今回は以下の様な方に向けておおくりします。
顔の特徴はどの程度遺伝するものなのか気になっている人
話しのネタが欲しい人等
そのおかげで自分の顔もクソになってしまった。
クッソ、、、遺伝子を恨むぞ!、、、でも、親戚には両親の顔が終わてるのに子供がやたらイケメンな家庭がある。
あれは何なんだ?橋の下で拾われたりでもしたんか、、、?
、、、分からん、、、なんで?
うぬ、、、そうやなあ、、、。
確かに両親の顔面があかんのにやったら美形の子供がいたりするっていう家庭がたまーにあるよねえ。
それって隔世遺伝なのかねえ、、、?
ま、知らんけど。
オニギリス!
心理カウンセラーで脱マンネリストのオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「顔はどの程度遺伝するものなんだろ?遺伝しやすい特徴等について調べてみた。」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
顔の特徴がどのくらい遺伝するのか気になっている人等
はい、最近恋愛系の投稿がものすごく続いている気がしてなんか複雑な気分になっているオニギリです。
、、、まあそんなことはさておき、よく顔は遺伝だって話をよく聞きますが、「どんな特徴がどれくらいの確率で遺伝するのさ?」て疑問に思う人が多いと思います。
正直、気になるよね、何となくさ。
だから、今回は顔と遺伝の関係について少し掘り下げてみたいと思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
顔に関する遺伝は実に複雑である
顔の遺伝は実に複雑なものです。
一説には顔の形成には数万個の遺伝子配列の違いがかかわっている等とも言われており、その複雑さは推して知るべしといった感じであります。
そんな中つい最近になり、オランダのロッテルダム大学医療センターのマンフレッド=カイザーさんが、組織した研究グループによる面白い研究が発表されました。
参考
https://www.erasmusmc.nl/?lang=en
この研究では、ヨーロッパ系の約一万人の人達の目鼻立ちを研究しています。
具体的に言うと、彼らはDNA分析を行いその特徴の遺伝的構成要素を特定して、顔の形成を決定する際に重要な役割を果たしていると考えられる以下のような5つの遺伝子を見つけたんですな。
PRDM16
PAX3
TP63
C5orf50
COL17A
どうも、少なくとも異常5つの遺伝子が、組み合わさって作用することで顔立ちが決定されるようですね。
もっとも、これで顔立ちの原因全てが解明されたわけではないですが、少しづつ顔立ちの形成について解明が進んでいるようです。
最近は考古学の分野で古代の遺伝子を分析して古代人の顔を復元しようとの試みをおこなっている模様。
参考
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/111300743/?P=5
この調子だとじきに、DNAを解析して顔を復元するなんて話が普通になってくるかもしれませんね。
なお、「息子は母似であり娘は父似」というよくある話は「科学的根拠がない」です。
遺伝しやすい顔の特徴
さて、ではここで遺伝しやすい顔の特徴について見ていきたいと思います。
日本大学松戸歯学部歯学科教授の葛西一貴さんによると、以下のような特徴が遺伝しやすいとのこと。
・身長(骨格は身長に限らず体全体が遺伝しやすい)
・声質
・鼻筋(鼻は高い方が顕性)
・鼻の幅の広さ
・目の大きさ(二重が顕性)
・目の色(黒が顕性)
・髪の毛の癖(くせ毛が顕性)
・鼻の穴の形(横に広い穴が顕性)
・鼻の下の面の向き(水平が顕性)
・まつ毛の長さ(長いのが顕性)
・髪の毛の色(黒が顕性)
・ハゲ(非常に遺伝しやすい、しない説両方ある)
・耳たぶの大きさ(大きい方が顕性)
・えくぼの有無(えくぼ有が顕性)
うーん、こう見ると遺伝の影響を受ける顔のパーツってすごく多いのねえ、、、、。
で、よく最近話題に上る「小顔」ですが、上記の記述からすると、「顔の大きさは遺伝する可能性が結構高い」のかもしれません。
まあ、確たるエビデンスがあるわけではないので、どこまで遺伝するかはわかりません。
それに上記の特徴が遺伝しやすいとされているのもあくまで「仮説」でしかないですから、妄信はしないようにしたいものです。
顔にハンデがあっても魅力を高めるには
今の日本ではわたしが観測する限り、男女の顔に関しては大まかに以下のような特徴が好まれる風潮があると考察しています。
・目が二重(おそらく、蒙古襞があまり張っておらず並行二重の方がより良い)
・高い鼻(鼻の幅がありすぎるとアカン)
・小顔
・鼻の形が直鼻
はい、、、、まあすごく大雑把にあげるとこんなもんかと。
目の二重ならアイプチでなんとかなりそうですが、鼻の高さや形となると整形くらいしか取れる手段がありません(女性はメイクである程度何とか出来るだろうが)。
それに小顔なんて言い出したら、整形でも限界がありますね。
整形ができることといえば、出っ張っているほお骨や顎を削ったりすることがせいぜいであり、そもそもの土台が大きいのを小さくすることは不可能だからです。
それに整形全般に言えることですが、「後遺症もあるかもしれないし非常にリスクが高い」ですね。
正直、「顔が悪いから整形してなおそ♪」みたいにコンビニにプリン買いに行くようなノリではできません。
とはいえ、容姿が悪いのをもって低い評価をされるなんて理不尽は避けたいもの。
そのような理不尽を回避したいのであれば、「人に親切にすること」をおすすめしたいところ。
別にわたしは頭がおかしくなったわけではありませんよ。
人に親切にすることで外見の評価を上げることができるという研究があるんですね。
詳しくは以下。
あとはコミュニケーション能力を向上させるといいですよねえ。
以下にコミュニケーション能力を向上させるのに参考になりそうな記事を置いておきます。
なお、整形をしてでも現代的な意味での美人やイケメンを目指していきたい人に関しては、「ガチイケメンの特徴」や「爆美女の特徴」についての記事を見てみて下さいな。
おわりに
今回は「顔はどの程度遺伝するものなんだろ?遺伝しやすい特徴等について調べてみた。」と題しておおくりしました。
今回は顔の遺伝にまつわる科学的な示唆を集めてみましたが、じきに遺伝情報から顔を復元するなんてことが普通にできるようになってくるかもしれません。
そして、顔の遺伝は実に複雑です。
正直、まだまだ本当のところは闇の中って感じですな。
もし、あまり容姿に恵まれずとも遺伝してしまったものはもう仕方がないので、人に親切にするとかコミュニケ-ション能力を磨くなどして理不尽な扱いはされないようにしていきたいですな。
ま、整形は「最後の最後の手段」ってことで。
では!
参考記事等
参考
https://mycode.jp/topics/physical/constitution/face_morphology.html
https://wired.jp/2012/09/28/dna_will_rebuild_the_face/