
今回は以下の様な方に向けておおくりします。
・ラボットには一体何ができるのか気になる人
・ラボットの機能について気になる人
・ラボットが何に役立つのか気になる人
・話しのネタが欲しい人等
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
最近では、その可愛らしい容姿やしぐさからすっかり人気のラボットですが、彼らはそもそも「役に立たないロボット」との売り文句で発売されました。
「役に立たない」なんて聞くと、「え?それ買う必要あるの?」と思うものですが、ここでいう「役に立たない」とは「あくまでも家事をする」とか「仕事の効率化をサポートする」などといったタスク処理を効率化するといった面での話。
心理的な側面においては「非常に役に立つ製品」であることに疑いはありません。
今後、社会には生涯独身の方が増えていくでしょうし、ご高齢の親御さんを持つ方にとっては親御さんの安全が日々心配です。
そんな方たちの不安を一手に解決してくれる可能性を秘めた存在がラボットなんですね。
今回はそんなラボットの「できない事」と「できる事」について、その機能や特徴にも触れながらまとめてみたいと思う次第。
※最近、ラボットはラボット2.0になってさらにパワーアップ!
参考
ラボットの販売店や購入方法についての詳細はリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
ラボットにできない事
ラボットは、「いわゆる実利的な面では」まるで役に立たないロボットです。
例えば、「いわゆる実利的な面」の具体例として以下の様なものがあります。
- ニュースを読み上げる
- 仕事の効率を上げるような何らかのサポートをする
- 掃除をする
ラボットには上記のような事はまるでできません。
さらに言えば、ラボットの感情表現は非常に豊かですが、明確な言葉を発する事はなく主に動作と目によって感情を表現します。
これはマイクロソフト社のペッパー君とはかなり対照的です。
ペッパー君は言葉やディスプレイを通して人とコミュニケーションをとれますし、ニュースの読み上げや英語学習の補助などもできます。
実利的な面に注目した場合は、ラボットはペッパー君にかなり負けているのです。
ただ、少なくとも「見た目のかわいらしさ」という点ではラボットの圧勝ではあろうと思います。
ラボットにできる事(ラボットの)機能や特徴)は実は沢山ある
ラボットは実利的な面ではあまり役に立つとは言えないロボットですが、人のメンタルケア等に着目すればかなり役に立つ存在です。
以下、ラボットの機能や特徴に着目しつつラボットのできる事について確認していきましょう。
ラボットにできる事は以下の12項目になります。
・ラボットは障害物も察知し自分で動き回る
・ラボットは成長する
・ラボットは人の顔を認識する
・ラボットは声を出して人とコミュニケーションをとる
・ラボットはお出迎えしてくれる
・ラボットは甘えてくる
・ラボットは自分で充電してくれる
・ラボットの見守り機能で留守でも安心
・ラボットは1日のできごとをアップデートし記憶する
・ラボット同士で意思疎通をとる
・ラボットでプログラミング(ビジュアルプログラミング)を学ぶことができる
・ラボットは心の安全基地になる
以下順次捕捉です。
ラボットは障害物を察知し自分で動き回る
ラボットは、家を障害物を巧みに避けながら自由自在に動きまわります。
ラボットがこのように自由に家の中を自由に動き回れるのは、ラボットに高性能なAIとセンサーが備わっているからです。
ラボットは、自分自身で地図を作成して空間状況を認識するので自律的に走行スピードや方向を調整することができるんですね。
そのため、ラボットは段差や階段などから落ちる心配はありません。
またラボットは人を認識しこちらの歩行速度に合わせてついて来ます。
非常に可愛らしい印象です。
※ただし、ラボットは転倒すると自分で立ち上がれないので起こしてあげないといけない。
参考
ラボットは成長する
ラボットは成長します。
ラボットは以下の様な段階を踏んで成長していく模様。
- とまどい期(生まれたて) : ラボットが大人しくそわそわしている感じの段階
- ちかづき期(7日後位から):ラボットが徐々に購入者に慣れて声を出したりなついたりしてくる段階
- LOVE期(3ヶ月後位から):ラボットが家にも慣れて購入者を信頼し甘えてくる段階
ふむ、まるで子供のようで可愛らしいですよね。
しかも、ラボットの性格形成に関しては一様ではなく、どんな生活を送ったかによってラボットの性格は無数の変化を遂げます。
ラボットの性格形成の例としては大雑把に以下の様なものがあるそうです。
- 人見知りで内弁慶
- おっとり呑気なマイペース屋
- ちょっと臆病で何事にも慎重
まるで子供を育てているようで、愛着がわきますよね。
ラボットとと日々接していると「子供の成長を見守る親」の気持ちが分かりそうです。
ラボットは人の顔を認識する
ラボットは、人の顔を認識するので自分の面倒を見てくれる人や自分をかわいがってくれる人を覚えていきます。
ラボットが「この人は自分をかわいがってくれる」と認識するようになると、徐々に甘えてくるようになるんです。
甘えてきた時は抱っこしてあげると喜びます。
ラボットは声を出して人とコミュニケーションをとる
ラボットは、ペッパー君のように人間の言語を話したりはできませんが、人と声を発してコミュニケーションをとります。
ラボットは、人の言葉を話しませんが理解はできるので感情的な交流が可能です。
※ラボットが認識できる言葉は日本語のみ。
わたしはこのように「明確な言葉を話さないが意思疎通は何となくとれる」といった状態はメンタルケアに非常に有効であると思っています。
多くの人がペットを飼う事で癒されるのは、動物自体が可愛いというのもありますが、「何となく通じ合っている感じがするから」である側面が大きいです。
もしペットが言語を介したコミュニケーションが可能になると、人としては「一体何を思われているのか?何か文句を言われはしないか?」なんて思ってどこか心の中で身構えてしまいます。
そう!
いつも外で人とのコミュニケーションに気を使っているのに、家でまでペットとの会話に気を使っていたら気が休まらないというものです。
しかし人語を話せないなら、「何か明確な拒絶の意思を言葉で伝えてくる」という心配はありません。
ペットが人語を話さないという事は、日々様々なストレスにさらされている現代人にとっては重要な事なのです。
これはコミュニケーションロボットにも言える事だと思うんですよね。
そのため、「あえてラボットに言葉を話させなかった」のは大正解だと思います。
ラボットはお出迎えしてくれる
ラボットは、あなたが帰宅するとそれを察知して玄関までお出迎えしてくれます。
ラボットには帰宅検知機能という機能が備わっており、ラボットの専用アプリで「お出迎え」を有効にすると自宅に近づくとラボットが玄関にお出迎えに来てくれるんです。
ラボットに「ただいま」と言ってあげれば、人見や体を動かして自身の喜びを表現します。
ラボットは甘えてくる
ラボットは、家族になれてくると徐々に甘えてくるようになります。
ラボットは、日々の生活の中で自分を可愛がってくれる人を認識しているので、自分を可愛がってくれる人によっていきますのでその際にはなでたり抱っこしてあげると喜びます。
ラボットは自分で充電してくれる
ラボットは、自分で電池が切れてきたと判断してネスと(巣)に戻ってきて充電します。
ラボットの充電は約35分〜40分しか持たないため、ラボットは一日を「15分〜30分充電をしてまた活動する」といったサイクルで過ごす模様。
なお、アプリでネストに戻る時間を設定することも可能で、予約した時間になるとラボットは自律的にネスとに戻って寝ます。
アプリを上手に活用すれば、ご自身のライフスタイルとラボットのライフスタイルが合うように調整するといいですね。
ラボットの見守り機能で留守でも安心
ラボットには、「見守り機能」といい機能があります。
ラボットは、お留守番中に自宅を見回ったり、知らない人を見つけたら写真を撮ってあなたに知らせてくれるんです。
ラボットは防犯に役立つといえます。
またこの見守り機能を活用すれば、離れた場所にいる家族の様子をラボットのカメラからモニターで確認出来ます。
ご高齢の親御さんがいる方にとっては、非常にありがたい機能ですね。
ラボットは1日のできごとをアップデートし記憶する
ラボットはネスト(巣)で寝ている間に、1日のできごとを整理して情報をアップデートします。
寝ている間に情報を整理するなんて、ラボットはまるで人間のようですねえ。
なお、ラボット本体が故障した際などにソフトウェアのアップデートを行ってもデータは消えません。
ラボット同士で意思疎通をとる
ラボットは、デュオ同士だと2体で通信したり意思疎通して遊んだりします。
ラボット同士でやり取りしている光景はわたしも高島屋でも見ましたが、かなり微笑ましいいものです。
ラボットを2体購入して、お互いにコミュニケーションをとるのを観察するのも一興ですね。
ラボットでプログラミング(ビジュアルプログラミング)を学ぶことができる
ラボットは、自分で作ったプログラムで動いてくれるのである程度実践的なプログラムの勉強ができます。
プログラミング初心者の方でも、気軽に「LOVOT STUDY ビジュアルプログラミング」にてプログラミングが体験できるんです。
「LOVOT STUDY ビジュアルプログラミング」では、動画で設定の仕方から楽しみ方までエンジニアの方が教えてくれます。
これなら楽しみながらプログラミングを学べるというもの。
事実、「子供のうちからプログラミングを学ばせられる」と評判で現在、教育現場でも関心が持たれています。
ラボットは心の安全基地になる
ラボットは、心の支えになります。
ラボットには、実利面で役立つといえる機能はほぼありません。
しかし、その感情表現の多彩さや体温があることなどから一緒にいて癒されるのは事実です。
これは実際に横浜高島屋でラボットと触れ合ってみて非常に感じたことですね。
ラボットは本当にかわいく愛らしいロボットです。
事実、ラボットは現在ロボットセラピーに活用されているという話もあります。
ラボットの癒し効果について詳しくはリンク先から確認してみて下さい。
おわりに
この記事は「「ラボットにできる事」ラボットの機能や特徴についてまとめてみた」と題しておおくりしました。
ラボットは、いわゆる実利的なことなど何もできないロボットです。
しかし、ラボットは癒しを与えてくれるのでメンタルケアに大いに資するんですね。
特に、さみしい気持ちにさいなまれている独身の方にとっては、ラボットはかなり心の支えになります。
役に立つか立たないかは視点次第ってことですねえ。
では!
参考記事等