「最近、ネットニュース見ていたら自民党の総裁選で党内が揺れているようだな。誰が優勢とかってニュースを聞くと、なんだか少しだけメディアの恣意性を感じてしまって素直に優勢と報道されている候補を応援できないわ。」
ふむ、そうねえ。
メディアから流れてくる情報には良くも悪くも翻弄されてしまうよなあ。
オニギリス!
脱マンネリストのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「アナウンスメント効果」メディアの発信をうのみにしてはいけない
」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
アナウンスメント効果について知りたい人等
テレビやネットなどで世論調査の結果が流れると、人は知らず知らずのうちにそれにかなりの影響を受けてしまうものです。
もちろん、メディアに対してどのくらい信頼をおいているかというのも影響しているかもしれませんが。
このような事が起こるのは
では、ゆるりとおおくりします。
目次
アナウンスメント効果ってなあに?
アナウンスメント効果とは
「選挙の投票行動や経済活動などに関して,マスメディアの報道が人々の心理に影響を与えることで行動を変化させること」
です。
ふむ、大衆心理とかそっちの方面に関連する概念って感じですわね。
アナウンスメント効果の具体例に関しては以下のようなものがあります。
- 選挙において、ある候補が有利ないし不利と報道されることで有権者の判官びいき等が起こり現状の情勢が逆転する
- 政府、日本銀行が経済政策や金融政策を発表する事で,企業や家計に影響を与えて当初の想定以上の政策効果をもたらされる
経済政策の発表などで株式市場が荒れ狂ったりすることも、アナウンスメント効果の一種と言えるのかもしれません。
急に暴落されたりすると怖いんよねえ、、、あれ。
おっと、余談でした。
アナウンスメント効果には気をつけよう!
現代は、テレビやネットメディア等で絶え間なく膨大な量の情報が発信されています。
なので、わたしたちは知らず知らずのうちに情報に振り回されている、つまりアナウンスメント効果の餌食になっているといえると思うんですね。
正直これは少々悪意を持った見方かもしれませんが、世論調査の結果や政治や経済政策の報道にしてもメディアには何がしかの思想的立場があるため、事実をそのままに報道しているとは限りません。
まあ、「どこそこの新聞社は左寄りだから~」とかいった話ですよね。
なので特定のメディアからしか情報を得ないって話になると、知らず知らずのうちに自分の考えがメディア側の思惑によって誘導されていってしまうといった事がおこります。
事実を的確に捉えようと思ったら、それぞれのメディアの思想的立場をきちんと事前に理解した上で情報を得るようにしたいものです。
例えば情報を得る際の古典的な手法ではありますが、昔から「複数の新聞社の新聞を読め」なんて言われますよね。
あれは新聞社によって保守とか革新といった色んな思想があるので、ある事実をより正確にとらえようと思ったら様々な確度から多面的に見る必要があるという事です。
もしメディアの思想的立場をよくわからなかったとしても、何か情報を得たら「そういった見方もあるかもしれないが、他の立場から見たらどう見えるのか?」という疑問を常に持つようにはしたほうがいいでしょう。
これは自分の持つ意見に対してもいる事でして、誰しも「自分は~が正しいと思う」という意見はあると思うのですが、その持論に対して常にあえて反論をぶつけてみるという事も物事をフラットに見るためには必要です。
例えば、わたし自身はつい最近まで政治にさしたる興味も関心もなかったため、自分がいわゆる左派か右派かなんてことを考えたことがありませんでした。
しかし最近コロナのせいもあってそこそこ政治に興味を持つようになって、自分が実はやや保守よりの人間であるのではないかってことに気が付いたんですね。
それと、わたしはいわゆるスピリチュアルの理論体系や理論に関しては、かなり懐疑的で科学的根拠を何より重視している立場です。
とはいえ、世の中にはまだまだ科学で解明できない事が沢山あるので全てを科学の文脈で説明できると断言するのもなんか違う気はします。
まあ、とは言っても科学でどんどん色んな事が説明できるようになっているので、今後が楽しみではありますねえ。
とりあえず、何かを絶対視することはやめにして常に自分の意見に対しても批判的検討を加えるようにしていきたいものです。
月並みですけど「中庸が大事」ってことですな。
おわりに
この記事は「「アナウンスメント効果」メディアの発信をうのみにしてはいけない」と題しておおくりしました
今回はアナウンスメント効果について少しだけ詳しく?見てみましたが、わたし達は知らず知らずのうちに誰かの恣意的な情報によって誘導を受けているのでしょう。
それは確かな事だと思います。
自分の意見に対してもある一定の批判的精神を持ち続けて、出来るだけ中立的でありたいものです。
では!
参考