「欲しいものがない」は基本的にいいことだがあまりにないのはヤバいかも

「最近めっきりほしいものがなくなったんよね。前はあんなに色々欲しいものがあったというのに、、、。これ大丈夫なん??」

ふむ、欲しいものがないって基本的にはいいことだけど、あまりにないのはまずいこともあるかもしれんね。

オニギリス!

脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「「欲しいものがない」は基本的にいいことだがあまりにないのはヤバい」という話です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・物欲の低下を感じて少しそれが気になっている人
・自分のやりたいことがよくわかんなくなっている人等

欲しいものがないという状態は、一般的には「物欲から解放された状態」ですので非常に良い状態と言えます。

ただ一方、物欲がないという事が無気力状態に陥っているサインであることもあるので、「ほしいものがない=いいこと」と簡単に断じるのも中々乱暴なところです。

もし、急にほしいものがここ最近でなくなってきて自分でもそれに多少の戸惑いを覚えているなら、少し自分を見つめなおしたりストレス解消を積極的に行ったりしてみるといいと思いますよ。

欲しいものがあるというのも人生に活力を与えてくれるものですから。

では、ゆるりとおおくりします。

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基本的に欲しいものがないのはいい事である

「ほしいものがない」というのは基本的にはいいことです。

なぜなら、「現状が満たされていて十分に幸せである」と考えれるからですな。

もし、これが承認欲求が強すぎる状態だったりストレス過多の状態になっていたりすると、「本当にそれ買う必要がある?」といった感じのものまで買って浪費を重ねてしまいます。

例えば、自分を不必要に大きく見せようとして高級ブランドの服やかばんを買いあさってみたり、一時的に気がまぎれるからものを買ってみたりなんていうのはかなりの問題行動なんです。

いずれもメンタルが不安定になっているからこそおこる状態と言っていいでしょう。

満たされていて十分に幸せを感じているなら、こういった行動はせず「必要なものを必要な時に買う」だけなので浪費はしません。

人生の幸福度を上げるためにも、こういった心境でいることは大事といえます。

承認欲求やストレスに振り回されてはいけません。

それぞれに対する対策については以下参照。

急にほしいものがなくなったのは心が悲鳴をあげているのかもしれない

上述したように、欲しいものがないのはいいことです。

しかし、それはあくまで「原則」でした。

「原則」という事は、例外が存在しているんですね。

その例外の一つが、「急にほしいものがなくなった」という事態です。

「欲しいものがない状態」なのは「満たされているからだ」と先ほど申し上げましたが、その逆に「欲するだけの気力がない、または欲しても無理であるとあきらめているから」とも解釈できます。

正直、言葉遊びの類に聞こえるかもしれませんが、これは十分ありうることなんですね。

特に、「少し前までは普通に欲しいものがあった」なんて場合は、もしかしたら「ストレス等の要因によって物欲がわかなくなっている」のかもしれません。

もし、急激に物欲がなくなっている場合、かなりストレスが溜まっているかもしれませんよ。

例えば、ストレスが多すぎて精神的に落ち込んでいるときには何もしたくなくなってしまって自分のことをなおざりにするセルフネグレクト(例、お風呂に入らない、ご飯を食べない、部屋が散らかしっぱなし等)といった状態になることがあります。

このような状態にあって、物欲が消失してしまう人もいるでしょう。

セルフネグレクトに陥っている人はストレスが多すぎる可能性があるので、まずは日々十分な睡眠が取れているか規則正しい生活ができているか、運動を生活に取り入れているか等といった基礎的なことから確認してみる必要がありますね。

あとは各自ストレスをためない様に工夫をしていくことですな。

ストレスの解消方法については以下の記事を参考にして見てください。

また、「本当は欲しいけど資金繰りがきついから我慢する」みたいなことを続けていて、欲しいものがなくなったような気がしている人もいるかもしれません。

こういった人は、無理やりに自分の気持ちを押し殺しているのですから、それ自体がストレスになります。

ですので、ちゃんと自分の本心と向き合って「自分は~が欲しい」とちゃんと認めてしまった方がいいです。

その上で、仕事を頑張るなりして後々買うことを考えたらいいでしょう。

別にあきらめる必要なんてないのです。

ただし、そもそもそのほしいと思うものが「本当に自分にとって必要なのか」を見直す作業はやるべきですよ。

そのほしいものが「ただ単に見栄を張りたいだけ」といった動機に裏打ちされているのであれば、「そのほしい物を買う事」によって余計な問題が生じる可能性もあります。

この場合、必要なのは自尊心を高めるといった承認欲求の暴走に対する対抗策です。

「~が欲しい」と思った時は、「なぜ自分はこれが欲しいのか?」と考える事が大事なんですね。

人生の方向性を決めて再出発

さて、そもそも物欲との付き合い方が上手ければそこまで「ほしいものがあって仕方がない!」といった事にはならないでしょう。

「欲しいものが多すぎて困る」と言っている人は、断言はできないものの「承認欲求に振り回されているかメンタルが弱っている」と考えて差し支えないと思います。

ですので、ストレス解消を日々しっかりと行うとともに承認欲求を制御するように心がけてまいりましょう。

なお、自分が欲しいものをきちんと把握するためには人生において大事にしたい価値をシッカリと認識するのが有効です。

以下の記事を参考に今の自分が大事にしたい価値をはっきりさせてみるのもいいかと思います。

おわりに

この記事は「「欲しいものがない」は基本的にいいことだがあまりにないのはヤバいかも」と題しておおくりしました。

物欲がないのは基本的にはいいことです。

それというのも「十分に満たされているからことさらほしいという感情がない」と言えるからですな。

しかし逆に、「ストレスがたまりすぎている」とか「自分の欲しいという欲求自体を抑圧しているだけ」といった事もあります。

この場合は、ストレスをためないように工夫するなり、自分の本心ときちんと向き合って自分に正直になる作業が必要でしょう。

「ほしいものがある」という事は、生きる活力ともなるものですので決して悪いものではありません。

欲しいものがあっていいのです。

ただ、それが単に承認欲求の暴走や精神の不健全さに起因するものでないことが重要なんですな。

では!

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