あるがままを感じるのが一番。感情は制御しない方がいい。「森田療法」
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「わたしは凄く落ち込みやすいしネガティブ思考なんだよね、だからそんなネガティブ野郎な自分が大っ嫌いだ!なんとかして、ネガティブにならないようにって毎日松岡修造のマネして自分を励ましているけどさ、、、なんか、わたしの場合かえって疲れてしまうわ、、、気のせいかな?どうにかして、感情ってコントロールできないもんかな?」

んー、感情をコントロールしようって発想がどうかね?

感情はありのままに感じたほうがいいと思うねん。

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「あるがままを感じるのが一番。感情は制御しない方がいい。「森田療法」」という話題です。

今回は以下のような方に向けておおくりします。

こんな人が読むと役に立つよ
  • 森田療法について知りたい人
  • 感情のコントロールに苦慮している人

はい、あなたは森田療法という心理療法を知っているでしょうか?

森田療法とは日本の精神科医である森田正馬さんにより創始された神経症の治療のための心理療法です。

そして、その療法の本質的な考えがストレスが多くて悩みがちな現代人にはとても参考になるんじゃないかなって思うんですね。

そこで今回はあなたのメンタルに資するであろう可能性があるので、森田療法について少し詳しく見ていきましょう。

森田療法を参考にして今日からメンタル健全!

今回の記事は森田正馬さん著「神経質の本態と療法」を主な参考にしています

では、ゆるりとおおくりします。

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森田療法とは何ぞや?

森田療法とは1919年(大正8年)に精神科医の森田正馬さんによって、創始された神経質に対する精神療法です。

森田さん自身は薬を使わなかったそうですが、現代ではウツ症状改善のために薬を併用する事が多いといいます。

そして、元来、森田療法では入院が基本であったといいますが、現代では通院が中心になりつつあるそうですね。

具体的に言うと、以下みたいに分類されている模様。

  • 心身の状態が重度、ないし治療が長期にわたる人は入院
  • 心身の状態が軽度の場合は通院が基本

時代と共に森田療法のとらえ方や在り方は変化するってことですねえ。

森田療法は日本国内のみならず、海外、特に中国を中心に普及しているとのこと。

なお、森田療法は行う自助グループに『NPO法人 生活の発見会」があります。

参考

森田療法の産みの親「森田正馬」とはどんな人?

さて、森田療法の産みの親である森田さんは一体どんな人なんでしょうか?

森田さんは東京帝国大学の医学部出身の精神科医です。

実は、彼はもともと自分自身が神経質であり、幼少期から頭痛に悩まされたり死の恐怖にさいなまれたりしてきたといいます。

そして、精神科医になり彼は神経質の治療方法を探求する中で、催眠療法やその他様々な治療法を身に着け実践していきました。

そうした経緯があって、彼は森田療法を完成させたんですね。

なお、彼の著書には禅に関する用語や経典の一部と思われる言葉が登場することがあるので彼の療法が禅の考えに由来するとおもいきや、どうやら彼によるとそれは違うそうです。

禅についての知識が多少あるのは、患者さん達から禅についての知識を聞く機会があったとかそんなことが理由のようですね。

森田療法の本質

森田療法の本質は「自然服従」、森田さんの著書「神経質の本態と療法」から引用するなら、

「いたずらに人工的な拙策(せっさく)を放擲(ほうてき)して、自然に服従すべし」

ということです。

まあ、言い回しが非常にめんどくさいわけですが、簡単に言えば、「変に小細工をせず自然なありのままの状態に従う」ということでしょうかね。

つまり、暑い時に「いいや、全然熱くないもんね」なんて無理に暑くないと思い込もうとするのではなく、暑い時は「暑いなあ、、、」と素直に感じればいいということです。

これは落ち込んだ時や怒っている時にも言えるんですよね。

「いいや、落ち込んでないし!」とか「いやいや、全然怒ってなんてない!」と自分の感情を否定するのではなく、「ああ、今自分は今すごく悲しい気持ちだ」とか「今、自分、めっちゃ怒っている」のようにちゃんと自分の感情を受け入れていくことが大事なんです。

過去の記事でも触れていますが、ネガティブな感情から目をそらそうとすればするほど、かえってその感情に意識が向くのでますますネガティブな感情にとらわれることになってしまいます。

なので、「感じなかったことにしようとする」のではなく「感じていることを受け入れる」ようにしたほうがいいんですね。

森田療法ではこのような「自然の流れに従うこと」を重視しています。

森田療法の具体的な内容

森田療法は当初入院を前提としたものでしたが、最近では通院が一般化しています。

ここでは参考までに、創始当初の森田療法の具体的内容を森田さんの著書「神経質の本態とその療法」の「一般神経質に対するわたしのの特殊療法」から紹介してみたいと思う次第。

なお、この療法は4期としてみることができるそうです。

それぞれの期とその簡単な説明は以下の通り。

・第一期:臥褥(がじょく)療法

この期間は完全に患者を隔離して、面会、談話、読書、喫煙、その他の気を紛らわせるようなことの一切を禁止。

食事、便通の他はほとんど絶対臥褥を命じる。

※臥褥とは横になったまま過ごすこと。

第二期:軽い作業療法

この時期も第一期同様の隔離療法であり、患者の談話、遊戯等を禁じて臥褥時間を7,8時間と制限する。

また、昼間は必ず戸外に出て空気と光線に触れるようにして、全て自室内で休息することを許さない。

夕食後には毎日その日の日記を書かせて患者の身体的精神的状況を知る手がかりとする。

第3期:重い作業療法

患者を指導し知らず知らずの間に作業に対する忍耐力を養って自信を持たせる。

また、仕事に対する成功の喜びを繰り返し感じさせることで、勇気を養う。

第四期:複雑な実際生活期

第3期は興味に駆られて働くことや作業の持久力の訓練であったのに対し、第4期ではその興味や執着を破壊し、全てのこだわりを離れて外界の変化に適応するための訓練をする。

それぞれの人が実際生活に変えるための準備。

なんか、こうやって見るとすごくきつそうな感じがしますねえ。

以前紹介した内観療法もそうですが、結構日本で生まれた心理療法って過酷なものが多いイメージですな。

ま、あくまでイメージに過ぎませんが。

でも、森田療法はいまでは大分、取り組みやすいものにかわっているでしょうね。

おわりに

この記事は「あるがままを感じるのが一番。感情は制御しない方がいい。「森田療法」」と題しておおくりしました。

森田療法の本質は「自然服従」、つまり「自然の流れに従うこと」でした。

要するに、感情はコントロールしようとしたりするのではなく、「あるがままを受け入れたほうがいい」んですね。

これは第3世代の認知行動療法であるアクセプタンスコミットメントセラピーでも言われていることです。

抵抗しようとすればするほどに、その対象を強く意識してしまうのが人間の心理というもの。

戦うことをやめ受け入れてありのままを感じることをおすすめします。

では!

参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E7%99%82%E6%B3%95

参考記事等

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