嫌いな人を好きになる方法についてちょっと考えてみた

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ

・嫌いな人を好きになる方法を知りたい人
・話しのネタが欲しい人等

「職場にクッソ気にっくわないやつがおるんだけど、あいつどうしてくれようか?マジで怒り心頭なんだけど。どう付き合っていけばいいかなあ。」

まあ、嫌いな人って正直できる事なら関わりたくないよねえ。

オニギリス!

脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「嫌いな人を好きになる方法についてちょっと考えてみた」という話です。

嫌いな人は誰にでもいるものです。

もちろん、わたしにもいます。

出来れば、そんな嫌いな人達とは関わりたくないものですが、職場を始めとして中々そうもいかない場合がありますね。

こんな場合には、ちょっと嫌いな人を好きになれたらいいよなって思うかもしれません。

という事で、少しだけ嫌いな人を好きになる方法について考えてみたいと思う次第。

では、ゆるりとおおくりします。

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嫌いな人がいること自体はしかないじゃん

まず、嫌いな人がいること自体に罪悪感を持ってる人がいるかもしれないので、一言言っておきますね。

「嫌いな人がいるのは人間ならば仕方がない」と。

はい、そういう事です。

人間だれしも嫌いな人なんているのが普通なので、「この人嫌だなあ。嫌いだなあ、、、」みたいに思う事は全然おかしなことではありません。

なので、人を嫌う事に罪悪感なんて持たないでほしいです。

むしろ、「コイツ気に食わねえなあ!」と思うなら、もう避けてしまっていいのです。

関わらなければいいんですな。

あ、だけども「気に入らねえからコイツこてんぱんにしてやる!」みたいに攻撃を加えるっていうのは到底感心できないし不毛なのでおすすめしません。

あくまでも、「お互いにすみ分ける」ので十分。

「気に入らねえからぶっ叩く!」はダメっす。

それはダメっす!

気に入らないなら、関わらない様にすればよしです。

その嫌いな人を好きになる必要が本当にあるのか?

嫌いな人に対する基本的な対応は「お互いに棲み分けする」です。

しかし、場合によってはそうもいかない事があります。

例えば、以下のような場合。

  • 嫌な奴が同じ職場にいる
  • 嫌な奴が同じクラスにいる

※いじめてくるような相手が過度に攻撃的な場合は除く。

上記のような場合、結構始末に困るものです。

とはいえ、「嫌いな奴がいたってどうってことないわ。そんな奴適当にあしらっておけるし」て人は特別何かをしなくてもいいでしょう。

しかし、「気まずいなあ」等と思うのならば、好きになれるかどうかイチかバチかで何か対策を講じてみるのも手です。

嫌いな人なんていない方がいいのは間違いないので、好きになれたらめっけもんですよね。

とはいえ、無理な時は本当に無理なので、絶対に上手くいくなんて言えませんけど。

嫌いな人がなぜ嫌いかを掘り下げて好きになれるかに挑戦だ!

人が好き嫌いと言う感情を持つ時、その根底は大体直感であって明確な理由なんてないものです。

好きか嫌いかは結局突き詰めていくと、「何となく」にたどり着くんですよね。

ただ「何となく」に行きつく前に、「あ!この理由でコイツが気に食わなかったんや!」と気付くこともあるものです。

なので、「なんでコイツの事が気に食わんのか?」とちょっと自分に問いかけてどんどんその理由を探ってみるといいでしょう。

まずは、そこからです。

その際には、嫌いな人について以下のような視点から検討を加えてみるといいかもしれません。

  • 嫌いな人のいい所を探してみる

  • 相手に嫉妬しているかを探る。もし嫉妬していたなら嫉妬する相手の持っている嫉妬の原因となった対象を手に入れられる方向へと努力するよう意識を変える(例:業績がいいことが妬ましいなら自分がその業績を超えるように努力するように意識をかえる)

  • 嫌いな人の目に付く特徴と自分が持っている「自分が嫌いな特徴」が被っていないかを探り、自分に対して寛容になる様務めてみる

  • 嫌いな人の立場に一度立ってみて、その心情に対して自分なりに理解を少し深めてみる

この中で特に重要なのは、「嫌いな相手の立場に立って理解を深めてみる事」ではありますが、3番目も結構重要です。

人って自分がもっている「自分の嫌いな特徴」を相手に見つけると、自分の嫌いな部分とその相手を同一して否定的な感情をもってしまったりするんですな。

心理学でいう「投影」ってやつです。

なので、「なんかコイツ見ててイライラするわあ。なんか、どつきまわしたいわあ」みたいに思ったら、「もしかして、自分の嫌いな特徴とコイツの目に付く特徴って同じじゃね?」と疑ってみるといいかもしれません。

正直、これをやっただけで相手を好きになれるとは思えませんが、いくぶん見方がフラットになるでしょう。

そして、そういった事に気が付けたら、その嫌いな部分を持つ自分に寛容になれる様に努めるといいですな。

自分の想像の中に寛容で優しさあふれるキャラクターや優しい第二の自分等を設定して、

「人間みんなかけたところあるやん。不完全やん。だから、お前はおかしない。そんなもんよ、人間なんて。みつを」

みたいに想像上のキャラ等に唱えさせてみるといいでしょう。

投影が起こっている場合、自分に対して思いやりを持てないから他者に攻撃的になっているとの解釈は可能です。

もし、自分の嫌な部分に寛容になれるなら嫌いな相手の事も少し大目に見れるようになるかもしれません。

そこに相手のいいところを見るという意識が合わさると、「コイツ実はいいやつじゃない?」て感じになるかもしれませんね。

まあ、保証はできないですけど。

嫌いな人とはどうやって接したらいいのか?

上述のような取り組みによって相手を好きになれた場合は問題ないですが、もしそれが上手くいかなくて好きになれなかった場合は困りものですねえ。

という事で、最後に嫌いな人との接し方についても少し検討してみましょう。

嫌いな人に対する対処の基本は、「関わり合いにならない事」です。

しかしもし、嫌いな人とかかわらざるを得ない場合、

「嫌いな相手を非人間化しマニュアル的かつ戦略的な対応に徹する」

のが一番かもしれません。

これは具体的にどういうことかと言うと、嫌いな相手を「~という刺激が外界から与えられると~と反応するようプログラムされた物体や機械である」と認識して対応するという事です。

なので、非人間化、つまり「人であるとは認識しない」と言ったんですね。

これがもし、自分と同じ人と思ってしまうと「なんで同じ人間なのに分かりあえんのか!」みたいなストレスになるのであえて「こいつはこういったプログラムが組まれた機械なのだ。分かり合えるはずはないしそんな必要もない」と思うと割り切れるので何も思わなくなるってことです。

もうこれ最終手段ですね。

で、期待を捨てた上で「コイツは~したら~と行動する、と感じる」という冷静な分析をして、当りさわりない行動をとるって感じですな。

実際、感情的になればなるほど自他の心はうまく分析できなくなるもので、心を理解するためには常に感情をなるべく挟まずに因果関係に着目してみる必要があります。

共感でいう所の、「相手の視点に立つ」他者視点取得が重要ってことです。

相手の痛みを自分のように感じとる情動感染はそれほど重要じゃないでしょう。

あと、当たり前ですが「不愉快だから何とかして排除してやろう」ってのはなしですね。 

これは大原則。

もちろん、その嫌いな相手に問題行動があるなら組織の他のメンバーとの協議は必要ですが、

「コイツ気に入らんから、上手いこと罠仕掛けて濡れ衣着せてでも追い出してやる」

とか

「自分が派閥を形成してこいつが集団攻撃される状況を作り出して徹底的に袋叩きにしてやるぞ」

なんてのはあかんっちゅうことです。

これやりだしたら本当にやりすぎですからな。

まあ、、、気持ちはちびっとわかるんだけどやらん方がいいです。

これは「相手にも相手の事情があるから」とかそういう話ではなくて、「気に入らないから排除する」ってスタンスで生きていくと視野が狭くなって幸せを感じられる機会を失うんじゃないかってことなんですな。

それに法的に問題になることも多々ありそうですし。

まあ、人を攻撃するならそれ相応にやり返される覚悟はしとかないとねって話でもありますねえ。

覚悟があるなら、もう止めようもないんで勝手にどうぞですけど、マジで何があっても知りまへん。

露骨に攻撃なんてしない方がいいと思う次第。

ま、露骨でなくてもそもそも攻撃自体ダメだけどね。

本当それだけ。

おわりに

この記事は「嫌いな人を好きになる方法についてちょっと考えてみた」と題しておおくりしました。

今回は嫌いな人を好きになる方法について少し考えてみたい次第。

中々、嫌いな人を好きになるなんて難しいことですけども、好きになれたらそれに越したことはないので一応やってみるのがいいでしょう。

少しでも努力はしてみるべきだと思いますよ。

で、どうしようもないなら、非人間化で対処するしかないかもしれませんなあ。

出来れば、避けたいところですけど。

あと嫌いだから攻撃してもいいって事にはなりませんからね。

そこは注意よ。

では!

参考記事等

HSPは「本当に優しい」のか?攻撃的な人はいないのか?考えてみた。

「生理的に無理な顔」の特徴となぜ「生理的に無理」と思うのか

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