「はあ、もう無理。人間関係なんてもういや。疲れた」
「どうして、嫌ってくる人がいるのよ!私なんもしてないじゃん!」
「あー、うちの職場のあいつ、うぜー!」
うむうむ、いろいろあるねえ、、、。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
はい、今回の話題は人間関係に疲れたら考え方を変えたら楽になれるよ、と言う話です。
社会の皆さん、お疲れ様。
本当、人間関係って大変ですよね。
なんか、意味もなく嫌ってくる人もたくさんいますもんね。
「一体、どうしたらいいっちゅうねん!」
て、思わずおこりたくなるものですよね。
ただですね、嫌うひとがいるのにはちゃんと理由があるんです…。
それがわかったら、もうなやまなくていいやって思えるはず。
ではでは、ゆるりとお送りします。
目次
1、自然の摂理「パレートの法則」
早速ですが、みなさんは「パレートの法則」と言うのを聞いたことがありますか?
これはイタリアのヴィルフレドパレートという経済学者が発見した法則なんです。
さて、どんな法則かと言うと、、、
「ほとんどの現象には2:8くらいのばらつきがありまっせ!」
というものです。
「???」
はい、ですよね。
いきなり、そんなこと言われても意味がわかりませんよね。
ということで、具体例です!
例えば、アリってみんな働きもののイメージがありませんか?
ところがどすこいです。
実際には、働きアリなんていえるのは全体のうちの2割ほどしか居ないのです!
だ、か、ら、8割は怠けアリなんですよ…。
つまり、アリ100匹いたら80匹が怠けアリ。
もう、アリさん達キリギリスさん達をディスれないですね(笑)。
同様に、キリギリスだって100匹いたら20匹は働きものなんです。
要は、2割は冬を越せるキリギリスなわけですよ。
イソップ童話も真っ青の事実です。
ただ、この話にはまだ続きがアリます。
100匹のうちの80匹は怠けアリだとお伝えしましたよね?
ここで合理主義者ならおもうはずです。
「怠けものはいらん!お前たちは巣から追放する!」
とね。
しかし、残った20匹は精鋭だから安心!…とおもいきや…20匹のうちの8割である16匹はパリピ化します。
「ということは…」
はい、予想通りです。
もし16匹を追放したら、4匹のうちの8割である3.2匹、つまり、3匹が怠けるって話です。
これは現実の会社にも言える話ですね。
皆が有能でバリバリ働く会社なんてありえないということ。
いってみれば、このパレートの法則は行きすぎた能力至上主義によって人類が滅亡することを示唆しているようにも思えます。
え?
なぜかって?
だって、最後に生き残った一人は自分の力だけで生きていかないといけないし、一人だから子孫ものこせないですからね。
もっとも、人類が進化してアメーバみたいに分裂できるようになっていれば話は別ですけど(笑)。
まあ、過剰な能力至上主義は悲劇しか生まないってことがよくわかります。
…て、脱線すいません!
まあ、人間助けあいが大事ねって再確認できる感じがしますね。
2、人間関係におけるパレートの法則
パレートの法則は人間関係に適用されるときには、2:6:2の法則と言われたりします。
「何が2:6:2なの?」
はい、具体例で説明いたしやしょう
例えば、ある小学校のあるクラスの人数が30人だったとします。
そのクラスの児童の勉強のでき具合を比で表わすと
できる:普通:できない=2:6:2
こんな感じになるという事です。
性格が明るいかどうかについても同じことが言えます。
そ、し、て!
自分の事を好きと言ってくれる人にもこれが適用できるという事です!
つまり、30人の集団があったらあなたのことを好きな度合いで比を考えると…
好き:普通:嫌い=2:6:2
こうなるって話です。
あなたが努力してもこの比は変わんないという話です。
もし、好きでいてくれている6人以外の7人目となかよくなったら、普通か好きだった人のうちの誰か一人があなたを嫌いになるから全体の比率は変わらないことになります。
はい、もうわかりますね?
全員に好かれるのは無理です。
前向きにあきらめましょう。
3、八方美人は無駄
全員には好かれないといっても
「いいや!はなせばわかる!」
なんていうひともいるでしょうね。
そこで、心理学的な事実を一つ。
「好かれようとすることはコスパ悪い!」
はい、どういうことか?
まず、あなたが好かれるポイントは大体いつも同じなんです。
ある人に「君のいいところは優しいところだよね」といわれたなら、それはあなたの特筆すべき特徴であり美点です。
それを活かして人と仲良くすることを考えたらいいのです。
一方で、あなたの事を嫌うひとはあらゆる理由で嫌ってきます。
「なんか、陰気くさい」
「優柔不断で見ていてイライラする」
その理由には際限がありません。
直していたらきりがないんです。
さらに、人によってはあなたが好かれる理由が嫌う理由になったりします。
「人の話を良く聞いてくれてやさしい」
と言うひとがいたと思えば
「いつまでも決断しないでどうにも煮え切らない。優柔不断で嫌い」
と対照的な評価をされたりするんです。
もう、皆に好かれようとするのはやめにしませんか?
その努力は無駄であり空しいだけです。
これは私の主観ではなく、リンゴが木から落ちる位の現象です。
もっと気楽にいきましょう、仕方ないんですよ。
あなたは悪くない。
誰も悪くない。
そう出来上がっている世界がここにあるだけ、そう、それだけなんですよ。
恨みはいらない、後悔もいらない、もちろん怒りも…。
ただ、「皆からすかれることはない」、この事実を胸に風を切って前へ歩いて行く…。
私達にできるのはそれだけです。
その代わり、好きになってくれる人は2割もいるんです。
その2割を大事にして生きていけば十分ですよ。
試しに、地球規模で考えてみてください。
人口60億と仮定したら、12億もの人があなたを好きになる…。
あなたは独りじゃない!
自分がどう仕様もなく惨めに見えたら、視野を広げて考えてくださいね。
4、人間関係に疲れたらやってみるといいこと
さて、ここからは具体的な小技と言うか、疲れた時の対処方法を見ていきましょう。まあ、気楽にいきましょう。
・合わない人とは距離をおく
これはやはり仕方ないですね。
どうにも合わない人とはなるべく接触しないにかぎります。
嫌な人と接触する時間が長いのは精神衛生上非常にストレスです。
可能な限り対策を練って避けましょう。
・等身大でいこう
誰かに凄いと認められたい、いい人だと思われたいなんておもって自分を実際以上によく見せようなんてしなくていいのです。
確かに相手の都合を気にし無すぎるのは問題ですが、気にしすぎもよろしくないです。
あなたはあなた、「もっと堂々としていればいい」のです。
いい具合に適当に肩の力抜いて行きましょう。
・断る時は断る
お人よしは付け込まれ搾取されます。
これは人間の歴史上不変の事実です。
自分を犠牲にしてまで相手の都合をきいてあげる必要はありません。
負担に感じるのであればできる限りことわりましょう。
相手に「いいカモだ」なんて思われてしまってはいつも「便利な道具」として認識されてしまいます。
自分の意思はしっかり示しましょう!
健全な人間関係はお互いが与えあうもの。
一方的な搾取関係は有害なだけで空虚です。
対等な人間関係にはけん制も必要です。
人間関係はパワーゲームであるという側面も忘れてはいけません。
特にいい人のふりをして支配してこようとするカバートアグレッションには注意!
・自分からあいさつしちゃえ
心理学的には先に行動した方がその場で優位に立てるという事があります。
ですから、先にあいさつして会話の主導権を獲得してしまいましょう。
気分的にかなり楽になるはずです。
参考記事等
5、結局、自尊心だよね
人間関係において過剰に人の目を気にするのは「自分が無いから」です。
「自分はあるがままの自分でよい」と肯定する心である自尊心が低すぎるのです。
だから、人の目に映る自分にびくびくしながら、必死に空気を読むのです。
確かに、空気を読むことも協調性も大事です。
でも、自尊心が低すぎると過剰に人に尽くし人の評価を気にします。
行きすぎると何事も良くありません。
だから、「あるがままの自分を受け入れられていない」との自覚があるのなら自尊心を高めるべく努力してみてください。
きっと、すごしやすくなるはずです。
いいんですよ、あなたはあなた。
誰とも違って当たり前なんですから、かわっていていいんです。
自分が自分史上最大の友人なんです。
他人に好かれることを目指す前にやるべきは自分を好きになること。
まず、自分自身を好きになり自分自身と仲良しになってあげてください。
お願いします。
おわりに
この記事は「八方美人やめたいならすぐやめよう。嫌われることを恐れなくてもいい理由」と題しておおくりしました。
考えを変えるというのは、具体的には「誰からも好かれることは無理」という摂理をうけいれ、かつ自尊心を高めることでした。
そして、人間関係に疲れた時の対処法として具体的なものは以下の通りでした。
- 合わない人とは距離をおく
- 人の目を気にして無理をしない
- 断る時は断る
- 自分からあいさつして会話の主導権をとる
誰からも好かれることは無理です。
それをふまえて仲良くできる人との繋がりを特に大事に人生をいきていきましょう!
では!