「いちいち芸能人の不倫報道に怒っている人たちって何なん?バカなの?狂ってんの?頭悪すぎじゃね?他人の不倫なんて知ったことかよ。そんなもんどうでもいいわ!くっだらね!てか、あんなゴシップネタ自体いらねえよ。もっと、報道すべきことなんていくらだってあるだろう?報道各社は暇人の集まりか!」
まあ分からんではないが、報道各社が暇人のあつまりなのではなくて、結局多くの人がそういったことに反応するからネタにするんよなあ、、、。
もし、不倫報道を根絶したいならだれも反応しないようになればいいのさ。
「~が不倫」とか来ても「ふーん、自分の事じゃないからし~らない」て全ての人が知らんぷり出来たら消えるやろ。
ま、でも、、、それは無理だろな。
残念ながら不倫報道は不滅!!
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです。
今回の話題は「不倫報道にいちいち腹を立てる人はなんで後を絶たないのか?その心理は?」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
- 不倫報道でいちいち怒っている人が不快な人
- 不倫報道が絶滅しない理由を探りたい人
なぜ、多くの人が不倫報道にいちいち目くじらを立てるのか気になる人
いきなり、みなさんは有名人の不倫報道に対して腹が立ちますか?
わたしは「あー、人間も所詮動物やしなあ」て感じで、それ以外には特に何も思うところはありません。
ただ、不倫報道に腹が立つかはともかく「どうしてそ不倫が起こったのか?」とか「不倫した人はどんな性格傾向の人か」には興味があります。
ある意味、心理分析のネタとしては「有名人の~が不倫した」というのは実に美味しい話題です。
今回はなんで有名人の不倫に腹を立てる人が後を絶たないのか、不倫報道のちょっとした日常での活用の仕方なんかについても考察していきたいと思います。
では、まいる。
目次
なんで、人は他人の不倫騒動に腹なんて立てるのか?
本当に世の中には「~が不倫した」みたいなくそショーもないニュースがあふれてます。
そんな風潮にあって「そんな下らんことはどうでもいいから、国際情勢とかでもっと取り上げるべき重要なことがあるだろ」、と逆に不倫を積極的に報道するメディアの姿勢に腹が立つ人もいるかもしれません。
ま、わたしがそうだったというのもありますが、、、。
で、こんなにもメディア各社が有名人の不倫を報道するのはなぜなのかといえば、視聴率が取れるからなわけです。
では、なんで人は他人の不倫なんていう「自分にとっては何の利害もないこと」にいちいち腹を立てるのでしょう?
不倫をバッシングする人たちには何らかの本人なりの正義のようなものがある気がします。
その正義は「子供がかわいそう」だの「モラルにもとる」だの「そもそも違法行為だ」だの、、、色々です。
日本のような共同体意識の強い国(おそらく農耕民族なため)では、不倫をする、つまり「集団の規範における逸脱行為」をする人は集団の利益を「ただで利用、かすめ取る搾取者(フリーライダー)」といえるわけです。
集団は、その構成員からの労力や時間やらといった様々な資源の提供で成り立っているため、資源を提供せずに集団から利益を受けるものが増えては集団自体が崩壊する危険がありますね。
そこで場合によっては、そのフリーライダーを他の構成員が自分に直接的な得がない、むしろ損になるのに攻撃する(スパイト行動)なんてことが起こったりするわけです(おそらくこれが自己犠牲を尊ぶ悪しき風習へとつながる元凶でもある)。
※社会性の高い人類のような種族ではフリーライダーを見つけ出すために嫉妬の感情が使われたりする。
詳しくは以下の記事から。
メシウマの正体はシャーデンフロイデ。妬みが人から無くならない訳。
不倫という文脈で言えば、みんな法律や慣習、倫理規範等を意識して「不倫をしないとコストを払っている」のに、「そんな規則しらん」と無視する連中が増えたら社会の統制が取れなくなってくるので労力を払ってでも抑止しようとする人が出てくる訳です。
それがいわゆる怒りとして表れてくるといえそうですね。
いわゆる義憤なんてものもこのスパイト行動の一種なのかもしれません。
ただ、不倫はあくまでヒトを生物の一種としてみた場合には、何もおかしな行動ではありません。
種を保存するための戦略の一環です。
事実、人口の50%は不倫をしやすい遺伝子の特殊な変異を持っているという研究があります。
この遺伝子上の変異をもっていると、生涯の不倫率や離婚率、未婚率が高いそうです。
不倫が悪という考えは一夫一婦制ができたから後付けで生じた価値観にすぎないのかもしれませんな(だから、不倫は問題ないといいたいわけではない)。
そう考えてくると、「そもそも現在のような一夫一婦制自体が本能的には人には適さないのではないか?」なんて気分にすらなってきますねえ。
ただ、一夫一婦制の定着については、以下のような説がある模様。
- 農耕が始まり規模の大きい集団生活を営むようになってから定着した
- 集団の規模が大きくなっても乱婚を続けていると性病の蔓延によりし共同体が存続しにくくなるから定着した
こう考えると、一夫一婦制の成立にもそれなりの意味があったといえましょう。
ただ、そうはいってもこれらは「理性の選択」に過ぎず、本能による自然な選択ではないので場合によっては無理が出てくるってことでしょうね。
理性であまり理想論を語りすぎては人が生きにくい社会になりますし、結果として本能に則さないので人類が滅亡するなんて話にもなりそうです。
とはいえ、グノーシス主義の一派のように「人間の欲望を全肯定する」ようではそれはそれで人類が滅亡しそうな気がします(もしかしたら、本能に忠実ならそれが自然だから滅ばない可能性もワンチャンある?)。
んー、中々難しい問題です。
結局は、理性と本能のバランスをとっていかないと人類は滅亡するっていう結論になりそう、、、。
ま、知らんけど。
いずれにせよ、これだけは言える。
「人が人である限り不倫がなくなることは決してないし、それをたたく人が地上から消えてなくなることも決してない」と。
不倫報道が流れたときはチャンスでもある
正直、不倫報道自体に何らの実際的な生産性は何もないので、見聞きする価値もほとんどないし気にする必要すらないものといえる気がします。
しかし、そんな一見実益のない不倫報道ではありますが、活用の仕方によってはパートナーの浮気可能性を見破ること繋がるかもしれません。
ある研究によると、浮気しやすい人の特徴として以下のようなものがあるとの示唆があります。
- 周囲に浮気経験のある人がいる
- 浮気に寛容
- 浮気を過去にしたことがある
※以上3つの条件をそろえると、不倫する確率は73%にまで上がるという、、、。
不倫報道がニュースで流れたりしたときにその報道をネタにして、これから付き合おうとしている異性や気になる異性にそれとなく、不倫に対して寛容なのか周囲に浮気した人がいるのかを探れるかもしれません。
浮気や不倫に敏感な人は、事前に浮気しやすい人の特徴などを知っておくと色々備えられるでしょう。
浮気しやすい人の特徴について詳しくは以下の記事からどうぞ。
おわりに
この記事は「不倫報道にいちいち腹を立てる人はなんで後を絶たないのか?その心理は?」と題しておおくりしました。
不倫は人間の生存戦略の一環であるので、人が人である限りなくなることはないでしょう。
そして、同時に不倫をたたく人の心理もまた本能によるものであるため、これもなくならないでしょうねえ。
そして、気になる人がいる限り、その耳目を刺激したいメディアは不倫報道を垂れ流し続ける、、、。
あー、ジレンマだね。
どうも、不倫報道という生産性のない物はなくならないようです。
理性と本能のバランスをとって生きていきたいものですねえ。
理性と本能どっちに偏りすぎても人類は滅亡しそうです。
では!
参考
https://president.jp/articles/-/33173?page=4
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dcf5da4bc3d22b44faf9f9ca19feaab79e3ac17
参考記事等