- ・恥ずかしい体験をしたくないと思っている人
- ・創造性を高めていきたい人
- ・話しのネタが欲しい人等
「現代は変化がとっても激しい時代だ。人と同じことばっかりやってたら時代の流れに取り残されてしまう気がして仕方ない、、、、。だから、もっと人と違ったことすべきなんだろうけど、とてもじゃないけどそんな勇気わいてこないや、、、、どうしたらいいんだろうか、、、、。」
そうだねえ、何か違ったことをやろうと思うと人目が気になったりして中々行動に移せないよね。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「恥ずかしい体験や感情を上手く活用して勇気や独自性を出す方法」についてです。
誰でも少しくらい、いや結構恥ずかしい体験ってあるはずです。
そういった体験は思い出すのも嫌なものですが、その「恥ずかしかったという体験」を利用してアイデアを出しやすくしたり思考が柔軟にできます。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
自虐ネタで勇気がでる
自虐ネタによって自分の性格を言いにくいことを言えたりする、また勇気がある性格に変化させることができると言います。
これはノースウェスタン大学の研究によるものです。
この実験では被験者をグループに分けペーパークリップの面白い使用法を考えてもらいました。
その際に、
「過去半年間における自分自身の身に起こった恥ずかしい経験を思い出す」
事をした場合、被験者たちの創造性が飛躍的に向上したんですね。
恥ずかしいことを思い出してもらったグループはアイデア量が35%増加し、アイデアの柔軟性は25%増加したという結果が出ました。
自虐ネタをいう事により自分の発言や意見にたいするハードルをさげることができるのです。
自虐ネタをいうことは自分のプライドや理想を下げる訓練になるので失敗に対する心理的抵抗が減るんですね。
失敗に対する抵抗感が減れば、おのずと新たな物事に挑戦しようという気が湧いてきますね。
例えば、「わたしは結構そそっかしくて困るんですよ。よく小学校のころは校長先生とお父さんと呼んで失笑されてたくらいです。ま、今は一旦相手をしっかり確認して「うん、この人はお父さんじゃない!」と認識してから話しかけるように意識してますよ。うっかり、お父さんとか言い出したら大変なんで」
みたいな感じでしょうか?
ちなみにこれわたしの実際にやらかしたことをもとにしております。
そう、よく校長先生を「お父さん」ってよんでいたわ、、、、。
で、自虐ネタをいうことによって「あ、この人は完ぺきではないんだな」みたいな安心感とか親近感のようなものを持ってもらえるって話です。
ただし、自虐ネタを使いすぎることには注意が必要かもしれません。
あんまり自虐ばかりしていると「イジラれキャラ」としての立ち位置が確定してしまい、なめられることにもなりかねません。
自虐ネタはここぞという時にとどめておいたほうがいいですねえ。
あとは過去の失敗等に基づく自虐をいった後に「そこから何を学んだか」という要素を付け加えるとマイナス印象が残りにくいのでおススメですね。
ただし男性の場合、モテるかどうかに関して言えば、自虐ネタは基本的にNGなのでそれだけはどうかお忘れなく。
よっぽど、イケメンでハイスペックの完璧超人なら話は別ですけどね。
恥ずかしい体験を思い出すとアイデアが出る
誰でもアイデアはそれなりに浮かぶもの。
でも意識的、無意識的に「こんな下らない考えつかえんわ!」と判断していたりします。
そうすると、「もっとまともな考えを!」と思考が硬直化してしまい、何にも思いつかなくなってしまいますね。
例えば、「人類は数万年の長きにわたって進化していない。もうそろそろ、人類は進化した方がいい。今後は人類とAiとの融合を図るべきだ」とかね。
今となっては、そんなに突飛な考えでも無くなってきましたが、これが数十年前であれば「ありえない」と一蹴されるような考えだと思います。
恥ずかしい体験を思い出すと、普段は「くだらない」と思ってなかったことにしてしまうアイデアもよく出るようになります。
そして、当然ながらアイデアの方向性が一般に考えられる「まともな方向」ではなく、一般的には「おかしな方向」に進むようになります。
それこそが「柔軟性の育成」につながると言えます。
自分の創造性を高めたいのであれば、恥ずかしい体験を思い浮かべてみましょう。
では、以下にフローチャートで恥ずかしい体験の効果をまとめてみましょう。
1、恥ずかしい体験を思い浮かべる
↓
2、自分は人間だし失敗するもあるという感覚を得る
↓
3、見栄やプライドが減る
↓
4、創造性を抑制しているリミッタ―が外れる
↓
5、柔軟なアイデアが生まれる
まあ、恥ずかしい体験を思い出すのって人によって程度の差こそあれ、あんまりいい気分じゃないはずです。
夜寝る前になんて思いだしたら「アアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」て恥ずかしさのあまり絶叫して悶えてしまうかもしれません、、、、。
でも、自分の思考を柔軟にして視野を広げるのには、大いに有効な手段なんですよね。
ちょいと、しんどいかもですがアイデア必要な時はやってみて。
まあ、早い話が世の中の常識、ないしあなたにとっての「まともさ」というしばりから脱することで思いもかけないすごい考えにたどり着けたりするって話ですね。
常識にしばられちゃいかんのです。
周りの目を気にせず自分で考えた方がいい
いい考えを出す方法といえばブレインスト―ミングを思いつく人も多いかと思います。
しかし、最近はブレインストーミングには効果が無いのではないか?なんて言われています。
実はブレインストーミングに関するメタ分析による研究があります。
この研究は800チームの成果を調べたものでした。
結果はざっと以下の通りです。
- およそ、他人と考えるより一人の方が独創性のあるアイデアがでる
- チームの規模が大きくなるほどアイデアの出が悪くなり、独創性も減る
欲三人集まれば文殊の知恵なんて言いますが、実際のところは会議等で集まった他のメンバーからの圧力(ピアプレッシャー)によってありきたりな結論に終着することが多いと言います。
そのため、『Red Thread Thinking』の著者デブラ・ケイさんによるとブレインストーミングの正しい活用法は「アイデアを出す事」ではなく、「疑問や質問を生み出す場」として活用した方がよいと指摘しています。
なので、人と違った発想をしたいというのなら、「群れないで一人で考えること」が基本となるでしょうね。
その際には、上述したよ言うに『恥ずかしい体験』を思い出す事も忘れずにするようにしましょう。
そして、自分の恥ずかしかったことも他人に言えるようになってくると行動や性格も変わってきますね。
端的に言うなら、自尊心が向上して来ると言えそうです。
それに自分の弱さを人に対して表現するのは心理学的には悪いことではありません。
むしろ、自分の弱点をさらけ出せる人を人は「強い人」と認識する傾向がありますね。
そう、「恥ずかしさは力になる」。
とはいえ、どうしても人には「はずかしかったことなんて言いたくない。でも、発想力はあげたい」という人もいるいはず。
そんな人は人にいわなくていいので、思い出したり日記に記しておくとかしておきましょう。
ちなみに、発想力をあげたいのなら、好奇心をあげるのも忘れてはいけませんね。
恥ずかしい体験を思い出すのもいいですが、好奇心も一緒にあげていきましょう。
好奇心のあげ方については以下参照。
おわりに
この記事では「恥ずかしい体験や感情を上手く活用して勇気や独自性を出す方法」について述べました。
やることは非常にシンプルです。
「自分の経験した恥ずかしかった体験を思い出す」これだけです。
恥ずかしいという感情は基本的には好ましいとは言いにくい感情です。
でも、そんな一見ネガティブな感情にも意外な使い道があるいんですねえ。
まさにこれこそ独創的?
では!
参考記事等