- ・調子に乗っている人が気に入らんと言う人
- ・自己主張があんまり得意でないせいで損をしてきた自覚のある人
「うわあ、またあの先輩調子乗ってるわあ、、、。よくぞまあ、あんなに横柄で自慢話ばっかりしてられるよなあ。うぜえ、、、。本当、周りが全く見えてないんだろうなあ。あんな風にはなりたくないもんだわ。全く、、、。」
ふむ、確かに調子に乗っている人って結構横柄だったり空気読めなかったりして、ウザいかもしれんね。
でも、、、、
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「調子に乗っている人は気にしなくていい。それより、勢いに乗っていこう」という話です。
ん?
矛盾しているって??
いやいや、してません。
あなたの周りにいるいわゆる「調子に乗っている人」はいいんです、ほっといたら。
あなたに実害があるなら注意とかが必要ですけど、そうでなければかってに自滅するか自らの過ちに時期気づくでしょうから放っておきましょ。
無視無視。
問題はそっちではなくて「気にしているあなたの心の方」です。
なんで、調子に乗っている人が気に入らないのでしょう?
まさか、嫉妬もある?
、、、確かに、「調子に乗っている」のは横柄になっている状態なので、あまり歓迎できるもんではないです。
が、他者からの批判にひるんで「勢いがなくなってしまう」のでは何もできませんね。
会社の社内政治で勝ち抜くのもそうです。
起業するのもそう。
自分がやってみたいことを思い切ってやる時はある程度他人の目を無視して行動しないとけないんですよね。
調子に乗るのはよくないけど「勢いには乗っていかないと」ねってことです。
他者目線なんかより「もっと自分目線で突っ切っていこう」てことですな。
今回はその大事さを言いたいということです。
ここで一瞬だけ宣伝?ですが、「悩みがあんよなー」て人も「ただ誰かに愚痴を言いたいねん!」て人も悩みが重症化する前に頭をクリアにしてみませんか?
会話力の強化もお任せあれ!
おにぎりのカウンセリングについて詳しくは以下。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
調子に乗っているの意味するところ
まずは、「調子に乗る」を辞書で調べてその基本的な意味を確認しましょう。
調子に乗るとは、、、
1 仕事などに、弾みがついて順調に進む。「事業が―・る」
2 おだてられ、得意になって物事をする。いい気になって軽率な行動をする。「―・って失敗するなよ」
引用
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%AA%BF%E5%AD%90%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8B/
以上の定義を見る限り、いわゆる「調子に乗っている」人の心理は「傲慢で軽率」ということになりそうです。
確かにこの状態では自分自身の能力を客観的に判断する知的謙遜の能力が足りないでしょうから、物事で失敗しそうに思えます。
さらに言えば、このような状態の心理はいわゆる「漠然と将来は何とかなる」とする楽観的すぎるものになりそうですから、これも失敗の要因となるでしょう。
しかし、他人が誰かに対して「調子に乗っている」という言葉を使うときは上記とは意味合いがかなり違ってきます。
さて、あなたはどんな場合に「調子に乗っている」という言葉を使いますか?
自分より格下であると思っていた人が自分以上の成果を上げたときに使いがちではないですか?
もしそうならば、自分に対して「調子に乗ってはいけない」というときには「知的謙遜を高めよ。判断力を鈍らせてはいけない」という戒めであり、他人に言うときには「ある種の嫉妬」であるということにもなりそうですな。
他人が調子に乗っているとかどうでもいい
自分が調子に乗ているのであればいざ知らず「誰かが調子に乗っている」のなんてどうでもいいです。
本当に調子に乗っていれば早晩自滅するかまあいい目には合わないのでほっとけばいいですね。
それが自分の親しい友人とか利害を共にする存在であれば別ですが。
特にそれほど関係の深くない相手であればあえてかかわる必要もないです。
むしろ、どんな風に自滅するのかその経緯をしっかり観察して今後の自分の立ち回りの糧とするのもいいでしょう。
むしろ、問題なのはそれを気にしている自分自身の心のうちですね。
自分は口では「調子に乗っている」等と言ってはいますが、その発言の背景には何の心理があるのでしょうか?
「自慢ばかりでうっとおしい」
「自己主張が強くて押しつけがましい」
「自分が偉くなったと勘違いしていて周りを見下していて不快」
「自分より格下、年下、大して努力してないくせに自分より成果だしていて腹立つ」
、、、、一体どれでしょう?
上から三つ目までは、完全にスルースキルでスルーすれば事足りますね。
でも、上記の一番下の例だと結構いろんな意味でこじらせてしまっているといえます。
年齢は成果と無関係ですし、努力していないか格下かなんてそれは単なる見る側の主観にすぎないでしょう。
例え、社内での地位が自分の方が高いとかであっても「それも成果とは関係ありません」。
そうです。
結局、「嫉妬」なんですよね、嫉妬。
そんな嫉妬などに惑わされず自分のすべきと思うことに集中したほうがよほど生産的。
人が何かに嫉妬している時というのは「その嫉妬している対象の持っているものがほしい」と思っているといえるのですから。
具体的に言うなら、自分の同僚が成果を上げたのに嫉妬しているとしたらそれは「社内からの評価という承認」です。
その嫉妬の感情をもって相手をネチネチといじめ始めるのは無意味であり、その嫉妬から自分の望みを知り自分の欲しいものがわかったのならそのほしいものを獲得するべく努力を開始するのがいいといえます。
ネガティブな感情は使い方が大事なんですねえ。
多少は図々しいくらいでないと割を食う
日本だと未だに「迷惑をかけてはいけない」とか「世間体が」なんてことが言われているように思います。
つまり、協調性が重んじられているということ。
しかし、協調性があること自体は大事ですが、協調性ばかり重んじては周りの意見に流されて自分のやりたいことなんて何もできないままです。
もちろん、自分が何をしたいのかという目的次第になりますが、「他人からの評価なんていちいち気にしたら何もできないまま死んでいく」んですね。
事実、人生における後悔として多いものに「他の人の期待に沿う人生ではなく、自分の想いに忠実に生きればよかった」というものが挙げられているといいます。
他人の言うことばかり聞いて生きているのは「他人の人生を生きているのとそう変わりない」とえますよ。
もっと、自分を思いやってくださいな。
嫉妬する連中の声なんて聞く必要はないんです。
もっと、図々しくていいのですよ!
傲慢はいけませんが「他人からの非難に臆することはありません」。
例えば、会社などの組織において自分が快適な状況に居たいのであればやはり権力をもっていくのが望ましいと思います。
そうなると社内政治は避けられません。
社内政治って結局、自分の利益を最大かすることに特化している人間が勝ち抜くようになっている傾向はあるので、あんまり他人の事にかまっていてはうまくいかない可能性があります。
時に、綺麗事とか理想論は抜きにして手段を選んでいられない場面もあるでしょうし、そんな時には多少図々しくないと上手くいきませんな。
何でもかんでも我を通すのはまずいでしょうけどもここぞというときは何があっても譲らない気概は大事かと。
それは他のことにも言えます。
「他人から嫉妬される」、「他人から批判される」なんて「基本的にどうでもいいくらいくだらないこと」です。
何かをどうしても成し遂げたいのなら、嫉妬や批判なんかにかまっているほど暇ではないでしょう。
謙虚に、しかし図々しく生きていけばいいんです!
どんどん勢いに乗れ!
世の中「出る杭は打たれる」とよく言われますが、「叩けないほどで切ってしまえばいい」とも言えます。
悪い意味で調子に乗るのではなく、知的謙遜を保ち少しづつ小さな成功体験を積み着実に努力を重ね、その努力を実感しながら目的に向かっていけばいいといえますね。
つまり、調子に乗らず「どんどん勢いに乗っていけばいい」んです!
いい波に乗っていくといってもいいかも。
どんどん加速して誰も追随できないほどになってしまえばいい!
全員振り切って思いっきり突出してやればいいんですわ。
もっともっと、自分の意志に忠実でいいのです。
いい波乗って生きてけばいいよねってカンジ。
おわりに
この記事は「「調子に乗っている人は気にしなくていい。それより、勢いに乗っていこう」と題しておおくりしました。
はい、調子に乗っているという表現は自分自身に使うときは「知的謙遜を高めよ」という自戒の意味であり、他人に使うときには往々にして「嫉妬の意味あい」があるといえましょう。
嫉妬はキリスト教で七つの大罪にも挙げられるほど嫌悪される感情ではありますが、その嫉妬の対象から自分の欲しいものが明確になるという利点もありました。
嫉妬に駆られて相手をいじめるのは非生産的ですが、嫉妬をうまく活用してほしいものを手に入れるための原動力とするのであれば大いに生産的です。
ぜひ活用しましょう。
そして、あなたが「調子に乗っている」と言われたら、まず落ち着いて自分自身が傲慢になっていなかったかを顧みるといいです。
自分でわからない時は他の人に聞いてみるのもいいですね。
ただ、それをしてもなお「自分に非はない」と心底思えるなら、多分それはあなたが傲慢なのではなくただの嫉妬かもしれません。
他人からの嫉妬なんて基本無視でいいですよ。
まあ、嫉妬なんかにまけず「勢いに乗っていきましょう」。
では!