「うちの学校にやたらと毒づく人が言ってうんざりしている。なんか本人は毒舌キャラって事をアピールしたいみたいだけどさ、なんか嫌な感じだよ。てか、ただ悪口言っているだけじゃん。何も面白くない。」
ウーム、、、確かになあ、毒舌キャラ、、、むつかしいぞ、、、。
正直、毒舌で許されるかどうかっていうはその人の人柄次第なところがあるからなあ。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「毒舌と性格が悪いのはまた別なのである。毒舌か悪口かは人柄次第」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
・毒舌と悪口の違いについて考えてみたい人
・毒舌なのに何故か好かれている人がなぜ好かれているかについて知りたい人
一般に毒舌と悪口はどこか別物としてとらえられている風潮がある気がします。
毒舌というと芸人の有吉さんの影響か「一聴すると悪口のようだがどこかユーモアを含んで憎めないもの」のように認識されている感がありますね。
しかし、彼のマネをして毒舌家を気取って爆死している人というのはそこかしこにします。
正直、今までわたしは毒舌家気取りの人間で「この人いい人だ」なんて思う人にあったためしがありません。
普通の人は毒舌家なんて目指さない方がいいですな。
これは間違いない。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
毒舌って一体何だろうか?
まずは、例にならって言葉の意味の確認から行きましょう。
辞書によると、毒舌とは以下のような意味であるそうな。
〔名〕 ひどく意地の悪い皮肉。辛辣(しんらつ)な悪口。憎まれ口。毒言。毒弁。
*サントスの御作業(1591)二「イカニ docujet(ドクゼツ) ナンヂ ガ ススメ ヲ モッテ」
*湯葉(1960)〈芝木好子〉「日頃の毒舌も封じられたかたちであった」
引用
ふむ、、、どうやら辞書的には毒舌とは悪口のひどいバージョンみたいな感じやね。
まあ、「毒」ってつくくらいなのでわからんではないですが。
ただやはり一般には毒舌にはいささかユーモアが含まれている様なイメージがあるように認識されている感じがします。
これは冒頭で述べたようにお笑い芸人の有吉さんの影響がありそうな気がしますねえ。
ただ本来的な意味合いで言えば、毒舌は悪口の一種という事で間違いなさそうです。
毒舌と性格が悪いはまた別の問題である
しごく当たり前のことですが、「毒舌だから性格が悪い」とは限りません。
もっとも、性格にいい悪いを言うこと自体がナンセンスっちゃあナンセンスですけどね。
悪口なんてその人の精神状態次第ではでてしまったりしますので、根っこにある性格が他者に対してことさら害をもたらそうとするものであるかはあまりわからないものです。
ただあまりに頻繁に誰かに毒づいているとかなれば、話は違ってくる気はします。
とはいえ、毒を吐いても好かれるキャラを構築するなんてそうそうできる芸当ではないので、毒なんてはかないならはかない方がいいと思いますね。
ネガティブ感情は容易に人に伝染していくものですので、他人に毒づくなんて事をしていると周りから人が離れていくのは火を見るよりも明らかでしょう。
本人は毒舌キャラを気取っていても、周りから見たら「ただ悪口ばかり言うキモい不快なやつ」になっているなんてことは往々にあります。
というか、自称毒舌キャラなんてみんなこの類じゃないかなって思ったりしてしまいますねえ。
痛々しいことこの上ないです。
性格が悪くて毒舌なんて論外
毒舌自体は質の悪い悪口となるえる危険なものではありますが、そんな毒舌を言ってもなぜか憎めないと思われる人がいるのも事実です。
例えば、先ほどから言及している芸人の有吉さんなんかがそうですね。
彼は確かに万人受けするかと言えばそうではないでしょうが、それでも結構多くの人から支持されている気がします。
有吉さんと言えば、色んなタレントさんにかなり独特で毒の利いたあだ名をつけることで有名ですな。
例えば、あの品川祐さんに「おしゃべりクソ野郎」という結構辛辣なあだ名をつけていますよね。
しかも彼はあだ名をつけるのみならず、視聴者やゲスト等に対しても結構辛辣なコメントをしていたりします。
その例に関しては以下のサイトを見てみてくださいな。
参考
https://news.livedoor.com/article/detail/14386876/
常識的に考えて、こんな風に痛烈な指摘をしていたらかなり嫌われてしまいそうです。
確かに、彼の指摘は視聴者の思っている事を代弁するようなものがままあるものの、言われる本人からしたら結構なインパクトがありそうですね。
でも、彼はかなり多くの人達から支持を得ているような気がします。
これはやはりなんだかんだいって、彼の人柄がなせる業なのではないかと思うんですよね。
「まあ、彼が言うならしょうがないなあ」みたいな空気ができるほど人望があるってことではないでしょうか。
やはり同じ言葉でも、嫌いな奴がいうのと好きな人が言うのでは受ける印象が全く違ってきてしまうものです。
しかも、彼は一時期売れないどん底の時代を経験し自殺まで考えたところから再起していますし、その経験を包み隠さずひれきしています。
このような経歴も彼が人の心をひきつけ一因なのかもしれません。
また、彼はかなりの聞き上手のようですし、おごり高ぶらないよう自信を強く律する心も持ち合わせているようです。
売れている時代に横柄になっては勢いが衰えてきてからはしごを外されかねません。
きっと、彼が再起して以来単独でMCを務めたりできている背景には、決して謙虚さを失わず人の事を本心親身になって考えるような人間性があるんじゃないでしょうか。
そうでもないと、あんなに一線に居続けられないと思うんですよね。
ま、全部推測でしかないですが。
やはり、才能は他の人の助け合ってこそ花開き輝くという面があると思います。
なので、毒舌が許されるくらい人望がある人が言うから毒舌キャラが成立するのであって、単に毒舌を吐いている人は「ただの嫌なやつ」でしかないってことでしょう。
結局、人間性次第って気がしますね。
おわりに
この記事は「毒舌と性格が悪いのはまた別なのである。毒舌か悪口かは人柄次第」と題しておおくりします。
毒舌は辞書的には悪口の一種と言えますが、一般には単なる悪口というよりも「一聴してとげがあるがどこかユーモアを含んだもの」といったニュアンスでとらえられている気がしますね。
そして、毒舌キャラは広く人望を集められるような人間性があってこそ成立するものであると思います。
なので、人望のない人が毒舌キャラやってもきっと嫌われるだけです。
変に斜に構えて毒舌キャラなんか気取っても人間関係が悪化するだけなので、変に毒舌キャラになんてなろうとしない方がいいですな。
では!
参考