今回は以下の様な方に向けておおくりします。
自分の部屋が汚くなっているのを気にしている人
部屋が汚くなってきている事を
話しのネタが欲しい人等
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「|部屋はきれいに!|汚部屋の住人は人生がうまくいかない?」という話です。
もうとっくのとうに大掃除の時期は過ぎ2023年になってしまいましたが、今回はあえて「部屋が汚い事」がどれだけ有害であるかについてとり上げてみようかと思う次第。
部屋が汚いとメンタルを病んだり人生に対する満足感が減ったりするという可能性があるので、部屋が散らかっている人は早急に片づけてくださいませませ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
汚部屋の住人が見舞われる不幸
汚部屋の住人、つまり「汚ない部屋に住んでいる人」は、「いろんな面で不幸に見舞われる可能性」があります。
その不幸の具体的なものとしては以下のようなものがあると近年言われているんですね。
・人生の満足度が低下する
・メンタル状態の悪化
・思考効率の低下
・不健康な食事の量が増加する
ふむ、、、どれもこれも嫌なものばかりですねえ、、、。
では、それぞれ少し以下補足していきます。
・人生の満足度が低下する
ニューメキシコ大学の研究では、散らかった部屋がどれほど人生の満足度を低下させるかについて調査しています。
参考
The dark side of home: Assessing possession ‘clutter’ on subjective well-being
この研究では、「部屋を片づけられない事で悩む男女約1,500人」を集めて、「自分の部屋の散らかっている程度」や「自分の部屋への愛着度」、「自分の持ち物に抱いているアイデンティティ」などを評価しました。
その結果、以下のような結果が示唆されたそうです。
部屋が整理整頓されていない人には、家で安心できない傾向があり人生の幸福感も下がりやすい。部屋の乱れが行き過ぎる事で、個人的苦痛や居場所がない感情が増加する。
んー、、、最悪やで、、、。
部屋がゴミゴミしてくると、生きている意味が分かんなくなってくるし世界に居場所がない気持ちになってくるという話ですな、、、。
これはダメですねえ、、、うつになりますねえ。
・メンタル状態の悪化
サウスカロライナ大学の「ストレスと幸福に関する過去100年の研究を検証した調査」によると、部屋の散らかり具合とメンタルとの間には以下のような関係がある事が示唆されたといいます。
参考
・近年の研究で、非常に散らかっている職場で旗ラック人のメンタルヘルスはどんどん悪化していく傾向にある
・·職場の満足度に関する研究において、従業員が自分の環境を自由にカスタマイズできて適度に整理整頓ができている職場ほどメンタルヘルスが改善される傾向にある
ふむ、いずれしても、散らかった職場は相当メンタルに悪そうですなあ。
と言う事で、自分の部屋をしっかり綺麗に整頓しておくのが得策ですね。
・思考効率の低下
トロント大学の研究によると、「記憶力低下の最大の要因はメンタルクラッカーである」と言います。
参考
Cognitive Control As a Double-Edged Sword
メンタルクラッカーとは、「脳が無関係な情報を抑制できず思考の処理力が低下する状態」を意味しています。
つまり汚部屋の場合であれば、散らかった雑然とした部屋の状態のせいで脳の処理能力が低下して物覚えが悪くなるってことですね。
んー、これは大学受験や各種資格試験を頑張っている人からしたら大問題って話になりますよな。
身の回りは常に綺麗に整頓しておきたいものです。
雑然とした部屋にいると頭まで悪くなると考えたら、もう部屋を片付ける以外にはないでしょう。
・不健康な食事の量が増加する
ニューサウスウェールズ大学等の報告によると、「雑然とした環境(例:散らかったキッチンやダイニングルーム等)で食事をする事で、クッキーやスナックをより多く食べるようになる」そうな。
参考
Clutter, Chaos, and Overconsumption: The Role of Mind-Set in Stressful and Chaotic Food Environments
この実験では、111名の被験者たちを集め「散らかったキッチンで食事をする群」と「綺麗なキッチンで食事をする群」に分けて比較していますが、「散らかったキッチンで食事をする群」は「綺麗なキッチンで食事をする群」に比べて2倍ものクッキーを食べてしまったといいます。
要は、「雑然とした環境にいる→環境のせいでストレスが増加→ストレスのせいで過食」といった図式が成立するってわけですね。
いやあ、、、なんだか怖いですねえ。
少々極論かもしれませんが、「汚部屋の住人になるとデブ化が加速する」って話にもなりそうです。
※あまり偏見は持つべきではないが、個人的に「散らかった汚部屋に住んでいる人に肥満体型の人が多い」という傾向は確かな気がしている。
となると、部屋をきちんと整理整頓する事で、「結果的にダイエットにもなる」のかもしれません。
汚部屋にいるとメンタルやむのはマジ(体験談)
さて、ここからはわたしの体験談です。
お恥ずかしながら少し前まで、わたしの部屋は本であふれかえっていてかなり雑然としていました。
それこそ机の上には積読状態になった本が幾本もタワーを形成している有様です。
しかも、自分の机の周りは本箱に完全包囲されております。
正直、この状態を雑然と呼ばず何と呼べばいいでしょうか??
ブログを書く都合上、どうしてもいろんな本を買うので知らない内に机の上が本だらけになっていたんですな。
んで、こんな風に本であふれかえっていた時のわたしのメンタルは今考えてみると、割と荒れやすかった気がするんです。
まあ、作業負荷のせいもあるとは思うんですが、どうもセルフネグレクト気味で風呂に入ったり食事をしたりといった事はしっかりするもののどうにも「めんどうだ」という思考が頭に常にありましたし、常に頭がモヤモヤするような気分でした。
そんな状況が結構続いていたんですが、去年の6月だか7月だかそのくらいに何となく思い立って机周りを一気に掃除したんですな。
わたしは、蔵書の中から不要なものを選び出して捨てたり売ったり、はたまた電子書籍を導入したりって感じで何とか本を減らして積読状態を解消したんです。
そうしたら、本箱の多さは相変わらずではありますが、机の上が整理され、大分頭のモヤモヤが晴れて作業に集中しやすくなった気がしました。
そんなわけなので、個人的に部屋の散らかりようと頭の働きやメンタルの不調はリンクしているような気がしてなりません。
とりあえず、散らかった部屋は百害あって一利なしという感じですんで、きちんと整理するのがおすすめですぞ。
おわりに
この記事は「|部屋はきれいに!|汚部屋の住人は人生がうまくいかない?」と題しておおくりしました。
最近、部屋の散らかり具合とメンタルの不調や人生の不満足さの間には相関があるのではないかと言われているわけですが、個人的にはこの話は納得です。
わたしの経験上、部屋が散らかっているとどうも頭の働きが悪くなるし気もすさみやすくなっている気がして仕方ないんですよね。
まあ、部屋を整理整頓する事でデメリットは何もないので、部屋が散らかっているかどうかを気にしてこなかった人は、これを機に部屋の整理整頓を意識してみてもいいかと思います。
汚部屋の住人にはなりたくないもんです。
では!
参考記事等