「バンギャって世間一般でいわれるように絶対メンヘラ多いよね。なんか、あったこともあるけどさ、、、なんか感情が不安定って感じがする。まあ、間違いなく心に闇を抱えているよね。しかも、ファッションが独特だよね、、、、なんつーか、、、怖い、、、。」
んー、どうだろう?
バンギャの友人居ないからわからんけど、多分いろんな人がいると思うぞい。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのオニギリです!
今回もよろしゅう!!
今回は「バンギャはメンヘラなのかを考察してみようと思う」という話です。
なんか、ネットでよく見るんですよね、「バンギャはメンヘラ」という意見を。
そんなこと言われると気になっちゃうじゃないすか!!
だから、今回はバンギャの性格について調べたうえで、考察を加えていこうかなって思います。
さて、、、果たしてバンギャはメンヘラなのか??
では、ゆるりとおおくりします。
目次
バンギャってなんだ?メンヘラってなんぞ?
さて、バンギャの性格を分析していくにあたって、言葉の定義をしっかりと確認しておきましょう。
まず、メンヘラについて確認しておきましょう。
メンヘラとは、、、、
メンヘラとは、2ちゃんねるのメンタルヘルス板にいるような人間のこと。ネットスラング。
参考
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%A9
うん、よくわかんないね(笑)!
でも、上記参考記事にこうも書いてあります。
『かまってちゃんがベース』と。
つまり、これって承認欲求ですね。
よって、メンヘラは性格分析であるビッグファイブに基くと、神経症的傾向(不安の感じやすさ)の非常に高い(定義に心に病気を、、なんて記述があるから)パーソナリティーであると結論できるでしょう。
次に、バンギャです。
バンギャとはバンドギャルの略称です。
そして、バンドギャルとは、、、、
バンドギャルとは一般的にヴィジュアル系、V系と呼ばれる音楽を好む女子を指す。
さらに縮めた略称で「ギャ」と表現されることもある。
男子の場合はバンドギャル男=バンギャ男=ギャ男と呼ばれている。年齢としては10代後半~20代前半が多いため、ある程度年齢が高くなると
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3
「オバンギャ」(おばさん+バンギャ)と呼ばれるようになるが、定義は曖昧である。
ふむ、どうやらバンドといってもはまるのは「主にV系、つまりヴィジュアル系」のようですね。
バンギャの性格的特徴
さて、バンギャの性格的特徴とはどんなものでしょうか?
ネットにはまあいろんな意見があります。
正直な話、いろいろありすぎて整理がつかないくらいです。
そこで、バンギャの性格を考えるにあたって、まず「なぜ、V系にはまるのか?」というところから考えてまいりたいと思います。
この疑問に対して、社会心理学者である川島洋(真奈美)さんの論をベースにして考えていきたいと思います。
川島さんによれば、少女たちがV系にはまる理由としては以下があるといいます。
- v系バンドマンのような「中性的な存在」に気持ちを向けることでにより異性への欲求を安全に解消できる(宝塚にはまる精神構造と同じ)
- v系バンドの世界観が少女たちの心のよりどころとなっている(v系には独自の世界観があり、それによて自分を投影できる)
参考
https://news.aol.jp/2016/06/12/visualband/
また、川島さんは『Vバンドが大人の自分探しの受け皿となることがある』とも言います。
心理学に「サーティーズクライシス(三十代の危機)」というものがあるといいます。
これは30歳を超え「結婚しなくていいのか?」、「今の仕事を継続すべきか?」等といった悩みを持ち、多くの人が立ち止まりがちな時期のこと。
このような時期にv系が「大人の自分探し」の受け皿になってくれるというわけです。
また、川島さんは
「青春を取り戻すいい手段になるかもしれない」
とも言っています。
発達心理学では児童期、思春期・青年期、成人期という発達段階ごとにクリアすべき「課題」があり、どこかの段階で課題をクリアしきれなかった人は、その段階をやり直そうとする心理的傾向があるといいます。
大人であっても少女のようにメイクをしてライブ会場にいって、黄色い歓声をあげる、、、、これは青春をやり直しているのかもしれませんねえ、、、。
参考
https://news.aol.jp/2016/06/19/visualband/
まあ、この一連の話から見えてくるのは
「バンギャはある程度のメンタルの不安定さを抱えているからv系バンドに安定を求めてはまる」
ということです。
しかし、ある程度メンタルが不安定なのであって「メンヘラと呼べるまでに不安定なのか」はわからないですよね。
んー、むつかしい!!
バンギャがメンヘラになるのかメンヘラがバンギャになるのか?
はい、どっちでしょう(笑)?
個人的には「どっちもありうる」と思います。
バンギャの中には初めはすごくメンヘラ気質であったのに、V系バンドにはまってからメンタルが幾分安定した人だっているでしょう。
無論、逆もしかりです。
なので、バンギャになっている時点をとらえて「もともとメンヘラだったからバンギャになったんだ」とは言えないですね。
ま、こんな「鶏が先か卵が先か」みたいな話をしても江戸川意味がわか乱歩って感じですよね。
バンギャはバンギャ、、、それでいいね。
別にバンギャをやめる必要なんてないよね
バンギャによくありがちな傾向としては、「バンド以外はどうでもいい、バンド命」といったものがあるかもしれません。
もはや、この次元まで来ると「バンドやバンドメンバーに貢ぎまくる」なんて事態になっているでしょう、、、、。
もう、あれですね、ホストとかにはまっているのとあんまり変わらない状態といえそうです。
このような状態を見て周囲の人は
「そんなにバンドに金突っ込んでバカじゃないの?」
「バンドにいい金づるだと思われているだけだからやめなよ」
「そんなにお金あったらいろんなことできるのに、、、もったいない!」
、、、、などといろんなことを言われるでしょう。
でもね、そんなこと言われたくらいでは、まず彼女たちはバンギャであることをやめないし、押しのバンドの応援をやめないでしょう。
もうね、はまるなら地獄の底までじゃないけど気が済むまではまるっきゃないのよ、こんなの。
んで、自分にバンドより大切な何かがわかった瞬間にふと、「あ、もうこんな生活やめよ」と思うんじゃないでしょうか?
川島さんの論によるなら、バンギャたちは
「自分の心の核が定まっていないからバンドに心のよりどころを求めている」
のです。
だから、自分の心の核となる大切なものがみつかったら、自然と離れていくんですよ。
むしろ、周囲が無理やりに引きはがそうとするなら、ますます固執して状況は厄介な方向に行くんじゃないでしょうか?
自分を救えるのは自分だけです。
もし、バンギャ時代に莫大なお金を使い後で浪費であったと感じても、それは引きはがそうとするなら貴重な経験としてきっとその後の人生の糧となるし、できるのではないでしょうか。
どんな経験もつかいかたであり、とらえ方ですもんね。
もし、今の段階でメンタルの安定が必要って考えている人がいるなら、メンタル強化に励んでみてもいいと思います。
やりたいときにやってみたらいいんですよねえ。
ここにメンタル強化の方法を一応置いときますね。
参考記事等
おわりに
この記事は「バンギャはメンヘラなのかを考察してみようと思う」と題しておおくりしました。
結局、「バンギャはメンヘラである確率が普通の人よりは高いであろう」という、なんか中途半端な結論になってしまいましたね。
でも、しょうがないんですよねえ。
アメリカ人がみんな陽気じゃないように「バンギャ」という言う属性だけでは、主語が大きすぎてその具体的な性格なんて見えてきませんから。
なので、あくまで「可能性がある」という程度でとどめておきたいなって思います。
それに「自分の押しであるバンドやバンドメンバーに貢ぐ」とかも別に本人が、納得しているならいいんですよ、自由ですし。
むしろ、それを周りがとやかく言うのはなんか違うんじゃないかって気がします。
思いっきりV系の沼にはまるならはまればいいんじゃないですかね。
それである時、ふと「あ、もうやーめた」なんて日が来るかもしれません。
そう、「押しのバンドより自分にとって大切なもの」が見つかった瞬間にね。
まあ、自分の人生よ、好きに生きたらいいよね。
では!
参考記事等