デバイアスで偏見をぶっこわす!柔軟な思考をてにしよう!
変更, 新しい始まり, リニューアル, イノベーション, 目新しさ, 順序の変更, 新しいルール, 改革

「最近、バイアスについての知識は割とついて来た気がするけど、やっぱりバイアスからは自由になれていないなあ。なんとかならないもんかなあ」。

んー、確かになあ。

分かっちゃいるんだけどなかなかなおらなかったりするよねえ。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題はデバイアスです。

つまり、バイアス解除!!

実際のところ、バイアスについて理解をしているだけでは限界があります。

今回はバイアスを解除する思考方法についてみていきたいともいます!

では、ゆるりとおおくりします。

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1、デバイアスとは??

デバイアスとは「偏見解除」のこと。

そう、知っている人は知っていますがデバイアスの「デ」は「デカフェ」などの「デ」と同じもの。

「デ」とは「de」、つまり「離れる」です。

デバイアスとはバイアスから離れること、そこから、解除という意味に繋がっていきます

あらめて言っておきますが、自分はバイアスから自由であると思っていても実際には、かなり思考がバイアスまみれです。

それに、いってみれば「自分はバイアスによって思考をゆがめられていない」と思う事自体が、すでに「バイアス死角」というバイアスなのです。

バイアスについて詳しくは以下からどうぞ

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認知バイアスへの理解を深めて判断ミスを防ごう!
認知バイアスへの理解を深めて判断ミスを防ごう!
2019.9.16
「認知バイアスってよく聞くけど…なんだったっけ?確か、前に本で読んだ気がするけどよくわからなかったし、おぼえてないや。まあ、私の頭が悪いのが全部いけないんだけどさ」。 ちょ、ちょ、...

2、バイアス解除12の方法

では、これからデバイアスのための秘策、デバイアスガイドラインを提示しましょう。

このデバイアスガイドラインは、2013年ペンシルバニア大学の研究によるものです。

さて、バイアスによってゆがめられた世界を脱して、真実を退治する旅路へ、、、、、いざ!

では、どぅーぞ!

-バイアス解除!-

・勉強する

当然ではありますが、バイアスについて勉強をしないとバイアスに飲み込まれます。

ですから、「勉強し続けましょう!」

なんでも、勉強した効果は2~3週間ほどしか持たないとのことです。

バイアスにかかりたくないのなら、一生勉強し続けましょう!

あー、つらたん。

・一つずつチェック

複数の選択肢がある場合、比較などをせずに一つずつ吟味しましょう。

相互に比較するのではなく、単独でメリットとデメリットを抽出しましょう。

なお、一つ一つ吟味することで想像力がはたらき

新しい視点でものを考えられるようにもなります。

これによりバイアスが解除されます。

・失敗を前向きにとらえよう

多くの人は自分の成功確立を高く見積もりすぎる傾向があります。

そのため、自分に都合のいい情報のみに意識が集中し新しい視点が生まれづらいのです

自分が都合よく考えてしまうもの事に新しい視座をあたえることが重要です。

自分の失敗した未来を前向きに考えましょう。

すると、自分の選択が適当かどうかがハッキリしてきます。

例えば、

「私はこの職種に就きたいな。でも、もしこの選択が間違いだったら実際の業務内容は理想とは真逆で非常に単純で刺激がないものなのかもしれない…」

などと考えてみます。

あくまで、「前向き」に考えましょうね。

新しい見方に気付くために考えるので。

・真ん中を取る

まず、直感で重要度を判断し、その情報が間違いだとしたらどうなのかと最悪の場合を考えてその2つの中間をとる方法です。

最初の直観と最悪の場合の想定、この2要素の中間をとるのがバイアスにとらわれないバランスよい判断になります。

・問題を分割

大きな問題に対峙する時、人は自信過剰の罠と自信過小の罠の2つの罠に陥ります。

こんな時は問題を分割し、判断回数をふやしましょう!

判断回数が増加した分、新しい視点がうまれることになりバイアスが解除されます。

・時間を区切って考えよう

時間を細かく区切り未来をイメージします。

例えば、5ヶ月後に何らかの決定をしなくてはいけなくなったとします。

その際に、一ヶ月単位に区切って考えます。

いきなり5ヶ月後の重要事項について決めるのではなく、まずは直近の小さい決定からしていくのです。


判断回数が増えることで新しい視点が生まれます。

・行動ルールチェックリスト

一定の行動とルールをセットにします。

例えば…

  • 朝起きたらジョギングする
  • 通勤時は本を読む
  • 昼食後はスクワットをする
  • 入浴後はマインドフルネス瞑想を20分する

などなど。

より具体的にリストを作成しましょう。

このようにリストを作成することで判断ミスが45%も減少することが分かっています。

実はわたしも最近では日常に決めごとをするようにしています。

朝起きたら「まず、コーヒーを飲んでリラックスする」とか「お風呂に入ったら浴そうの中で瞑想する」とかそんな程度ですが(笑)。

まあ、無いよりは絶対にいって事だけは言えます!

どんなつまらないことでもいいので、是非取り入れてみてくださいな!

・ごほうび

自分にごほうびをあげて、モチベーションをあげましょう。

そうすれば、試行回数が増えます、

とるべき選択が分かってはいても、モチベーションが無いという時に有効です。

・周りの人

自分がかかっているバイアスにかかっていない人が周りにいると自分のバイアスが解除されます。

例えば、投票率の低さに悩む自治体が投票率のリストを近所に配ったら投票率が上がったという例があります。

これは投票率の低さを住民が知ることで、自治体にいる自分以外の住民の行動がわかりバイアスが解除されたからです。

なお、自己コントロール能力が高い人は状況を客観視できます。

もし、自分の自己コントロール能力が高くなくても、自己コントロール能力の高い人と付き合えば、自分の自己コントロール能力も上昇し、結果としてバイアスを解除できます。

・計画プロンプト

もし、あなたが何かをやろうと決心したら、より細かい段階を踏んだ手順書を作成するのが良いです。

取扱い説明書のように、第三者が見てもすぐわかる位詳細につくりましょう。

このように詳細に段取りを決めることで、面倒くさいという思いが減り、心理的に取り組みやすくなります。

・強制的休憩

私達は一旦何かの行動を選択すると休みなく突っ走ってしまいがちです。

あえて、強制的な休憩ポイントを作ることで判断をおくらせましょう。

判断をあえて遅れさせることにより、直感だけで判断するのを防ぐことができます。

・アドバンスチョイス

まあ、基本的に人間は楽をしたい生き物です。

人間は決断することを迫られると、つらいことや苦しいことから逃れようとします。

そのため、様々な誘惑に負けて現状維持をしてしまいがちです。

より良い結果がえられるのであれば、辛く苦しいとわかっていても事前によりよい選択をするようけっていしておきましょう。

おわりに

この記事ではデバイアス、つまいりバイアス解除のための方法について述べました。

その方法については以下でした。

  • 勉強する
  • 一つずつチェック
  • 失敗を前向きにとらえよう
  • 真ん中を取る
  • 問題を分割
  • 時間を区切って考えよう
  • 行動ルールチェックリスト
  • ごほうび
  • 周りの人
  • 計画プロンプト
  • 強制的休憩
  • アドバンスチョイス

結構色んな方法がありましたね。

とてもじゃないけど、いきなり全部やるなんて無理ですね。

ですから、できそうなことから始めてみましょう。

個人的によくやっているものとしては、「勉強する」や「強制的休憩」、「問題を分割」などでしょうか。

なお、やりやすさという点で言うなら「ごほうび」や「強制的休憩」なんかはとてもやりやすいと言えそうです。

各自のやりやすいものを選んでバイアスを解除し日々正しい判断を重ねていきましょう!

では!

参考記事等

心理学でいう、トップダウン処理とボトムアップ処理っていったい何?

https://datsumanneri.com/no-more-bias/
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