今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・不適性検査スカウターを採用している企業はブラックだという噂について考えてみたい人
・これから不適性検査スカウターを受験することになりそうで心配な人
・不適性検査スカウターって何?という人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「不適性検査スカウターを心理カウンセラーが受けてみた」という話です
最近、色んな企業で採用されている適性検査に「不適性検査スカウター」というものがあります。
なんか、「不適性検査」というそのネーミングからしてもうすでに物騒です。
この性格検査の一番特徴的な点は何といっても「応募者の不適性を見抜く」という点ですよね。
しかも、その項目の名称も実に独特でして、その特徴的な最たるものとして「戦闘力」なるものがあります。
、、、「ん?ドラゴンボール?」て思った人も多いでしょう。
はい、本当に戦闘力です。
実はわたし、今ちょいと一旦転職してこれからの目標のためwebマーケの専門家を名乗れるくらいにマーケの技術をあげようと思っているのです。
その過程で今回ネタにしている不適性検査スカウターを受ける事になったんですね。
そしたら、「ああ、やっぱしそういう結果になるのね」といった結果になったので、いっそ記事ネタにしてやろうと思ったのでありんす。
まあ、「ネタになるなら、PVになるなら何でもやるぜ!」精神ですよ(もちろんできるだけ人に迷惑かけない範囲で)。
これから不適性検査スカウターを受験することになりそうだって人は、もしかしたら何か参考になるかもしれませぬ。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
不適性検査スカウターって何じゃい?
不適性検査スカウターとは、2018年にリリースされた新しい性格検査です。
この性格検査の最も特徴的な点は何といっても、「不適性を見抜く」というところ。
正直、「不適性検査」と銘うっている時点で、かなり物騒で不穏な空気を醸し出しております。
この検査は、結構新しい部類に入るため検索しても中々具体的な情報が出てきません。
そこで、不適性検査スカウターの公式ページを見てみると、その特徴として以下の様な事が分かります。
- 検査は能力検査、資質検査、精神分析、定着検査の4つのバリエーションがある(ちなみに筆者が受けたのは資質検査のみ)
- 導入コストがかなり安い(公式で中小企業向けだとうたっていることも納得いくレベル)
- 不適性を見抜く事に主眼を置いている
ちなみに、世間には「不適性検査スカウターを導入している企業はブラック企業だ!」なんて声がありますが、それは多分間違っています。
多くの企業は、「不適性検査スカウターが普通のSPI等といった他の適性検査よりも導入コストが圧倒的に安い」ので導入しているだけだと思うんです。
実際、公式を見ればわかりますが、不適性検査スカウターは「一名分から利用が可能」な上、プレミアムプランでも月額1,980円ですからね。
採用する側としては、沢山参考資料が欲しいでしょうから、コストが安ければ進んで導入するでしょって話。
参考
https://scouter.transition.jp/price
不適性検査スカウターがここ数年で一気に普及したのは、導入コストの圧倒的安価さが一番の原因でしょう。
別に、企業のブラック度とは相関があるとは思えません。
不適性検査スカウターの質問が地味にエグイのは確かである
不適性検査スカウターを採用している企業をブラックだとする根拠は全くありませんが、検査の質問内容に批判があるのは確かです(特に精神疾患もちの人や発達障害もちの人からは不評)。
例えば、よくネットで批判の対象になっているのは以下の様な質問ですね。
不適性検査スカウターのネットで批判になっている質問の一例
- 胃腸は弱くないか?
- 独り言は多いか?
- 蕁麻疹は出ないか?
- 壊したくなる衝動はないか?
- 急にどこかに行きたくならないか?
わたしは今回不適性検査スカウターを受ける事になったわけですが、正直受けたときの感想としては「ん?何かかわったこと聞くな?てか、これその日の体調によるんじゃないの?」といった感じで結構回答に困る感じはありました。
受けたときに、「蕁麻疹」に関しては勝手に自分がアトピーもちであることと混同して「でる」にしてしまったのは完全にミスでしたが、他はまず該当しないので「いいえ」でした。
※蕁麻疹はストレスで出るものであり、アトピー性の湿疹とは関係ない。
あと、急にどこかに行きたくなるって、、、「いや、一体どこ行くねん!!」て話ですしね、まあノーですよ。
ただ、色んな人をカウンセリングしてて思うのですが、確かに「独り言の多さ」や「急にどこかへ行きたくなる」といった人はおりますし本人はそれで悩んでいたりもします。
なので、わたしは不適性検査スカウターを受けた直後は「へー、何かかわってんな」くらいにしか思いませんでしたが、後になってよく考えてみたら「実はあの質問って結構ヤバいんじゃね?」と思えて来たんですよね。
まあ、批判されるのも致し方なしって感じですよ。
この検査結果は扱い方によっては差別的だって話になりそうですもんね。
当該質問内容を気にしている本人からしたら、かなりデリカシーのない質問だろうなという印象です。
なお、「独り言の多い人は実は頭がいいのではないか?」という話もありますので、独り言に関してはあまり悲観しなくていいかもしれません。
ワイの不適性検査の結果は戦闘力が異常に高かった
さて、一応参考程度に、今回わたしの不適性検査スカウターの結果で特徴的だった点について少しふれておこうかと思います。
わたしの検査結果を個人的に面接官(本当に人柄のいい人であった。中々出会わないレベルだと思う)の方のご厚意で参考程度に見せてもらったところ、ある項目が飛びぬけて高かったんですね。
その項目というのが「戦闘力」というもの。
戦闘力とか言われると、「ん?ドラゴンボール??」と思ってしまいますが、不適性検査スカウターには本当に戦闘力という名称の項目があるんですよ。
この戦闘力という項目は、公式サイトによると以下の様な意味の項目らしいです。
意欲や思考力、ストレス耐性、攻撃的な性質等を掛け合わせた総合力を測定しています。ビジネスにおける戦闘力の高さであると同時に、周囲の人と軋轢や摩擦が生じる可能性もあります。 戦闘力の平均値は、5,000ポイントです。
引用
ふむ、何かよくわかんないけど上手に生かさないとヤバそうな雰囲気の項目ではありますね。
んで、わたしの戦闘力はいくらだったかというと8500だったんですよね。
どうやら、公式サイトによると6500以上で高いとの判断がなされるらしいので、自分は結構高いんだなって印象でした。
※創業経営者には9000を超える人も結構いるらしい。
まあ、、、単純に扱いづらいやつにならないようにしたいところではあります。
ただ、先ほども言った通り、わたしは蕁麻疹をアトピーと勘違いして回答しているので、本当はもっと高かった可能性がありますね。
戦闘力が高い事はいい事なのか悪い事なのか、、、、まあちょっとわかりませんが、ここはポジティブに考えていくのがいいでしょう。
戦闘力が高くても、人をきちんと活かし自分も活かしってことでまめに気づかいしてやっていければいいですしねえ。
根っこの性格は変えられなくても、努力で人に気づかいはできるようになるので(性格は遺伝と環境の半々の影響で決まる故)。
実際、どんなことも一人で大きなことなんて到底できませんしね。
協力なくして発展ナシですよ。
不適性検査スカウターで嘘ついてハッタリかまそうとしても無理な気がする
不適性検査スカウターの資質検査を実際に受けてみて、何となく思ったのは「ちょっとこれ、結果をごまかすのは難しくないかな?」てことです。
これはわたしの直感的なものゆえ何とも言えないんですが、あんまり嘘ついても結果が良くなるとは考えにくいのですよ。
おそらくこの検査のベースにあるのは性格分析のビッグファイブで間違いないと思うのですが、どうもビッグファイブをベースとした他のテストとは何か解き心地?のようなものが明らかに違うんです。
質問の仕方も「なんか引っかかるな。これはなんか別の意図があるんじゃないか、、、」みたいな何かモヤモヤするものが紛れ込んでいるん様な気がするんですね。
まあ、気のせいかもしれないですけど、そんな感じ。
なので、不適性検査スカウターの設問には正直に答えるのが一番かと思います。
あんまり嘘をつくと当テストに装備されている「ライスケール」によって見抜かれ印象が悪くなる恐れがありますからねえ。
※ライスケールは嘘をついている度合いを表す。なお、筆者のライスケールは10段階中1。
不適性検査スカウターの能力系の試験に関しては、SPIの対策問題集などで対策できるでしょうけども、性格系のテストは、、、、まあ正直に答えるしかないと思います。
嘘を上手く突き通せるっていうなら、やればいいですけど、個人的にはやめた方がいい気はしますねえ。
あと何となくですけど、この性格試験だけで合否を決めるなんて企業は多分ないでしょうから、これはこれと割り切って他で挽回すればいいのではないでしょうか?
そんな気がします。
参考
不適性検査スカウターは結構エグイ!!
この記事は「不適性検査スカウターを心理カウンセラーが受けてみた」と題しておおくりしました。
今回はせっかくだからネタにしてやろうってことで、不適性検査スカウターの資質試験を受験した結果について取り上げてみた次第。
正直、戦闘力8500がいい事なのか悪い事なのかまるで判断がつかないんですが、とりあえず「負けん気が強い」のは間違いなさそうです。
この負けん気を今後は何やるにしてもいい方向に活かせるように努力していきたいってのが実際のところですかね。
変な負けん気の出し方をして相手を傷つけたりはしないようにしたいものです。
てか、そんな生き方個人的にもごめんですしね。
協調もきちんと大事にしていきたいところではあります。
一人でできる事なんて、実際たかが知れてますからね。
人との協力あってこそ大業はなるってね。
では!
参考
参考記事等
マイメロのライバル『クロミちゃん』の性格は悪い?真面目に心理分析してみた。