「なんなん?おっさん達ってさ。なんで、あんなにラインで送ってくる文章が特徴的なん?マジで謎。てか、普通にキモくね?つーか、おっかしいよねー。どのおっさんでも同じような文面に収束するカンジだよね。あれおじさん構文っていうんだってねー。マジウケルwww。」
うんうん、そうだねえ。
中年の人達のラインの文面ってすごい特徴的だっていうのはなんかわかるわあ。
オニギリス!
脱マンネリストのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「おじさん構文の背後に隠された心理とその原因を探ってみた。」という話です。
今回は以下の様な方に向けておおくりします。
- おじさん構文って何なのか気になっている人
- おじさん構文を使ってラインを送ってくるおじさんたちの心理を知りたい人
- おじさん達がどうしておじさん構文をつかってししまうのかについて原因を探求したい人
はい、中年の男性たちの文面って良くも悪くもすごく特徴的ですよね。
かなり、圧が強いっていうか自分の主張が強いですねえ。
しかも、一文当たりの情報量が多いこともままあり反応に困ることも多いです。
わたしはそこそこ異性の友人がいてそこそこ話を聞いているので、中年男性の方々は女性に対してはより一層その傾向が多い印象がありますね。
そんなおじさん達が多用するアクが強い文章のことを「おじさん構文」というんです。
今回はそのおじさん構文を多用する人たちの心理の裏側とその心理の原因を探ってまいろうかと思います。
ではゆるりとおおくりします。
目次
おじさん構文の定義と実例
おじさん構文とは「中年男性が女性に対しておくる特徴的な文面のこと」と意味します。
まあ、いろいろ文章で説明してもよう分からんと思うので、実例を見てみましょうか。
おじさん構文の例が以下!
さて、どうでしょうか?
以上からおじさん構文のある程度の傾向が見て取れますね。
それが以下。
- 句読点が無駄に多い
- なんかやたら食事にさそう圧が強め
- 一文が長すぎる
そして、このおじさん構文の基準については熱心なおじさん構文研究家?の人達が色々と作ってくれています。
それを確認してみましょう。
■おじさんの全体像
1:返信がなくてもメッセージを送る:
2:やたらとご飯に誘う
3;褒めが絶妙にキモい
4;名前が「~ちゃん」付け
5:長い
6:聞かれてないけど自分のことを言う■おじさんのタイプ
1:「絵文字乱用オジサン」:とにかく絵文字が大好き。連絡がマメなのが特徴
2:「顔文字乱用オジサン」:(^^;;や(^_^)といった相手をイライラさせる絵文字を使いがち。
3:「句読点オジサン」:表情がわからないのでなんか怖い。たまにカッコいいことを言ってくる。
4:「若作りオジサン」:昔ヤンチャしてた系で。今日も仕事ガンバレよ(笑)など謎の励ましも。一人称は「オレ」。引用
この基準を作ったのはTwitterユーザーのすれみ(@_Smitter2)さんによるものです。
なんとこの方は「おじさんになりきろう講座」というものを主宰しているのだとか。
本当、すごい分析力だ(笑)。
すみれさんが作った基準でいうと、多分わたしの場合5だけ怪しいかな?
ライン100通に一通くらいの割合で3行以上の文送る気がするなあ(業務連絡等は除く)。
わたし30台前半なんでまあ生物的にはオサーンだからまあ別にいいけど。
しかし、まあ気を付けたほうがいいでしょうな。
なんか、おじさん構文って心理的な距離感間違っているような感じがしてならないしねえ、、、。
これ女子の立場で考えたら気持ち悪いだろうなあ、、、。
てか、こわいよね。
おじさん構文に対する世間の反応
さて、ここからは世間の女性達はおじさん構文をどう見ているのかを見てみましょう。
ふむ、どうやらおじさん構文に対して批判的な見方をする人がいる一方で、一定の評価をしている人も沢山いるようですね。
そして、最近では若年層の女性の間でおじさん構文を作って遊んでみようという、「おじさん構文ごっこ」をしようという機運がある模様。
なんと、おじさん文章ジェネレーターなんてものもあるくらいですし(笑)。
参考
ま、遊びとして女性同士でおじさん構文をやり取りしているならいいですが、男性がこの風潮に乗ったら完全に日々のライン等の文面が「おじさん化」してしまうので男性厳禁ですかね。
ということで、友人に誘われてもこの手の遊びにだけは乗れないっ!!
あと、完全に余談ですが、あの木村拓哉さんが最近インスタの投稿が若干おじさん構文っぽくないか?って話題になってましたねえ、、、。
なんでも、『しましたぁ〜!!』、『ですねぇ〜!!』といった『〜』を語尾につけて母音を小さくし、エクスプラネーションマークを二つ付けるというややくどい?文章が、おじさん構文だとして若いネットユーザーから失笑を集めているんだそうな。
んー、皆おじさん構文に敏感なんだなあ。
せっかくなのでおじさん構文をつくってみよう!
わたしは普段何も絵文字をつかわないしそっけないラインしか相手に送らないので、こびた長文とか書けないので正直おじさん構文を作るのは難しいですが、いまや先ほど紹介した「おじさん文章ジェネレーター」があるので、おじさん構文を作るのもお手の物です。
という事で、早速実際におじさん構文を試しに作ってみようと思います。
おじさん文章ジェネレーターのサイトへ飛んでみると、トップはこんな感じ。
うおぉっとー!
いきなりセクハラ全開な感じの文きたあー!
、、、いかんいかん、取り乱した。
ふむ、名前を入れる必要があるんですなあ、、、。
しかも、よく見ると「絵文字レベル」と「句読点レベル」なんてものもあるのね、、。
どうしようかね、、、んー、まあ、、、なんとなく、橋本環奈さんにあやかって「かんな」っていれてみますか。
え?
理由?
、、いや、ないっす。
ただの思い付き。
見てることはないと思うけど、橋本環奈さんすいません!!
、、、てことで、まず最初は「絵文字レベルと句読点レベルともに0」から。
ん!??
どっちもゼロでこのレベルかよ!
既に相当キモいんだが、、、おそるべしおじさん構文。
じゃあ、次は、「絵文字レベル3と句読点レベル1」。
、、、、おお、、、これは末期、、、やべえってばよ、、、、。
段々、冗談じゃすまなくなってきましたぞ、、。
よし!
では、怖いもの見たさに「どっちのレベルもマックス」にしてみましょう!!
、、、、、、なにこれ、、、、?
目がめっちゃちかちかするんですけど、、、。
絵文字やばいでしょwww
これは怖いわ。
しかも、よく見たら「lineで生成した文章を送る」とかあるじゃないか、、、やべえって、、これ送られた人のメンタルやられるぞwww
おじさん構文おそるべし!!
てかもうおじさん構文って完全に迷言だよね、、、。
お口直しに「心に響く名言」の記事でも見ますか?
おじさん構文の背後にある心理
わたしは、このようなおじさん構文をラインで送ったりする心理には以下のようなものがあると考えます(対女性の場合)。
- あわよくばという下心がある
- 何とか自分より年齢が下の女性と仲良くしようとしてる
- 自分のことを知ってもらいたがりすぎる(承認欲求が強すぎる)
まあ、一番上の項目は論外として一番下の項目に関しては、程度の差こそあれ多かれ少なかれ男性であれば誰にでもあるものでしょう。
ただ、ラインであっても相手との会話である事には変わりません。
会話は双方向的なものなんですね。
つまり、ラインでも相手への配慮は欠かせません。
なのに、承認欲求が先走って情報量が多い文章の塊を相手に投げつけるってことになるって話。
あとは、男性にありがちな感はあるのですが性欲によって衝動的になっているってことですかね。
やはり、良くも悪くも性欲というものは行動の原動力につながったりします。
事実、歴史上の偉人たちや今大成している経営者の人達のモチベーションに「女性にもてたい」という意識がありますしね。
これはいろいろ調べてみればわかることですし、おそらく男性諸氏であれば異論はないでしょう。
個人的には「所詮人間なんてものは本能にし支配されているに過ぎないのか」というなんともいえぬ虚無感に襲われるところではありますが、冷静さをうしなわずがっつくことがないようにしたいものですね。
女性もがっつかれては迷惑というものです。
実際、わたしの友人にもおじさんからのおじさん構文の大量投下でかなり頭悩ましている人もいましたからね、、、。
マジで、気を付けたいし気を付けてほしいところ。
おじさん構文は実は闇が深い?
わたしはおじさん構文を見ていて「おじさん構文ってちゃけば闇ふかくね?」みたいに思います。
理由は「相手との心理的距離感がわかっておらず一方的なコミュニケーションに終始している」という点です。
何というか、おじさん構文を大量に投下してくる人って日常でも「話が長い」とか「人の話を遮って自分のことばかり話したがる」、「人の意見は聞かない」、「聞かれてもいにないのに知っている知識を話し出す」みたいな人が多い気がするのですよ。
つまりね、「コミュ障なおじさん」なんです。
それも「しゃべらないタイプのコミュ障」ではなくて(※一部例外あり)、よくしゃべるタイプのコミュ障ですね。
※たまにラインでだけ饒舌なタイプがいる。このタイプはリアルとのギャップがすごいし距離感をまちがっており気持ち悪いことが多い。てか、不気味かも。
彼らは相手の反応も確認せずに、「俺はいいことしゃべってやっている」とか「感謝されて当然」みたいに思って会話が双方向であることを失念している残念な人たちです。
つまるところ、わたしが言いたいのは「おじさん構文を多用する人はそもそもコミュ障だ」といいたいんですよ。
それだけですね。
コミュニケーションを取れない人が親切さを前面に出そうとすると、相手のニーズを考慮しない「お節介」や「有難迷惑」にしかなりません。
んで、あげく人によっては「俺が折角親切にしてやったのに感謝はないのか!」なんて世迷言を言い始めるのです。
ですから、個人的見解ですがおじさん構文から脱したいのであれば、「リアルのコミュニケーションの力をあげる」ことを意識したほうがいいと思われます。
そして、現実とラインのギャップがあまりないようにしていけたらいいんじゃないかなって思いますね。
参考までにコミュ力強化に関する記事を置いときます。
参考記事等
おじさん構文による惨劇
おじさん構文の破壊力は恐ろしいものです。
こんなものを女性に、解く若い女性に対して使ったら本当に命がいくつあってもたらんなって感じですよ、最近は。
例えば、最近ではおじさん構文にまつわる事件が2例あるようです。
それが以下。
ケースファイル1:三菱UFJ代行ビジネス事件
三菱UFJ代行ビジネスの元社員の女性がセクハラが原因で精神疾患になった事件があり労災認定されてしまったという事件です。
なんでも、50代の上司が20代の女性部下に執拗にメールを送って食事に誘ったり、駅で待ち伏せなどしてたんだそうな。
以下がメールの実際の文面。
引用元https://www.bengo4.com/c_5/n_11887/
んー、こりゃあ送られた女性こわいってばよ、、、、。
ケースファイル2:アースミュージック&エコロジー事件
アースミュージック&エコロジーなどを展開するストライプインターナショナルの石川康晴氏が、LINEで女性社員に「「内緒だよ」とメッセージを送り部屋に来るよう誘った」などのセクハラ行為によって社長を辞任したという事件です。
まあ、これはおじさん構文が原因っていうには少し無理やりなりな感じですけども、まあ、、、うん、「おじさん構文のせいもあるね」ってことに一応しておきますかね。
女性向け洋服ブランド「アースミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナル(岡山市)の石川康晴社長(49)が複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に同社で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けていたことが分かった。
引用元
https://www.asahi.com/articles/ASN346VLWN32ULFA00F.html?iref=pc_ss_date
おじさんはおじさん構文によるネガティブ効果を打ち消すため「雰囲気イケメン」になるか、顔文字をつかのを止めるかしかない
もう、いまや、おじさん達はラインをおじさん構文を女性のラインに投下しただけでセクハラ扱うされるなんて事態に直面しているわけです。
うぬ、何とも世知辛いところ。
では、一体おじさん達は今後どんな風に若年層の女性や若い女性の部下等とコミュニケーションをとっていったらいいのでしょうか?
はい、個人的に考えられるおじさん達の取るべき生存戦略は以下の2つだと思います。
・雰囲気イケメンを目指す
おじさんにもいろいろいますが、まず間違いなく言えるのは「太っているなら痩せて筋肉質な体になり肌が汚ければ肌をできる限り綺麗にする、また必要があるならひげ脱ものもする」という事です。
とにかく、見た目の清潔感を極限まで上げて「雰囲気イケメン」を目指すという事が大事でしょう。
アメリカなんかだと見た目の印象が悪いだけで、もちろん犯罪の種類によりますが刑の軽重が変わるなんてことも言われたりしています。
見た目が悪いというだけで理不尽な対応をされるってことです。
年を取るのは仕方ないとしても、「おじさん然」として居たらもうどんな理不尽が起こるか分かったものではないですわね。
なので、その時にできる限りのことをして、「雰囲気イケメン」を目指す、元がガチのイケメンなら肌をきれいにすべくありとあらゆることをやる、そういったことをすると多少のおじさん構文も多めに見てくれる可能性があるでしょう。
ただ、あくまでも「多少」ですからね。
おじさん構文は同年代の人に贈られても、「え、、、」て感じなんですから。
まあ、容姿をよくしておくのは万が一のための保険ですわな。
・おじさん構文自体を使うのをやめる
もうできる事なら、「おじさん構文をやめる」、つまり絵文字は一切使わずしつこく自分語りをしたりせず、一文をコンパクトにして要点を伝えるとかそういった感じにしましょう。
おじさん構文自体使わなければ、おじさん構文が原因となってセクハラになることはなくなるはず。
原因から絶ってしまうのもいいと思います。
まあ、おじさんたちに残された道はこの2つを同時に行うか、おじさん構文自体をやめてしまうかでしょうなあ。
すくなくともやたら句読点が多いという人は、一度句読点の付け方について見直してみた方がいいと思います。
おわりに
この記事は「おじさん構文の背後に隠された心理とその原因を探ってみた」と題しておおくりしました。
おじさん構文は正直一文の情報量が多いし、なんか圧が強いので読んでいて疲れます。
なにより、情報の多さのせいで「何に対して反応したらいいかわかんない」てことにもなりますね。
結構、送られてくると対処に困るタイプの文章です。
ただ、これだけは言っておきたいのですが「決しておじさん構文を送ってくるおじさんは嫌な奴ばかりではない」ということ。
確かに、会話が一方通行になりがちである点を加味すると、「ちょっとさあ、もう少し人の話も聞けよ、、、」といいたくなるのもわかるんです。
しかし、おじさんなりに気を遣おうと積極的に努力をしているので、おじさん構文はおじさんなりのサービス精神の表れといえます(ま、空回りしてるけど)。
そう考えると、圧が強い点は好き嫌いがわかれるものの「嫌な人ばかりではない」と思うんです。
なので、「おじさん構文を使うおじさんは悪い人ばかりではない!」という言葉で締めさせていただきたいと思います。
ただ、どんなにおじさんが悪意を持たなくても、女性側に「悪意がある」と思われたらおしまいなので、そういった意味では「雰囲気イケメンを目指す」か「絵文字を使うこと自体止める」しかないでしょうなあ。
うん、それしかないな。
では!
参考記事等
アイドルにはまる人とアイドルにはまらない人では心理面で何が違うのか?