「私、昔から内向的で色んなチャンスをのがしてきたような気がする。できることなら外向型の人達みたいにふるまえるようになりたいなあ」
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は内向的な人が外向的にふるまえるようになるためには行動を変えたらいいよ、と言う話です。
実は、考えは行動を変えることによって変わります。
考えだけ変えようとしてもそうそうかわるもんではありません。
ぜひ、行動を変えて内向型のいいところに外向型のいいところをプラスしちゃってくださいな!
では、ゆるりとおおくりします。
目次
1、内向型か外向型かは遺伝できまる
「内向型か外向型かって何で決まっているの?」
はい、遺伝です!
実は、生まれた時から外向型は外向型として、内向型は内向型として生きていくことは決まっているっていう話です。
これを裏付けるものとして、ハーバード大学のジェームズ=ケーガン教授が生後4カ月の赤さん達を対象として行った研究があります。
生後4か月の赤さん達に刺激を与えてその反応を観察すると、刺激に反応するグループと反応しないグループに分かれる事が分かりました。
結果として、教授は刺激に対して良く反応するグループの赤さんは成長すると内向的な性格になり、刺激に対してあまり反応しない赤さん達は成長すると外向的になる傾向があることを突き止めました。
三つ子の魂百までとはよく言ったもの。
内向型であることはもとからなんですね。
実は、内向型と外向型では脳に違いがあります。
例えば、ドーパミンという運動やホルモンの調整、快の感情に関わっている物質に対する感受性がいます。
内向型の人はドーパミンに対する感受性が高く少ない刺激で満足します(読書など)。
一方、外向的な人はドーパミンに対する感受性が低いので少ない刺激では退屈します。
これは遺伝子で決まっていることです。
2、内向型であることは強みであり個性
内向型の人には素晴らしい強みを沢山持っています。
簡単に列挙しただけでも
・慎重である
・集中力がある
・辛抱強い
・分析力がある
などなどまだまだ沢山あります。
ですから、内向的なあなたは強みを活かしていくことを考えたらいいのです!
内向型であることは素晴らしい個性です。
それに、生まれ持ってのものは変わることはないのですから、受け入れて前に進んだ方が建設的です。
一番良くないのは「内向型である自分には何かがたりない、他人よりおとっている」と感じてしまう事です。
こんな思考をしていると自尊心がいちじるしく損なわれて幸福感を感じることなんてできません。
いいんです、内向型であることは強みになります。
決して卑下しないで下さい!
3、内向型の生存戦略
とはいえ、外向型であった方が有利な場面もあります。
それは主に社交性が必要とされるような場面です。
自分が内向型であるとわかっているのなら、そもそも社交性を必要としない職業や生き方を選択するのが一番です。
とはいえ、現実には内向型でありながら接客業や営業職についている内向型の人達は沢山いますよね。
仕事である程度は外向型の人と同じような社交性を発揮する必要に迫られるわけです。
さらにいうと、友人をつくるのにも最低限の社交性は必要になってきます。
人生の幸福感は良好な人間関係でその大半がきまるとの研究もあるくらいです。
人間関係は重要です。
よって、内向型の人がとり得る戦略としては
「外向型の人の長所を技術として取り入れる」
というものが考えられるでしょう。
今一度、言っておきますが内向型であることは欠点だから外向型の人を見習うべきだと言っているわけではないですよ。
内向的であることは何にも問題ありません。
私が言いたいのは内向的であるという事を受け入れて、そのままの自分で素晴らしいとみとめつつも、「もっとこんなオプションがあったら便利かもね」と言うスタンスで外向型の人の特徴を技術的に習得してみようという事です。
なお、天職の探し方はこちら。
4、内向型の性格を外向型に変える行動10選
最初にいった通り、内向型の人は生まれてから死ぬまで内向型です。
途中で性格が変わることはありません。
ですが、根本的な性格をかえることはできずとも、行動を変えることで後天的に外向性を手に入れることができます。
そのための方法をこれからご紹介しましょう。
この方法は2018年のメソジスト大学の研究で明らかになったものです。
以下の10個の行動の内3つを選択して実際に3カ月行動するだけで性格が変化してくると言います。
・就寝前に、その日に自分がとった社交的と思われる行動を思い出そう
具体的には、宅配の配達に来た人にあいさつをした、近所の人とあいさつをしたり雑談をしたなどです。
その行動のどこがすきなのかを実際にかきだしましょう。
就寝前に紙に実際に書きだすことで自分の行動は望ましいのだと記憶に定着します。
・あいさつや世間話でいいのでよくいくお店の店員の人に話しかけよう
いつもいっているところと言うのがポイントです。
よく行くお店は、自分の普段の行動範囲内なので自分がどれだけ普段よりコミュニケーションが増えたかその進歩が分かりやすいです。
・返答リスト、ネタ帳をつくろう
内向的な人は普段自分から発信する機会は多くないと考えられるため、質問されても答えられないことが多いです。
そこで「仕事は?」、「趣味は?」、「休日は何をしているのか?」などの定番の問いに対する上手い返しをあらかじめ用意しておきましょう。
・初対面の人にあいさつする練習をしよう
さらに言うなら、あいさつをしつつ軽い雑談をしましょう。
慣れてくると自然と言葉が出てくるようになりますよ。
雑談力の鍛え方はこちら。
・しばらく会っていない友人に連絡をとってみよう
意外と人は久しぶりに連絡されても嫌ではないものです。
連絡してみましょう。
連絡の詳しいとり方についてはこちら。
・友人や知人の少ない人は初対面の人に外向性を向けよう
初対面の人に聞きたいことを事前にリストにまとめておきましょう。
なお、早い段階から深い話をすると効果的に相手に好印象を与えられることが分かっています。
・ボランティア活動に参加してみよう
利害関係や上下関係などのしがらみのない団体に参加して人間関係を作ってみましょう。
・簡単にできそうなスポーツを探し誰かを誘ってみよう
誰かと同じ体験を共有することで親密度が深まります。
そのためにはスポーツが最適です。
・誰かに質問されたら、相手の顔色をうかがわず正直に答えよう
自分を偽る事は全てのコミュニケーションにおいて問題となります。
自分を偽ると他人も自分を偽っていると思うようになって信用できなくなってしまいます。
なお、政治や宗教などのデリケートな問題についてこそ正直に話した方がいいです。
・今、自分の抱えている大きな問題について話してみよう
これは自己開示ですね。
自己開示をすると親密度は増します。
おわりに
この記事では内向的な人が外向的にふるまえるようになる行動について述べました。
内向的な人が外向性を身につけるには以下の行動が有効でした。
・就寝前に、その日に自分がとった社交的と思われる行動を思い出す
・あいさつや世間話でいいのでよくいくお店の店員の人に話しかける
・返答リスト、ネタ帳をつくる
・初対面の人にあいさつする練習をする
・しばらく会っていない友人に連絡をとってみる
・友人や知人の少ない人は初対面の人に外向性を向ける
・ボランティア活動に参加する
・簡単にできそうなスポーツを探し誰かを誘ってみる
・誰かに質問されたら、相手の顔色をうかがわず正直に答える
・今、自分の抱えている大きな問題について話してみる
前述したように、まずはこれら10個の行動の内から3つ選択して3カ月間ほど継続して見てくださいな。
きっと、自分でも外向性が身についたことを実感できるはずです。
実際に行動して、あなたの内向型としての強みに、さらなる強みを加えちゃってください!
では!
参考記事等