「わたし何かにつけて不安になってしまう性格なんだ。なんで、こんなにも不安になりやすいんだろうなあ、わたし。本当に嫌になる、、、、。世の中には私と違って全く何にも不安を感じない人だっているってのに、、、、。不公平だよなあ、、、わたしも鋼の心臓がほしい!!」
まあまあ、そう言いなさんな。
もって、生まれた性格は活かしようですぜ?
不安を感じるのはしかたないさ。
それを推進力に変えたらいい!!
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「不安を力に変えるには不安を向き合う必要がある」という話です。
この手の話は今回で何度目かな?
結構、やっている気がします。
まあ、それはさておき、不安から目をそらすと逆に不安が増大していいことないんですね。
実は、むしろ不安としっかり向き合い、それがどんな感情かを理解することで力が湧いてきたりします。
ちなみに、物事に挑戦する力を高めるには、好奇心を高めるのが有効です。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
不安は悪いものではない
いわゆるやる気には以下の2種類があるといいます。
- 1、いわゆる頑張ったら何かご褒美がもらえるという期待により奮起し上昇するモチベーション
- 2、仕事の締め切りが迫り時間に追い立てられるといったこと等により上昇するモチベーション
上記の場合、2つ目のモチベーションが不安モチベーションといわれるものです。
普段から不安を感じやすい人の場合は、無理やりポジティブになろうとしないほうがいいんですね。
不安を感じやすい人は不安がほどほどにあった状況の方が力を発揮できるんです。
そして、これは重要ですが、不安は悪いものではないのですね。
そのとらえ方が重要です。
参考記事等
不安はモチベーションを高める
以下の研究において、不安モチベーションとは「追い立てられるような不安が時には役にたつのだと考えること」であるとされています。
参考
https://econtent.hogrefe.com/doi/abs/10.1027/1614-0001/a000228?journalCode=jid
この研究では、159名のポーランド人の学生と194名のドイツ人、270名のドイツ人ジャーナリストの全員を対象として、以下の二つの質問に回答してもらっています。
- 期限に追い立てられるような不安は、期限通りに仕事を遂行したり期限を守ることに対しプラスに作用しているか
- 特定期日までに目的を達せられるかという不安が普段集中力を発揮するのに寄与しているか
この結果として明らかになったこととは以下のようなものでした。
- 不安モチベーションの高い学生ほど成績が良かった
- 不安モチベーションの傾向が高いジャーナリストほど仕事に対して満足度が高かった
不安を「嫌なもの」、「忌避すべき無駄なもの」みたいに考えるのではなく「時には役に立つものである」と考えることでパフォーマンスが向上する可能性があるというわけです。
ただ、一つ言っておくと当然ながら「不安がおおきければ大きいほどいい」というわけではありません。
「不安も時には役にたつのだ」という意識が大事だというだけです。
ここは勘違いなきよう。
不安モチベーションを使いこなそう
では、不安モチベーションを使いこなすために何を考えていったらいいのかみてみましょう。
大事なのは以下の2点です。
- 不安は時に役立つものであり、不安モチベーションというものが存在するということを意識する
- 自分自身の感じる感覚や感情をただ漠然と感じることをやめ、より細かく認識することで次の行動へつなげていく
不安やイライラ、悲しみのような感情はただ漠然と感じるだけだと、制御することはむつかしいです。
なので、その感じているネガティブ感情と真正面方対峙して細かく描写し、その感情がどんなものであるのかをきちんと認識することが大事です。
不安モチベーションはそれによってうまれます。
たとえば、漠然とソワソワ落ち着かない感じがしていたら、その感情の原因を突き詰めてみましょう。
もしかしたら、締め切り間近の仕事がのが残っているとか、プレゼンの用意を支給やらなくてはいけないのを先延ばしにして追い込まれているとかいろいろあるかもしれません。
そうしたら、その不安の原因となっているものに優先順位を付けて取り組んでみましょう。
まあ、ストレスを悪いものと思うとかえって体によろしくないって話があったように、物事のとらえ方がとても重要ってことですね。
不安を感じているのは「何かが不足している」とか「何かリスクが存在している」ということを意識しているからです。
ですから、その「足りないものやリスク」というものとしっかり向き合って、そん原因に対して対策を事前にうつのがいいんですね。
ほっといても事態は悪化するだけでしょうから。
不安は自分が成長するために必要な要素を提示してくれているとも言えますね。
不安を忌み嫌うのではなく、そこに前向きな意味を見出していきたいものです。
おわりに
この記事では「不安を力に変えるには不安と向き合う必要がある」と述べました。
不安や恐怖から目を背けるとむしろ余計に不安や恐怖が強くなってしまいます。
なので、不安を感じたときは次の2つを意識してみましょう。
不安は悪いものではないです。
ぜひとも、不安を悪いものととらえずに「使い方次第である」と考えていきましょう。
ま、なんでも感情は使いようって話ですよ。
だって、いらない感情だったらとっくのとうに進化の過程で淘汰されてしまっているでしょう。
はい、悪い方向に感情をとらえないようにしましょうね。
では!
参考記事等