- 可能な限り自分なりのストレス対策を沢山ストックする
自分が人生に対して持っている願い(特に恋愛、結婚、家族といった人間関係が中心)をはっきりさせる
意識の使い方を上図になって自制心を身に着ける
自分の願いに向かうのを邪魔するような環境(人間関係等)を完全に切り、逆に願いに向かうのにプラスになる環境に積極的に身を置く
過去の自分の傷をいやす
自分のパートナーが浮気や不倫をしていないかは非常に気になりますよね?もし、浮気や不倫が疑わしかったり実際にしていたりなんてことになると怒りがふつふつと湧いてくると言うものです。
そこで、今回は実験的な内容ですが、恋愛で擦れてしまった人の擦れた心に誠実さをとりもどさせる方法について考えてみたいと思う次第。パートナーが遊び人気質で困っている人は、もしかしたら参考になる内容があるかも。なお、恋人や夫の浮気対策についてはリンクからどうぞ。
ただ、浮気は絶対に許せない人もいるでしょう。そういった方は、探偵などに依頼して浮気を突き止めその後に関係の継続の可否を決めるのが吉。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
恋愛における「擦れた性格」とは一体どんなものか?
一般に「擦(す)れている」とは、「純粋な気持ちがなくなる」という意味で用いられますので、恋愛においては「恋愛関係に純粋な好意や善意の存在を認めておらず、駆け引きや策謀が重要と考える心理状態」と言っていいかもません。
まあ、そういう意味でいうと、わたしも相当擦れているかもしれませんね(笑)。
なんせ、他の記事で「恋愛は依存と性欲で説明がつく」なんて言っていますし、どうしても必要性にせまられればコールドリーディングや自尊心の意図的弱化や依存度の強化、価値観の改変と共有、、、等々といったいろんな策を講じようとする側面がありますので、、、。
どうしてもどうしても落としたい相手ならば策に策を重ねて徹底的にやろうって気はやはり依然としてありますよね。、、、、決していい事とはいいがたいですが、、、。
擦れている人の性格には結構いろんなタイプがあるように思いますが、共通しているのは「大体がいろんな恋愛を経験してきて少なからず心に傷をおってきた」と言うものでしょう。
しかも、この傷をいやすために次の恋愛に進んでさらに傷ついて、、、といった地獄のループに陥って結果としてどんどんと心がただれていく人はままいるものです。
よく「どんな経験も糧になる」とはいいますが、世の中には「そもそも経験しなくていい事もある」とも思うので、あまりにもこうしたループを繰り返す人には「もう、やめておこうぜ。それつらいだけじゃん?」なんて言いたくなります。
なぜ、人は恋愛で擦れるのか?
なぜ、人は恋愛において擦れるのでしょうか?、、、いきなりクソデカ質問すんません。人が恋愛で擦れてしまう原因としては大体以下のようなものがあると、わたしは思っています。
・身を置いている環境が悪い(浮気を是とする友人知人たちとの交友関係、劣悪な家庭環境、いわゆるまっとうとされない恋愛観に基づく情報ばかり取得する等。特に家庭環境が劣悪だと回避性パーソナリティーや共依存的になるなど泥沼化しやすい気がする。)
・強烈な失恋体験の経験(相手に浮気された、相手のDVが原因で別れるなど)
・各種ストレスによる判断力や自己肯定感の低下、そこから引き起こされる各種依存症など(例:セックス依存症、ロマンス依存症など)
まあ、いろいろごちゃごちゃと面倒な言葉を羅列してしまいましたが、ものすごく大雑把にいうと
「自尊心の低下や過去の恋愛に対するトラウマ的失敗経験、ストレス等からくる人間不信や欲求不満」
が擦れる原因って気がしますね。
人は嫌な経験をすると不快であるため、「次は同じ状況を避けよう!」と事前に起こるであろう不快に対して対策を講じるようになります。
それがまさしく「もう恋愛で傷つきたくないから純粋な愛情など信じないし、好意を勝ち取るために徹底的に駆け引きをする」という姿勢につながるというわけです。
そして、幼少期に家庭環境が悪かったりすると、人によっては「異様に愛想がいい子共」に育ったりしますが、これは「家庭では十分な愛情が供給されないので外で他人から愛情をもらおうとする」からと言えます。
しかし、やはり肉親からの愛情と他人からの愛情では体感で感じる質に違いはままあるものですし、やはり外でいくら愛想がよくとも他人から裏切られることは多々あります。相手を信じていたらなおの事です。
そうすると、例えば「家族も他人も信用できないではないか。結局、この世界には自分を本当の意味で愛してくれる存在などいないのだ。いや、そもそも愛情なんてものは幻想なのだ。この世界に愛なんてものはない」等といった閉鎖的な感情を持つようになりかねません。
しかし、心の奥底では「誰かに愛されたい」とか「誰かを信用したい」という欲求が普通は存在しているので、それが「恋愛によって自分の心の傷をいやす」という行動につながっていくと考えれます。
そんな風に始まった恋愛は、なかなかうまくいきませんから、恋愛の花は非常に短命で咲いては枯れて、また咲いて、、、と言ってことを繰り返すでしょう。そして、そうした地獄の連鎖が繰り返されるにつれてどんどんと心はただれていくと言う事です。
「油汚れは油で落とす」という言葉になぞらえれば、「恋の傷は恋によって癒す」は正解なようですが、これは正しくありません。
失恋で傷ついた心でまた次の恋をしようとするなら、人を見る目等どんどん曇ってろくでもない恋をするだけです。
自分の自尊心の欠如といったような心の空白を埋めるために、恋愛を活用するのは全くおすすめできません。むしろ、ひどい失恋をした後は一年くらいは別の事に打ち込んで恋愛のことなど完全に意識から消す方がいいです。
ただ、もともとの家庭環境のせいなどで自尊心がすり減っている場合は、中々根本的に改善するのは難しいと思います。
恋愛で擦れた心に誠実さを取り戻させるアプローチの開発は現代における喫緊の課題である!
これは何となくのわたしの所感でしかないですが、自由恋愛がすっかり主流となった現代ではかなりの人が恋愛で傷つき擦れているように思います(特に東京)。
しかも、今やマッチングアプリの登場によって、十代後半や二十代前半の人にもこの手の現象は珍しくないように感じる模様。
こうした背景もあって、大手恋愛メディアは誠実さをやたら前面に出した記事を量産しているのかなあ、、、なんて思ったり、、それはないか(笑)。
まあ、とりあえず、「誠実さが大事」等といくらいったところで、傷つく等して擦れてしまった人の心には響かないので何かもっと効果的な方法を考えるべきとは思うのですよ。
まあ、「そんな方法需要ねえよ!!好きに恋愛してんだからほっとけよ!」て話もあるでしょうけど、わたしは何となく必要な気がしています。
やっぱね、短命な恋愛関係の繰り返しって心にも人生の満足度的にもよくない気がするんですよ。ま、そんだけです。
擦れている人に誠実さを取り戻させる心理療法的アプローチを考えてみた
では、今回のハイライトである「擦れてしまった恋愛観にどうやって誠実さを取り戻させるか」について考えてみたいと思います。
擦れてしまった人の心に誠実さを取り戻させるためには、およそ以下のような手法を複合的に用いることが必要であると考えている次第。
・可能な限り自分なりのストレス対策を沢山ストックする
・自分が人生に対して持っている願い(特に恋愛、結婚、家族といった人間関係が中心)をはっきりさせる
・意識の使い方を上図になって自制心を身に着ける
・自分の願いに向かうのを邪魔するような環境(人間関係等)を完全に切り、逆に願いに向かうのにプラスになる環境に積極的に身を置く
・過去の自分の傷をいやす
以下順次補足です。
・可能な限り自分なりのストレス対策を沢山ストックさせ実践してもらう
上述したようにストレスが過大になってくると、各種依存症に陥る危険性が増してきます。
そのため、日ごろからストレスをためない様に自分にとって有効と思われるストレス対策を実施する努力が必要です。
そしてストレスをためないために、ストレス対策を日々実施するのは重要ですが、そもそも「ストレス対策をたくさん持っているのだ」という自覚が安心感にもなりますからストレス対策を沢山集めておくのが重要。
自分に合ったストレス対策を知りたい人は、リンク先の記事を参考にしてみるといいかもしれません。
恋人のメンタルを整えたい場合は、恋人にストレス対策に取り組んでもらう必要があります。
・自分が人生に対して持っている願い(特に恋愛、結婚、家族といった人間関係が中心)をはっきりさせる
自分がそもそも人生において「どんなものに価値を感じているのか?」がわかると、自分がどんな方向性で生きていけばいいかが見えてくるものです。
「人生で価値を感じる事をはっきりさせる」というのはいうなれば、「人生に軸を持たせる作業」と言えます。
生きる方向性がはっきりしないと、どうにも刹那的な快楽や気晴らしに時間を費やして結果それにおぼれ自分を見失って行ってしまうものです。
まさに、せつな的な恋愛を繰り返すといった状態はこの迷走状態の一つと言っていいでしょう。
せつな的恋愛を繰り返す人の中には、結構な割合で「自分が異性に求められることによって自分の価値を再確認しよう」とする人がいると予想されます。
こういった動機からの恋愛は、「条件付きでの自己承認」の一種であるうえ、当人の精神状態も不安定なため関係も安定せず「非常に精神衛生上よくないもの」です。
ただ単にせつな的快楽をむさぼるような恋愛観の先には、精神的な充足や人生の満足はないはずなので、もっと「長く安定した恋愛関係を継続していくような思考の持ち方」へと変容していく事が望ましいでしょう。
そのために、まずは恋人に何気なく質問するなどして「自分が恋愛関係や友人関係、またその先にある結婚、どんな家庭を築きたいか、、、」といった理想のようなものをはっきりと自覚してもらい、そのために有効な事をできることからある程度の幅で期限を設けて少しずつ実践していってもらうことが重要かと思います。
特に、「実践する事」が重要。
「ただ、願いをはっきりさせる」だけでも効果はあるでしょうが、実践しないとその効果はおそらく半分にも満たないと思われます。
人の思考には、行動する中で大きく変容する側面がありますので。
・意識の使い方に上手になって自制心を身に着ける
人はしばしば目先の快に目を奪われて、長期的には損になる選択をするものです。
そのような、過ちを犯さないために重要なのが「自制心」ですが、自制心は「意識の使い方による部分がかなり大きい」と思われます。
具体的に言うなら、「あー、~したいなー」と思ったときに、その思考をもっと大きな時間軸の流れの中でとらえなおし、以下のように意識を欲求それ自体からより自分にとってより重要な事へと移しなおすといった話です
等と意識を欲求それ自体からより自分にとってより重要な事へと移しなおすといった話です。
このような意識のコントロールには、決して万能ではないもの各種マインドフルネス瞑想や脱フュージョンといった技法が有用でしょう。
ただここで、先ほど言った「人生における価値や願い」といったものがはっきりしていないと、目先の欲望から意識を映しても、その移す先がはっきりしないのでなあなあで欲に流される結果にもなりかねません。
そのため、恋人には人生における価値をはっきりさせたもらった上で、各種技法やマインドフルネス瞑想を実践してもらうのがいいと思います。
・自分の願いに向かうのを邪魔するような環境(人間関係等)を完全に切らせて、逆に願いに向かうのにプラスになる環境に積極的に身を置いてもらう
人の性格の約半分は環境(人間関係等)、もう半分は遺伝で決定されるといわれています。
よく昔のことわざに「朱に交われば赤くなる」なんてものがありますが、本当にその通りでして「人は他人の価値観に容易に影響を受けてしまう側面がある」のです。
恋愛の文脈でいうならば、例えば「浮気を是とする価値観を持つ個人や集団」とつながっているならば、当然その価値観に感化されて自分も浮気を正当化するようになっていきます。
※事実、浮気リスクが高い人の特徴に、「友人や知人に浮気をしている人がいる」といったものがあるとする調査もある。
なので、そもそも擦れている人が誠実さを取り戻すためには「擦れている人たちとは縁を切って誠実な人たちとだけ付き合うようにする」のが重要になってきます。
特に、他人の意見に流されやすい自覚のある人は、「これまでの悪友と縁を全部切る」くらいしないと誠実さを取り戻すことはできないでしょう。
もし、恋人の浮気癖を直したいならば、こうした過去の悪縁をすべて切らせるくらいの事はしないと無理です。
とはいえ、現代はいくらでも恋愛的に不純な関係など築けてしまう状況なので、おそらく以下の2条件がそろわないとパートナーに悪縁をきらせるのは難しそうではあります。
・上述した「人生の価値」を本人に確認させ、浮気を是とする価値観が望ましくないと自覚させ、それを常に再確認させて不純な恋愛観の改変を図る
※人が性格を変えるには、そもそも自主的に望まない限り不可能(もしくは選択したと錯覚させる)なので、自分から価値観を選び取らせその価値観に継続的に接触させる必要がある。
・不純な恋愛観を持つパートナーにとって自分の存在が「性的な意味で非常に価値あるもの」とされるほどの状態を整える
※この状態に持っていくためにコミュ力やいわゆる駆け引き、容姿の向上といった不断の努力が必要であり、場合によっては一時的に自尊心の低下なども行う「必要があるかもしれない」。言い方を悪くすると、自分に対するある程度の依存状態を作らないといけないと思われる。特に男性の場合は、優れた容姿や自信、社会的地位(いい意味での知名度、そして人気、コミュニティーでの発言権等も含む)といった強さがないと中々困難。いってみれば、「毒をもって毒を制する手法」と言えるかもしれない。特にせつな的恋愛観を持つ女性の場合、女性が男性を弱者として認識すれば、すぐに恋愛において関係を切ると思うので、弱者然としている時点で価値観改変以前の問題と言える。
・過去の自分の傷をいやす
家庭環境等が悪くて、適切に愛着が育たなかった人が「人と親しくなることを恐れる回避性パーソナリティー」や「他人に必要とされることで自分の存在価値を確認しようとする共依存」に陥る事はままあります。
もし、家庭環境が悪くて心が傷ついた人は過去の心の傷をいやす必要があるかもしれません。
上手くいけば、自分をより受け入れることに成功して、ストレス耐性が向上すると思います。過去の自分の癒し方に関して詳しくは、以前投稿した「共依存的恋愛」についての記事を参照くださいませ。
ただ、過去の傷をいやすのは結構大変なので、専門家の力を借りるのも手です。あ、わたしはこの手の手法の使い手ではないので、無理ですよ。
ちなみに、特に女性は、まだ十代なのにもかかわらずやたらと大人びていたりする場合、家庭環境が悪い事が多いという話を聞いたことがありますが、何となくこれは体感的にもあたっている気がします。
おわりに
この記事は「「浮気をさせない心理学」擦れてしまった人の恋愛観を矯正する方法について考えてみる」と題しておおくりします。
今回はかなり実験的な内容ですので、どれだけ役に立つかは分かりませんが、部分的に参考になることもあるかもしれません。まあ、そもそも擦れていない人を探して付き合うのが一番ですけどね。人ってそうそう変わりませんので。
ただ、中には「どうしても彼or彼女出ないとダメなんだ!でも、浮気癖があったり擦れた恋愛観を持っているのでは安心して付き合えない!」という人もいるでしょうから、そういった人はある程度試行錯誤してみるしかないでしょう。
ま、本当に難しいと思いますが、、、健闘を祈ります!!ただ、万が一に備え浮気の証拠を押さえる準備として探偵の見積もりくらいは取っておきましょう!
では!