「ナルトにブリーチにドラゴンボール、ワンピース、、、、いろんなジャンプ系の少年漫画を読んできたけど、なんとなくどこ過度の漫画も主人公の性格って似ているような気がする、、、。みんな良くも悪くもわかりやすく熱い性格してるような気がする、、、。」
ふむ、そうだわな。
確かに、なんだかどの主人公も大体似たような性格をしている気がするよねえ。
、、、うん、その直感は割と当たっていると思うぞい。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「ジャンプ系主人公に多い性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた」という話です。
今回の記事は以下のような方に向けておおくりします。
・ジャンプ系主人公に多い性格傾向を知りたい人
さて、週刊少年ジャンプの愛読者の方々ごきげんよう。
ジャンプ系主人公といえば孫悟空にナルト、ルフィー、、、、いろんな主人公がいますよね。
そんな沢山いるジャンプ系主人公ですが、いろんな作品を読んていると大体その性格傾向には決まったほう以降性があるのではないか?ともうんですよ。
まあ、わたしは別に漫画やアニメのオタクとかではないので、そこまで沢山の漫画やアニメを見てきたわけではないですが、なんとなく感じるものがあるんですな。
まあ、ガチの漫画オタクの人からしたら「あめえんだよ!はちみつなんかよりっ!!」て突っ込みたくなるかもしれませんが、そこは大目に見ていただけるとありがたいです。
ちなみに、わたしが今まで読んだことがあるジャンプ系漫画は以下。
- NARUTO
- BLEACH
- ドラゴンボール
- ワンピース
- 銀魂
- ハンター×ハンター
- るろうに剣心
なので、大目に見てください。
お願いします。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
ジャンプ系主人公にありがちな特徴って?
さて、ジャンプ継受人口に多い性格について見ていく前に、まずは一般にジャンプ系主人公にありがちであると考えられているであろう特徴を列挙してみましょう。
それが以下になります。
- 熱い
- 友情に厚い
- 誰にでも分け隔てなく親切
- 努力家
- もともととんでもない才能を持っているか名家の生まれ
- メンタルが割と強めで打たれ強い
- 恋愛に疎い
- あまりイケメンはいない(厳密にはイケメン的扱いをされる者は少ない)
- なんかやたら必殺技名を叫ぶ(これは他のキャラにも言えることだけどね、、、)
- 物語の序盤では自分のことをきわめて平凡な存在であると思っている
、、、
まあ、わたしのつたない漫画やアニメの視聴経験から思い当たるのは上記のような特徴でしょうか。
まあ、他にも特徴はあるかもしれませんがとりあえずこのくらいにしておきましょうかね。
ビッグファイブ的な視点から主人公の性格を考察してみた
では、ここからはジャンプ系主人公に多いと思われる性格傾向とは何かを考察してまいりましょう。
なお、性格分析に関してはビッグファイブの観点から考察を加えていきますね。
ビッグファイブについて詳しくは以下からどうぞ。
ビッグファイブでは以下の5項目で性格を分析します。
- 外向性
- 開放性(好奇心の高さ)
- 誠実性
- 協調性
- 神経症的傾向(不安の感じやすさ)
そして、上記5項目のそれぞれについて以下の基準で採点してみたいと思います。
- 高い
- やや高い
- 普通
- やや低い
- 低い
さて、ではそれぞれの項目について見ていきましょう!
・外向性
ジャンプ系主人公には感情表現がわかりやすいキャラクターが多いです。
例えば、ワンピースのルフィーは非常に外向性が高いキャラといえるでしょう。
心理学的な見地から見ると、外向性が高い性格も第一印象はとてもいいです。
感情の起伏がわかりやすいと、相手としては行動が予想しやすくなるため安心できるんですね。
なので、王道的な主人公の性格が外向寄りになるのはある意味必然といえます。
よって、ジャンプ系主人公の外向性は「やや高い~高い」傾向にあると結論できるでしょう。
・開放性(好奇心の高さ)
好奇心の高さについては正直な話、主人公によって「まちまち」です。
明らかに好奇心が強い主人公といえば、ワンピースのルフィーやハンター×ハンターのゴンがいますが、他の主人公に関しては好奇心の強さはまちまちだと思います。
好奇心が明らかに低い主人公はあまり心当たりありませんが、基本的に好奇心の高さはそれほど主人公に必須の要素とは言えない感がありますね。
なので、ジャンプ系主人公の開放性はかなり雑な結論ですが、「何とも言えない」と結論したいと思います。
・誠実性
ジャンプ系の主人公は原則的には努力家です。
もっとも、その努力の仕方が計画的である場合はそこまで多くはないでしょうが、、、。
主人公の中には勉強でいえば一夜漬けに近いような努力の仕方をしているキャラクターも少なくありません。
なので、「誠実性が明らかに高い」とまで言えるほどの計画性がある努力をしているキャラなんてほぼいないと思うんですよね。
ジャンプ系の主人公って持ち前のセンスや才能で計画性のなさを補って成果を上げている感が個人的にあります。
よって、ジャンプ系主人公の誠実性は「普通~やや高い」と結論したいと思う次第です。
・協調性
ジャンプ系主人公はみな例外なく「仲間思い」です。
また、お人好しでだまされやすい傾向もそれなりにあると思います。
悪く言えば、「情に流されやすい性格」が多いんです。
協調性が高い人はまさしくこのような性格をしています。
なので、ジャンプ系主人公の協調性は「やや高い~高い」と結論したいと思い次第。
・神経症的傾向(不安の感じやすさ)
主人公の神経症的傾向は序盤ではさほど低くない場合もままあるようです。
しかし、主人公は最終的には数々の試練を乗り越えて精神的に強くなるので、概して神経症的傾向をがやや低い~低いに落ち着く傾向があると思います。
よって、ジャンプ系主人公の性格は以下のようになるでしょう。
- 外向性:やや高い~高い
- 開放性:何とも言えない
- 誠実性:普通~やや高い
- 協調性:やや高い~高い
- 神経症的傾向:やや高い、普通→やや低い、低い
このような性格傾向はジャンプの掲げる原則である「友情、努力、勝利」をしっかり踏襲したものといえるでしょう。
やはり、王道の展開が熱くていいよな
少年ジャンプに限らず漫画作品ではよく用いられる王道展開は、以下のようなもの。
- 平凡な感じの主人公が登場する
↓
- 挑戦や失敗の連続を経験
↓
- 突然の出会いや能力の覚醒がある
↓
- 成功体験の連続を経験し徐々に成長する
↓
- 強敵との遭遇と挫折
↓
- 挫折からの再起
↓
- 勝利
大まかではありますが、このような展開の物語は多いと思われます。
てか、引き込まれる物語はこのような形式に落ち着くんですね。
これは神話でも見られるもの。
物語を上手く使うと人は容易に心を動かされるものです。
上記の王道的な展開は正にジャンプの提唱する原則である「友情、努力、勝利」と非常に親和性が高いのです。
なんせ、主人公の性格は外向性が高く感情の起伏が分かりやすく、誠実性が高めで努力家で勝利のために頑張るものですからね。
そして、使い古されてきたストーリーの形式ではあれども、全く飽きが来ないものでもあるんですね。
ストーリーを上手く活用すると相手への伝達力が格段に向上します。
スピーチする際にはよく使えますねえ。
物語を上手く活用してみたい人は以下の記事からどうぞ。
おわりに
この記事は『ジャンプ系主人公に多い性格をビッグファイブ的視点から心理分析してみた』と題しておおくりしました。
ジャンプ系主人公の性格傾向をビッグファイブ的な視点から見ると以下のようになります。
- 外向性:やや高い~高い
- 開放性:何とも言えない
- 誠実性:普通~やや高い
- 協調性:やや高い~高い
- 神経症的傾向:やや高い、普通→やや低い、低い
上記のようなジャンプ系の主人公の性格はジャンプの三大原則といわれる「友情、努力、勝利」を重んじるというスタンスすれば非常に理にかなった性格傾向といえます。
漫画を心理学的な視点から読み込んでみると新しい発見があって、それはそれで楽しいですね。
自分の気になったキャラクターの性格分析をしてみると、そのキャラクターのあらたな一面や魅力、成長に気が付けるかもしれません。
では!
参考記事等