今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・すみっコぐらしが好きな人
・すみっコぐらしについて少し詳しく知りたい人
・可愛いものが好きな人
・すみっコぐらしの起源が気になる人
・話しのネタが欲しい人等
なんか、見た目がいかにもな感じの可愛さではないんだけど、いやされるし愛らしいんだ。
そういえば、最近だとすみッコぐらしは中年の男性にも人気があったりするっていうね。
何でここまで人気なのかな?
すみッコぐらしっていいよね!
何がいいってあの「押し付けない感じの主張が激しくない可愛さ」よね。
なんとなく陰のある感じもなんかはぐしてあげたいて感じがするような、、、、ね?わかるかね?
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「すみっこぐらしは後ろ向きキャラが多いのになぜ人気?心がいやされるのはなぜなのか?」という話です。
あなたはすみっコぐらしというキャラクターを知っているでしょうか?
これがね、、、かわいいのよ、、、。
それも「どこかはかなげのある可愛さ」っていうのかな??
決して「キラキラしたいかにもな可愛さ」ではないのですが、なんか気になる妙な可愛さ?があるキャラクターたちなんです。
ちなみに、やはりわたしは猫が好きなせいか「恥ずかしがり屋のネコ」がすみッコたちの中では一番好きなキャラクターです。
ただし、一番親近感?を覚えるキャラはペンギン(本物)ですかね。
なんか、個人的に一番考えていることがわかりそう(笑)。
今回はすみっコぐらしの人気の理由やその魅力を考察してみたいなっておもいます。
あと、これは個人的見解ではありますが、「頑張りすぎてウツっぽくなっている人はすみっコぐらしでいやされてほしい」と思っています。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
すみっコぐらしってどんな子たち?
すみっコぐらしとはあのリラックマ様を擁する可愛いもの帝国「サンエックス」のキャラクターです(道理で可愛いわけだ、、、、)。
で、サブタイトルが「ここがおちつくんです」。
さて、ここってどこやろ?(ま、多分すみッコだわね)
そして、すみっコぐらしのキャラクターについてですが、かなり個性的な子たちが沢山います。
例えば、以下のような子たちがいます。
- 昔は頭にお皿があった?ペンギン(それカッパやん!)
- 北から逃げてきた寒がりでさみしがやりのクマ
- 恥ずかしがり屋で気が弱いネコ
- 実は恐竜の生き残りで捕まるのを恐れてトカゲのふりをしているトカゲ(いやもうそれ、君、トカゲやなくて恐竜やん!)
- とんかつのはじっこ
- エビフライのしっぽ
、、、、
どうでしょ、このラインナップ?
なんて斬新で謎な設定のキャラクターたちなんでしょうか?
そして、ここで強調しておきたいのが、動物たちはみんなどことなく「切ない表情をしている」のに対して、無生物のキャラ達は比較的「普通の表情をしているんです(とんかつとか一部例外はいる)。
なんでなのか謎です、、、、。
ちなみに、すみっコぐらし発案者のデザイナーであるよこみぞゆりさんによると、「ざっそう」や「ほこり」は元から隅っこにいるからいい顔をしているのだそうですよ。
なんて細かい設定だ!!
すみッコぐらし誕生秘話
さて、こんな一風変わったキャラクター達ですが、どうやって誕生したんでしょう?
すみっコぐらしはサンエックスのデザイナーである、よこみぞゆりさんの大学の授業中に書いたメモの隅にいたキャラに起源があるとのこと。
このキャラは今のすみっコぐらしでいう「たぴおか」のような感じのキャラであったといいます。
※たぴおかとは、「ミルクティーだけ先に飲まれて吸いにくいから残ってしまったひねくれもの」というキャラ。
2011年11月、その年の春に入社したばかりのよこみぞさんは数か月に一度あるという社内コンペを目前にして、アイデアがでないことで追い詰められていたといいます。
そのため、彼女は何をしたかというと、、、
「小学生のころから書き溜めていた落書きをあさった」
のだそうです。
もはや、藁にもすがる思いってやつですね。
でも、その甲斐あってこんな魅力的なキャラクターたちが誕生したわけです。
よこみぞさん、ありがとう!
ちなみに、よこみぞさんは当初から幅広い世代を対象にしてキャラ作りをしていたといいます。
そして、すみッコたちに「表情がない」のにも理由があるそうです。
その理由というのは「無表情の方が感情移入しやすい」というもの。
じつは、これってすみっこに限ったことではないんですね。
多分、あなたも心当たりあるはずです。
ほれ、無表情の人気者、、、、。
そう!
ミッキ、、、、おっと、口がすべった、、、そうじゃなくて、「ハローキティ―」です。
あとはブルーナの絵本の「ミッフィー」ですねえ。
そして、リラックマ様。
あ、蛇足ですけどわたしね、ずっと長いことミッフィーの口は×だとおもってたんですよ。
だから、あの×が花が開くように開いて飲食するんだとばかりおもって、冬になるとそのおぞましい妄想にとりつかれてこたつの中で震えておりました。
でも、本当は上の⋁が鼻で下の⋀が口だと知ってびっくり、そして安心しました。
そう、確かにウサギの顔ってよく見るとこんな感じの構造しているのよね。
いやあ、ブルーナさんってウサギの顔面観察の達人だったんだね、マジリスペクト!b(・x・)d
パナイね、ラビットフェイスオブザーバー(なんだそれ?)!
すみッコぐらしは男性にも人気
すみっコぐらしはその可愛さからもっぱら女性からの人気が強いもんだと思ってましたが、どうやら最近だと男性にも人気があるようです。
そして、その支持層には中年の人まで含まれているとか、、、、おそるべしすみっコ!!
で、なぜこんなにも支持されているのかについてですが、その理由については個人的な考察ですが、「すみっこたちの影のある感じに惹かれる」のではないか?、もっというと、すみッコたちの持つ「ちょっとした暗すぎないネガティブさに仲間意識を持っているのではないか?」てことです。
まあ、現代はストレス、それも特に人間関係のストレスが多いですからね、なるほどって気が勝手にしています。
ただね、バブル以降ないしそれ以前から人間関係のストレスとかが多い社会なんてのは日本では程度の差こそあれ当たり前だったと思うんですよね。
その中で、人付き合いの下手な人は散々割を食ってきたはず。
わたしは実は最近のこうした「すみっコぐらしが男性にもうけている」という現象をいいことだと思っています。
もちろん、見方によるとは思うのですが、個人的に社会から「やたらと男らしさを要求されて弱みを見せることがはばかられる」という風潮が薄れてきたいい兆しであると思っています。
「男は強くなければ」、そんな社会の性別に対する圧力が和らいだ結果の一つかなって思うんですね。
可愛いものが好きな男子だっていいし、スイーツ好きな男子だっていいわけです。
いや、そんな次元でなく性別なんて関係なく「○○が好きな○○さん」という個人として判断していけばいいわけです。
なので、個人的にはすみっコぐらしが男性にも支持されているというのは、「男性が強くあること、弱みを見せてはならないと強要される風潮」が弱くなったことの表れであると思えていい気分です。
なぜかって?
いやいや、このブログでも何度も言っている通り「自分に素直に生きたほうが幸せにちかづける」んですよ。
それに「自分の弱さを認めない強さ」ほどもろく、そして精神に害悪なものはないんです。
自分の足りなさを知ってそれを受け入れてこそ人生は、本当の意味で始まるんじゃないかなって思うんですよねえ、、、、、。
なので、変な男らしさなんてこの世からなくなっていいんです。
みんな強そうにしててもよわいもんさ、人間なんかさ、みんな。
頑張りすぎやウツの人にこそ知ってほしいすみっコぐらしの魅力
個人的に「すみっコぐらし」の魅力は、その「ちょっとしたネガティブさ、そしてそれに正直な姿」にあるのかなって思っています。
人間って大概どんなに強そうな人でも心に何らかのネガティブさを持っているものです(もちろん例外もいる)。
で、多くの人は社会の要請にこたえようと必死に心を削り強さを前面に出そうと、「甲冑を心にまとう」わけです。
でも、限界は当然あるわけですよ。
そんな時に、すみっコ達を見てみると「自分の弱さにふと気づかされる」んじゃないかと思うんです。
そして、同時にすみっコ達の「ちょっとネガティブで自信がない感じでも自然体で過ごしている姿」を見て、「自分の弱い部分を受け入れられる気持ち」になっている人もいるとおもいます。
そう、実はその「弱さを受け入れる」こと、つまり「自分は不完全である」ということを認めることが自尊心につながるんです。
自尊心は決して自信満々で何でもできるとおもうような横柄な全能感なんかじゃないし、プライドのような自分自身を苦しめるもんでもないんです。
自尊心とは「今の自分のあるがままをただ認める感覚」。
なので、頑張りすぎて疲れた人やウツっぽい人はすみっコ達の「頑張らないゆるさ」や「弱さをあえて隠さずそのままさらけ出している姿」を見て、「自分の足りないところも含めて自分だし、それでいいんだよな」て自分に優しくするきっかけにしたらいいかなって思います。
おすすめはすみっコぐらしのキャラクターたちのぬいぐるみを買ってハグしたりするといいでしょう。
詳しくはぬいぐるみセラピーの記事からどうぞ。
おわりに
この記事では「すみっこぐらしは後ろ向きキャラが多いのになぜ人気?心がいやされるのはなぜなのか?」について述べました。
すみっコぐらしがこんなに人気なのは、ただ単にかわいいからなんて言うものではなく、「あえて自分の弱さやネガティブな部分をさらけ出して、それでもそれをとりつくろったりかっこつけたりせずに自然体でいる姿」なんじゃないかと思います。
それにね、疲れて元気ない時に明るさやキラキラした可愛さってね、かなりの暴力なのよ、心には。
疲れているときは、それを受け入れるだけの力すらないからね。
だから、疲れたときはすみっコぐらしの世界に浸って、元気になるまで待つのも一興。
いいのさ、疲れるし、情けなくても自分は自分だしね。
自分に優しくいようぜい。
では!
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