今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- ポカホンタス女というワードの意味が気になる人
- 面白いワードを知りたい人
最近、本当いろんな不思議なワードが流行っています。
その一つが今回取り上げたポカホンタス女というワードもその一つです。
ポカホンタスといえば、あの有名なディズニーの名作映画。
だから、ポカホンタス女というワードからどちらかというと、ポジティブな印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、このワードは「欧米をはじめ海外かぶれした意識高い系女性のこと」を意味するネガティブワードです。さて、そんなポカホンタス女の性格ってどんなもんなんでしょう?
今回はポカホンタス女という言葉の意味やその性格などについて考察していくとしましょう。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
ポカホンタスってそもそも誰?ポカホンタス女ってどんな意味?
まず、本物のポカホンタスについて確認です。
ポカホンタス(1595年頃~1617年)はネイティブアメリカンのポウハタン族の女性であり、本名はマトアカまたはマトワであるといいます。
彼女に関しては数々の美談や神話が残されており、彼女は新世界(発見当時のアメリカ)初の有名人でもありました。
そして現在では、ポカホンタスはディズニーの映画の題材にもなっていますね。
より詳しい彼女の来歴については以下からどうぞ。
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%AB%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B9
さて、そんなポカホンタスの名を冠する?「ポカホンタス女」とはいったいどんな女性のことを表す言葉なんでしょうか?
気になるところですねえ。
で、結論から言うとポカホンタス女とは2020年7月現在で、
「欧米をはじめ海外かぶれした意識高い系女性のこと」
を指す言葉として使われている模様。
ただ、最初はこのような意味では使われていなかった様です。
ポカホンタス女という言葉は当初「ポカホンタスみたいな女」と言われており、2019年9月頃から掲示板で定着し始めたといいます。
欧米の男性を彼氏に持つ日本人女性には、「黒髪ロング、切れ長の目、オリエンタルな雰囲気の女性が多い」という本当かどうかよくわかんない偏見?があるようで、そのような女性達を「ポカホンタスみたいな女」とよんでいたようですね。
ただ、現在では上述したように、西洋かぶれした意識高い系女性のことを意味するようになってきました。
つまり、欧米文化の方が日本文化より優位していると思い日本文化を見下し、「海外では~だから」とか「日本って遅れているよねえ」なんていう女性だってことですねえ。
まあ、全身複雑骨折くらい痛々しい人たちです。
俗にいう「海外出羽守」の女版ですね。
※海外出羽守とは、「〜の国では」と何かにつけて海外の事例を引き合いに出して語る人の事である。
ポカホンタス女は現在ではこのようにネガティブな意味合いで使われてしまっているため、ディズニー映画のファンたちの中にはポカホンタスがこのようにネガティブな意味合いで使われていることを苦々しく思う人もいるとか。
まあ、そらそうよね。
自分の好きなものをバカにされている感じがするもんねえ。
なお、ポカホンタス女の対義語はチー牛だそうです。
チー牛について詳しくはこちら。
ポカホンタス女の性格的特徴
さて、ポカホンタス女の性格的特徴っていったい何なんでしょうか?
ポカホンタス女は上述のように勘違いした痛々しい意識高い系です。
こういった人は「能力がない人程自分が有能であると思い込むというダニングクルーガー効果」に陥っている可能性がありそうですよね。
時に根拠のない自信の必要性は叫ばれますが、あまりに自信過剰だと自分を客観的に見れず、自分には今どのくらいの実力があるのかを確かめられないので成長できなくなりますね。
ポカホンタス女のように謎の自信に満ち溢れているのは、控えめに言っても成長できないってことですな。
ダニングクルーガー効果以外のバイアスについてはこちら。
また、ポカホンタス女さん達は、「アメリカでは~なのに日本では~なんだよね。日本て遅れてるよね」みたいなことをよくいうといいますが、これって完全に「他人のふんどしで相撲を取る」とか「虎の威を借りるキツネ」といった印象です。
なんだか、小物臭がひどい事になっていますね。
「お前、自分の実績でもの語れや!」といいたくなってきます。
ただ、こういった他者の意向を借りてものを語る人って結構いますよね。
たまたまポカホンタス女の場合は、「中途半端な海外経験があって海外かぶれになった」というだけで、他にも「ハイスペック彼氏と付き合っているから自分もハイスペック」等のように自分と他人の功績を一緒くたにしている頭の弱そうな人もいます。
まあ、一言で言ってダサいですよな、こういうのは。
反面教師として活用したいものです。
どの文化圏にもすばらしいものはあるよな
どの文化圏にも素晴らしいものは必ずあります。
ポカホンタス女のような欧米かぶれはやたらと「欧米の文化ってすごい!」と考えていたりします。
そして、逆にかなり保守的な人は「日本文化は他の国の文化より優れている!素晴らしい」なんていいだしたりします。
どちらもかなり思考が偏っており危うい思考をしているといえますね。
どこの国の文化にも「こんなろくでもない時代遅れな風習や考え方があるのかよ、、、」と思う一方で、「これはすばらしい!」と思うような文化があったりもするものです。
正直、文化全体として「すばらしい!」と賛美する程ばかばかしいことはありません。
また逆もしかりです。
「アメリカの文化のここは素晴らしいと思うが、ここはよくない」とか「日本のここはいいがここはよくない」みたいに文化を総体として評価するのではなく、「もっと分析的に見る」必要があるということです。
なので、個人的にはその国の文化等を要素として分解して、その文化等が一体何にどのように寄与してどの点から有用なのかを考えていくようにしたほうが いいと思います。
まあ、人間なので誰しもそれなりにバイアスが入り込んだりはしますけどね、、、。
おわりに
この記事は「ポカホンタス女って一体どんな性格をした女性なんだ?「意識高い系?」」と題しておおくりしました。
ポカホンタス女とは端的に言うと、「欧米をはじめ海外かぶれした意識高い系女性のこと」でしたね。
欧米かぶれにしてもむやみな日本あげもどちらも不毛であり、愚行であると思います。
どの国の文化にもいい文化と悪い文化というものがあると考えられますね(もっとも、見方による)。
思考を柔軟にして「どれかが一番いい」みたいな思考にならないようにしたいものです。
では!
参考記事等
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ヴィエの作者であるバーバパパは怖い。しかし、非常にカオスで面白い
「はじめまして松尾です」はなぜ面白いのか?なぜつまらないといわれるのか?
気になるパワーワード集めてみた。あと破壊力のある言葉の作り方も考えてみた