求はあなたを破滅させます。
今回は承認欲求との上手な付き合い方をみていきましょう。
ちなみに、「自尊心を高める方法についてさっさと知りたい!!」という人はリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします
目次
承認欲求とは「認められたい気持ち」
「私はもっと必要とされたい!」と言うのが承認欲求です。
はい、認めてほしいんですね。
心理学者のマズローさんの欲求段階説によると一番上の自己実現欲求の次にくる欲求がこの「承認欲求」です。
承認欲求はかなり高次元の欲求なんですね。
そして、現代は、承認欲求をみたすのにもってこいのツールがあります。
そう、ツイッタ―やインスタグラム、フェイスブックと言ったSNSです。
自分の気持ちを投稿し自分の私生活の一瞬を投稿し、人々の「いいね」、つまり承認を求めるんですね。
「いいね」の数は自分の存在証明、「いいね」の数は自分の価値…
いつの間にか、「いいね」される自分に価値がある、そんな気分になっていませんか?
承認欲求に振りまわされると結構大変ですよ。
承認欲求は害悪なのか?
結論から言うと、「承認欲求自体に善悪はありません」。
さきほどのマズローさんの欲求段階説では欲求を以下のような階層に分けています。
引用元https://ferret-plus.com/5369
マズローさんの理論体系では承認欲求は「万人に当然に存在するもの」なんです。
それぞれの欲求についての詳しい解説は省きますが、一番下の生理的欲求が満たされたら次の段階へ、次の安全欲求が満たされたらまた次の階層へ…と欲求は順次満たされて行くんですね。
ですから、承認欲求が存在すること自体はただの事実、そこに善も悪もありません。
ちなみに、アドラー心理学では承認欲求(厳密には他者承認欲求)はいらないと言っていますね。
しかし、いらないといっても少しはあるものですよね。
実際私も多少はあります。
でないと、「良好な人間関係が大事!」なんて言わないでしょう(笑)。
私の承認欲求が仮に0だったら今頃何やらかしてたのか…あまり想像したくないですね。
ですから、承認欲求と上手く付き合うという発想の方がいいでしょう。
行きすぎた承認欲求はあなたを殺す
承認欲求自体は善でも悪でもありませんが、問題なのは使い方と程度です。
承認欲求は時に人にやる気を与えてくれます。
具体的には、認められたいから出世する、褒められたいから勉強をがんばる…などなど行きすぎなければむしろ自分の人生を豊かにしてくれるのが承認欲求です。
とはいえ、度が過ぎると問題です。
度が過ぎた承認欲求は「人間関係の構築が困難」にします。
いつも「私をみとめて!」と言っているんですからね、嫌われます。
自己中そのものですからね、この状態と言うのは。
自分がほめて貰うこと以外が頭になく、他の人のことはお構いなしなんて人と一緒にいたい人なんて中々いないでしょう。
承認欲求との付き合い方を考えよう
さきほど、言ったように承認欲求は使い方でモチベーションを高める役割も果たしました。
もし、承認欲求が無さ過ぎると
「別になんもしなくていいよ。私は私。誰にも何の評価をされなくていいし気にならない」
とか言って無気力になる可能性もあります。
かといって、承認欲求過剰だと自己中になって人が離れていきます。
結果、人間関係が崩壊して幸福感は激減することになります。
ですから、承認欲求とは付き合い方が大事です。
なお、承認欲求の強弱の原因については諸説あるようです。
昔であれば、「親子関係や幼少期の経験が影響しているんだ」という説が有力でした。
つまり、幼少期に承認欲求が充分に満たされなかったから、承認欲求を強く求める大人になったという理屈です。
しかし、現代では人間の行動や性格は遺伝の影響を受けるとする研究も沢山登場してきているので、一概に何が原因だとは断言できないです。
後天的に承認欲求が強くなることもあります。
大学を卒業するまでは問題なかったのに、社会人になったとたんに承認欲求が強くなるなんてことです。
さらにいえば、人間はあんまり認めて貰えない状況が続くとこじらせてしまい承認欲求が強くなったりすることもあります。
そして、承認欲求があまりにも強くて
「何時も認められていないと不安になる」
なんて思っている人の場合、病気が関係している可能性があります。
承認欲求が強くなる原因については色々なものが考えられそうですね。
承認欲求の強さが何に起因しているのかを特定するのは困難です。
ですが、日頃からマインドフルネス瞑想をするなどして自分の心を客観視する訓練をすれば状況は悪化しないでしょう。
問題は自分の気持ちを客観視できない時におこりますからね。
承認欲求を押さえる2つの方法
さて、ここからは具体的に承認欲求が強くなってしまわないように制御する方法を見ていきましょう。
・自尊心を高める
承認欲求が強くならないようにするには自尊心を高めることが根本解決となります。
自尊心とは「あるがままの自分を受け入れる心」です。
「自分には足りないところも沢山ある、でもいいところも沢山ある。たっても足らなくても自分は自分。
だから、自分に対して不満はない。」
自尊心が高い心理状態とはこんな感じです。
自尊心が高いならいちいち他人と比べて自分の価値を判断しません。
人は他人と比べる時に不幸になったりします。
「あいつのほうが評価されている」
「あいつの方が私より仕事ができる」
はい、どうでもいいです。
他者と自分を比べなくて結構です!
承認欲求が強いのは、あなたが他者と比べて自分の価値を判断するからです。
自尊心が低い状態なんですよ。
自尊心が低いと自分の存在に自信が持てません。
足りない分の自信はどこからか持ってくる必要があるんですね。
つまり、承認欲求はその自信を他人からもらおうとする欲求。
いいんです、あなたはあなた。
比較は必要ない。
あなたがあなたとして存在すること自体不動の価値がある。
他者と比べるのをやめる以外で自尊心を高める方法はこちら。
・自分のことを認めてくれそうなコミュニティーに所属する
承認欲求を抑えるための最善策は自尊心を高めることではありますが、所属するコミュニティを増やす事でも承認欲求を抑えられるでしょう。
承認欲求が強いのであれば自分が承認されやすいコミュニティを見つけてそこで新しい人間関係を構築すればいいって話です。
具体的に言うなら趣味のあつまりやカルチャースクール、習い事など色々あります。
私の場合だと本格的に所属して活動はしていませんが、あるバンド活動を中心とした音楽サークルにたまに顔を出しています。
私自身は承認欲求の強い方ではないですが、それでもやはり、共通の趣味を持つ人々との触れ合いは楽しいもんです。
なお、新しい人間関係を構築しようとするならコミュニケーション能力は高い方が有利です。
日頃からコミュニケーション能力を高めるよう努めるのが大事ですね。
コミュニケーション能力を高めたい人はこちらを参考にしてください。
おわりに
この記事では承認欲求が強すぎると身を滅ぼすということについて述べました。
承認欲求自体は誰しも持っているものでありそれ自体に善悪はないですが、強すぎると人間関係の構築に関して支障が出ます。
良好な人間関係が人生の幸福度を決めるとの研究もあるため人間関係に支障が出るのは見過ごせない問題と言えるでしょう。
承認欲求を抑えるには以下の方法がありました。
・自尊心を高める
・自分のことを認めてくれそうなコミュニティーに所属する
ぜひ、承認欲求との上手な付き合い方を実践して充実した人生を謳歌しましょう。
では!