「なんかマスクして生活するのが当たり前になって気が付いたけど、最近声が小さくなってきたのか知らんけど人に聞き返される場面が増えてきた気がする。後なんかこっちの感情が伝わりにくくなってきた気がするわ。なんかマスクしてからコミュ障化してる気がする、、、。」
マスクしてからコミュ障化か、、、、まああるかもしれないよなあ。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「マスクでコミュ障?」マスクしていると声が小さくなって通らない?」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
・マスク生活が当たり前になってからコミュ障になってきた気がする人
・マスクのせいで声の通りが悪くなってきたような気がする人
マスクをするようになってから、「なんか声の通りが悪くなった様な気がする」とか「マスクのせいでなんだか相手とのコミュ二ケーションが円滑に進まなくなった様な気がする」と思っている人が最近結構いるようです。
わたし自身は、マスクをするようになって特に不便を感じたりしていませんが、やはり「何となく声の音量が抑えられている気はする」と思いますね。
もっとも、わたしの場合は普段結構かなりの音量で話しているのが常らしいので、マスクをすることでちょうどよくなっているような気もしますけど。
また、マスクをするようになってからコミュニケーションが下手になったなんて人の話も聞いたりします。
今回はなぜマスクをすると声の音量が落ちるのかやコミュ障化するのかについて少々考察し、その対策もあわせてみてみたいと思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
マスクをすると声が小さくなるし滑舌が悪くなる?
「マスクをすることで声が小さくなった」という人は結構います。
これは本当なのでしょうか?
少々短絡的かもしれませんが、マスクをすることで声が小さくなる理由の最たるものはやはり何といっても「口の前に遮蔽物があるならそりゃあ声の通りが悪くなる」というものでしょう。
ただ問題の根本は、「そもそもの発声が弱弱しい事」にあると思うんですね。
つまり言い方にややとげがありますが、「マスクをしたことで、元々小さかった声がさらに小さくなって相手にとってききにくいレベルにまでなってしまった」という事でしょう。
この現状を打開するためには、そもそもの声量をあげる以外には手がないといえます。
声量があまりないという人は、今一度自分の呼吸の仕方が腹式呼吸かどうかに注意を払ってみるといいでしょう。
腹式呼吸等に関しては以下の記事参照。
そして、マスクをしていることで口の開閉がしづらくなって発声の際に口をしっかりと動かさなくなり結果として滑舌が悪くなることも考えられます。
滑舌の改善に関しては、やはり動かしにくくてもしっかりと口を動かして発声したり日ごろから滑舌のトレーニングや早口言葉をいうなどと言った取り組みが必要かもしれません。
滑舌のトレーニングには、早口言葉を言う以外で得あれば例えば、劇団四季で採用されている母音法というものがあります。
母音法とは、「台詞の子音をすべて外し母音だけで発声する」という発声法であり、これによって胸式呼吸から腹式呼吸へと変化させられるそうです。
母音法の練習は具体的には以下の様にやればいいそうな。
- ・1、任意の言葉の子音を母音に変換して発声する(例:ありがとう→あいあおう)
- ・2、今度は元の言葉を発声する
- ・3、1と2を繰り返す
という事で、声量自体の小ささと滑舌の悪化の二つが重なって「マスクをしていると聞き取りにくい声になる」という事は十分あり得ると思いますねえ。
わたしも改めて滑舌に関しては点検してみたい気がします。
マスクは人をコミュ障化させる?
声量や滑舌自体にそこまで問題はないはずなのに、なぜかマスク生活をするようになってから人と意思疎通をとりにくくなったと感じている人もいるようです。
「どうもマスクをするようになってから、相手に言葉のニュアンスが伝わっていないように感じる場面が増えた」という人もいるのではないかと思います。
おそらくそういった人が気にすべきは「ジェスチャーを含めたリアクションの大きさ」でしょう。
日本人は概して日頃の会話においてジェスチャーをあまり使いませんし、何ならリアクションも薄い傾向があるように思います。
特に男性に関しては「この人何も反応しないけど、、、」みたいな人がかなりいるような気がしますねえ。
マスクをすると口元が隠れてしまうので、日頃のリアクションが薄いとなると「何も表情が変わらない」わけですから「この人何考えているかわからない」となりやすいです。
相手に自分の感情が伝わりにくいというのは、コミュニケーションを行う上で相当問題と言えます。
というのも、感情が読み取れないと人は相手の行動が予測できないことで警戒感を持つからです。
また例えば恋愛においてはそもそも男性のリアクションの小ささは致命的なので、マスクをすることで非モテ化するなんて話にもなりそうです。
なので、マスクをしている時は普段よりもリアクションを大げさにする努力が必要であると考えられます。
そうですねえ、、、目安については何とも言えないですが、1.5倍くらいにする意識でいいかもしれません。
マスクはコミュ障の見方にもなる?
マスクをすると声が小さくなったり滑舌が悪くなったりする可能性があります。
また、場合によってはリアクションを大げさにする必要もあるでしょう。
なのでここまでの話を総括するとちと大袈裟ですが、マスクには人をいわゆるコミュ症化させる危険性があるって事ですな。
しかしその一方で、マスクをすることでコミュ障から脱することができたなんて人もいるようです。
なぜそんなことが起こるかというと、「マスクをすることで自分のコンプレックスが隠れるから」であろうと思います。
また、そもそも相手の視線が自分の口もとに向いていること自体に恐怖を感じる人もいますね。
実は、コロナ蔓延以前から顔におけるコンプレックスを隠すためマスクを好んでしたがる人がいたのも事実です。
例えば、「あごが長いことを気にしている」とか「口が突出している事を気にしている」、「人中(鼻の下の事)が長いのを気にしている」等ですかな。
こういった顔の下半分に自信がない人達からすると、自分の自信のない箇所に相手の視線が向かうのを恐れて相手の顔を見て話せないという事が起こるわけです。
しかしマスクによりそういったコンプレックスを感じる部分を相手の視界に入らなくできれば、コンプレックスを感じる当人は恐怖から解放されて対人関係に積極になれるというわけですな。
こういったマスクによりコンプレックスを隠すことを「マスク依存」等と呼んで糾弾する声もあるようですが、個人的には確かにあまり健全ではないとは思うものの急にマスクを止めないといけないとは思いません。
徐々にマスクから離れていけばいいと思うんですよね。
マスクはいってみれば自転車に乗るために使用される補助輪みたいなものです。
コンプレックスの克服は徐々にやっていけばいいと思いますし、マスクによってコミュ力が向上するならそれもありだと思ったりしますね。
コミュ力が向上して自信をつけたらマスクを外す方向へ徐々に進むのもいいんじゃないかなって思います。
おわりに
この記事は「「マスクでコミュ障?」マスクしていると声が小さくなって通らない?」と題しておおくりしました。
マスクをすることで声の通りが悪くなったり滑舌が悪くなったりすることはあり得ます。
声が元々大きくない人はなおさらでしょう。
当分このマスク生活はまだまだ続きそうですから、今のうちに滑舌のトレーニングや呼吸を腹式呼吸に変えるようにしてみるといいかもしれません。
あとはリアクションを少し大げさにしてみると感情がきちんと相手に伝わるようになるでしょう。
コミュニケーションは色々工夫が必要ですなあ。
では!
参考記事等
非モテをこじらせるとミソジニーになる気がするので気をつけた方がいい
参考