「最近、すごくよく聞くモラルハラスメントっていったいなんなん?セクハラやパワハラはなんとなくわかるけど、モラハラっていまいちどんなことだかわからないわ、、、。それにパワハラが有害なのはめっちゃ分かるけど、モラハラっていうほど有害なん??なんかよくわからん。」
あーね、モラハラは心を殺すくらいの害悪よ。
甘く見てはあかんぞい。
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「モラルハラスメントって一体どんなもの?モラハラは人の心を殺す害悪」という話です。
今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- モラハラがどんなものかを知りたい人
- モラハラが心理面に及ぼす害悪について知りたい人
はい、ハラスメント、つまり嫌がらせですがその種類は実に多様です。
そう、パワハラにセクハラにマタハラにモラハラ、、、、もうね、次はどんな晴らす面が出てくるんだろうかってハラハラするね。
で、今回は以外と分かりにくいと思われるモラハラについて取り上げてみます。
モラハラって具体的にどんなものなのか?
モラハラって人の心理にどんな悪影響をもたらすのか?
少し探求してみましょうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
モラルハラスメントってなんぞ?
モラルハラスメントとは、
「モラルによる精神的暴力や嫌がらせのこと」
であるといいます。
モラルハラスメントとは、フランスの精神科医であるマリー=フランス=イルゴイエンヌさんにより提唱された言葉です。
外傷が残るために一目見てわかりやすい肉体的暴力とは違い、言葉や態度等により行われる精神的な暴力は長いこと軽視されてきたといいます。
それを取り上げたのがマリーさんだったわけです。
また、マリーさんはモラルハラスメントは「精神的な殺人である」とまで言っているとのこと。
そんな有害なモラハラですが、その基本的な特徴には
一見して「加害者側の言い分が正論に見えることが多い」ということ。
モラハラを行うような人は些細な相手の失敗を執拗かつ過大に責め立てて、大きな罰を与えようとします。
例えば恋人や夫婦の関係において、パートナーを以下のような小さな落ち度でネチネチと執拗に説教したり無視をし続けたりなんていうのも相当しますね。
- 待ち合わせに1分遅れた
- たった一言の言い間違いがあった
しかも、厄介なことに加害者側の心理としては、「わたしはいいことをしてやっている」とか「これはやって当然のことだ」なんて感覚でいたりします。
本当に困りものです、、、。
そして、職場でのモラハラは上司と部下、同僚同士で起こりやすくその特徴は以下のようであるといいます。
- 加害者意識が低い傾向がある
- 加害者が意識しないうちに業務上妨害行為、人格否定などを特定の被害者に行って精神的に苦痛を与えてしまう
- 被害者以外は問題に気が付きにくい
- 問題が表面化した際、被害者が退職や休職に追い込まれているケースも
引用
職場ではこのような人間関係上のトラブルは、非常に
恐ろしいものです。
あなたの職場は大丈夫でしょうか?
参考記事等
また、モラハラをしてきやすい人間にはいい人のふりをしている人もたくさんいます。
用心しましょうぞ。
参考記事等
モラハラは心を殺す
モラハラは大変精神的に有害です。
モラハラに被害者はモラハラを受けた当初はそれに対して言い返したりして抵抗するものですが、段々とそんな気力もうせてきてしまいます。
モラハラを行う加害者は「自分は正しい」と強く信じていたり口論にたけていたりする場合が多いため、抵抗するほどに激烈な罰を課そうとして来るものです。
なので、なんども口論で言い負かされたりすると、「自分が悪いのかな?」なんて気になり自己否定の感情が生まれてきます。
そうして、モラハラ被害者は理不尽な否定等の精神的暴力を受けていくにつれて、「反抗するとひどいことになる」ということを学習していくことになりますね。
心理学で言うところの学習性無力感にさいなむようになるわけです。
無力感を学習してしまうと、当たり前ですが「自分はやればできる」と思えなくなるので、物事に挑戦していこうとする気概が起こりません。
また、己否定の感情が強くなってくれば、自尊心が著しく損なわれて結果として、人生で幸福感を感じにくくなってしまいます。
もうね、モラハラ被害に遭うと人生がぶっ壊される感じしますね、、、。
ああ、つらみ。
モラハラする人にはどんな特徴があるのか?
モラハラする人とはできる限り、「距離を取ってかかわらないようにする」のが大事です(場合によるが)。
ただそもそもモラハラする人と距離を取りたいのであれば、その特徴を知る必要があるといえます。
では、モラハラをしがちな人の特徴ってどんなものがあるのでしょうか?
マリーさんは著書『モラルハラスメント』の中において、モラハラ加害者が相手を不安におとしいれるために多用する方法について以下のようなものをあげています。
- 政治的な意見や趣味など、相手の考えを嘲弄し、確信を揺るがせる
- 相手に言葉をかけない
- 人前で笑い者にする
- 他人の前で悪口を言う
- 釈明する機会を奪う
- 相手の欠陥をからかう
- 不愉快なほのめかしをしておいて、それがどういうことか説明しない
- 相手の判断力や決定に疑いをさしはさむ
参考
当たり前のことですが、上記特徴を多少持っていても全ての人がモラハラをするとは限りません。
まあ、一応モラハラ野郎に気を付けるための基準として使ってみましょう。
モラハラが理解されない時は相談だ
モラハラに対する対応策としては、以下のようなものがあります。
- 当人同士の話し合い
- 一時的にでも、加害者と被害者の間に物理的・時間的距離を置く(話し合いや被害者側の一種の洗脳状態が解けない場合)
また、モラハラを行う人の中には上述したようにやたら外面のいい人もいたりするため、いくら周りに訴えても理解してもらえないことがあります。
そのような場合には、専門家の助力が必要でしょう。
参考
http://www.mlc.ne.jp/moral.html
おわりに
この記事は「モラルハラスメントって一体どんなもの?モラハラは人の心を殺す害悪」と題しておおくりしました。
モラハラとは「モラルによる精神的暴力や嫌がらせのこと」であり非常に有害性です。
モラハラにあったら以下のような対策を取りましょう。
- 当人同士の話し合い
- 一時的にでも、加害者と被害者の間に物理的・時間的距離を置く(話し合いや被害者側の一種の洗脳状態が解けない場合)
ただ、上記だけでは解決しない場合には専門家の力をかりましょう。
あと、モラハラって知らないうちにやったりしているものだったりするので、日ごろから注意したいものですねえ。
では!
参考
参考記事等