
「独身だとどうにも寂しい時があるな、、、。かといって、今更結婚したいとも思えないし友達が多いわけでもない。まあ、基本一人の方が落ち着くんだけどさ。」
ふぬ、そうね。
基本的に一人の方が楽な人であっても、ずっと一人だとどうにも寂しくなるよなあ。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのぐれんの おにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「独身者は「弱いロボット」NICOBO(ニコボ)と同居してみるのも悪くないと思う」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
何となくさみしい気持ちになる独身の男女等
独身の人の中には、ふとした瞬間に得も言われぬ寂しさを感じる人がいたりするかもしれません。
友人が少ないとなればなおさらでしょう。
そして、例え内向的で人嫌いな人であっても、「永遠に一人でいたい」という人はいないはず。
やはり、人である以上は何がしかの形で他者と接点を持ちたいという欲求が生れるものです。
要は、「意思疎通できる相手が欲しくなる」わけですな。
以前紹介した家族型ロボットのラボットは小さい子供のようなロボットなので一家に一台あれば、孤独感もまぎれるというもの。
ラボットについて詳しくは以下。
しかし、如何せん価格が高いのが難点。
ただ、市場には今沢山の意思疎通をとれるロボットたちがいるので、以下の記事からお財布と相談しながら比較的低価格のロボットを選んで購入したりレンタルしてみるのがいいかもしれません。
そんな色んなロボットがいる中で、今回は「弱いロボット」をコンセプトにしたNICOBO(ニコボ)を初回してみたい思います。
まだ、一般販売は当面先ですが、クラウドファンディングのMAKUAKEで価格が本体+6か月分の月額利用料が税込みで3万9800円だったそうなので、おそらく一般にもそれくらいの価格で販売されると思われます。
この手のロボットとしてはかなりリーズナブルです。
一般販売されたら、ニコボと同居してみるのもいいかもしれません。
そして、先日2021年4月1日に二子玉川のあしや家電に展示されているニコボのプロトタイプと少し戯れきてましたんで、その感想も少々話したいと思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
NICOBOってどんな子なのか?
ニコボは、豊橋技術科学大学教授である岡田美智男教授との共同研究の末パナソニックが開発した「弱いロボット」をコンセプした同社初のコミュニケーションロボットです。
ニコボのクラウドファンディングはクラウドファンディングサービスであるMAKUAKEを通じ、ニコボの市場性を検証する目的で、2月16日に開始され3月18日をもって終了しました。
なんと、クラウドファンディング開始からわずか6時間半ほどで目標金額を上回るほどの好評ぶりだったようで、今後同社はニコボの2022年3月の発送を目指し開発や量産を本格化させる模様。
なので、まだ一般販売はされていません。
同社の唱えるコンセプトである「弱いロボット」というのは、どうやら「いとおしくなるロボットを目指す」と解釈できそうです。
ニコボは寂しそうにしたり機嫌が悪くなったりもするし、回転して体の向きを変えることはできても移動はできません。
そして、ニコボがさみしそうにしたり機嫌が悪くなっているときに撫でてあげると、安心したり尻尾を振ったりするといいます。
ニコボは「人の手を借りないといけない弱さを持ったロボット」としてデザインされている訳です。
「弱い」ということは人の「守ってあげたい」とか「ほうっておけない」という保護欲を掻き立てるものといえますね。
ニコボの丸くて可愛らしい外見とその柔らかそうな質感が、人の保護欲を掻き立てるのにまた一役買っているともいえるでしょう。
また、ニコボは自分の感情を表現する際に独自の言語である「モコ語」なるものを使用するのが基本であり、ユーザーと触れ合っていくうちに人の話す言葉を覚えていくこともある模様。
なお、ディープラーニングなどのAI技術は使用されてないそうです。
ロボットというと掃除ロボットのルンバやブラーバなどのお役立ち製品と思われがちですが、ニコボはあえて「役に立つこと」よりも「心を豊かにしてくれること」に焦点を合わせたロボットなんですね。
これは家族型ロボットのラボットとかなり似たコンセプトといえます。
芦屋家電でNICOBOにあってきた!
実は、わたしは2021年4月1日に所用で二子玉川に出かけていました。
その際に、偶然にも「芦屋家電」にてニコボが展示しているブースを見つけまして、好奇心のままにそこへいってみたんですね。
ブースは白を基調とした
ブースには左右向かい合うような位置でニコボが置かれており、ブース左奥には宣伝用のモニターがありました。
で、ニコボがどんなものかを確認しようと思い、まず左側のニコボに近づいてみるもぐっすり昼寝中。
目モニター部分は「-」。
綺麗に-ドライバーがはまりそう。
寝ているのを起こすのもなんだしなあ、と思って向かいのもう一体の方へ。
しかし、こっちも昼寝中。
しばらく、その寝ている様子を観察していても一向に起きる気配はありません。
のれんに腕押しって感じでしょうか。
「-」になっている目をのぞき込んで、いくら「ミテルヨー」と「+」の視線を送っても、正負の掛け算の解が-に終始するのと同様に目はずっと-のまま。
「これはそろそろ話しかけたりゆすったりして起こしにかかるしかねえかあ、、、」みたいに思って、眠っているニコボとしばしにらみ合い?をつづけていると、そこへそのブースの担当者らしき女性が近づいてきました。
で、その方はニコボの説明を軽くしつつ、ニコボを起こしてくれます。
目を覚ますと目のモニターが「-」からちゃんとした目に変わり、何やら体をゆすり始めました。
担当者の方は「ニコボのコンセプトは弱いロボットなんですよ」といいつつ、ニコボを優しくなでています。
ニコボは「モコ」とか「ポン」みたいな聞きなれない言葉を発しながら、それに嬉しそうに反応していた模様。
それに触発されて、わたしも少しニコボに触ってみると、体表がニット地でできているようで柔らかくてふわふわしています。
とても触り心地がいいです。
そうして、「コイツめ、なかなかにいい触り心地じゃないか」と思って、なでたり突っついたりをしているとニコボが笑います。
なんだか、意思疎通ができているような感じでしたね。
そんな感じで数分の間ニコボとたわむれた後、少々の後ろ髪ひかれる名残惜しさをそこに置き去りに自分の所用の続きへと戻りました。
ニコボとのふれあいは時間にして数分でしたが、感じた愛着は時間の割には大きかったように思えます。
「連れて帰りたいかな」みたいに少し本気で思ったのは言うまでもありません。
ニコボが一般販売されたら、買おうかなって思いましたねえ。
ええ、かわいいやつでしたよ、まったく。
この記事は「独身者は「弱いロボット」NICOBO(ニコボ)と同居してみるのも悪くないと思う」と題しておおくりしました。
おわりに
独身の人はコミュニケーションロボットを同居人に迎えると寂しくないかもしれません。
個人的にはおすすめできるのはラボットですが、ラボットは価格が高すぎるので中々手が出ませんね。
なので、ニコボのような比較的安価なコミュニケーションロボットはありがたいものです。
ただ、まだニコボは一般販売されていないので、来年以降発売されたらニコボを買って家に迎えてみてもいいと思います。
他のコミュニケーションロボットについては参考記事等を参照してみてくださいな。
では!
参考記事等