心理学から見たキャッシュレス決済の危険性はずばり〇〇する可能性。

「最近、ペイペイとかauペイみたいなキャッシュレス決済が話題だね。国もキャッシュレス決済を後押しするような税制を敷いているようだしね。キャッシュレスは世界的な流れなんだろうなあ。中国なんかキャッシュレスが当たり前になっているから現金で支払いができないくらいになっているとか聞くし。ま。、個人的には楽になるし大歓迎だな。」

おっと、そうだろうか?

確かに楽になるけど、同時に気を付けないとやばいことが起こると思うんだよなあ、、、。

ちなみに、中国で現金が使えなくなっているてのは違うみたいよ。

※2019年7月現在

参考

オニギリス!

脱マンネリストのオニギリです!

今回もよろしゅう!!

今回の話題は「心理学的に見た場合のキャッシュレス決済の危険性」についてです。

はい、キャッシュレス決済は世界的な流れですね。

中国なんかはキャッシュレス決済を国が全面的に推し進めているため、その普及率がすさまじいことになっていますね。

キャッシュレスになるととても楽でいいですね。

支払いがとても快適です。

、、、しかし、いいことばかりでもないみたいですね。

中国では、QRコードでお金をだまし取られたりすることもあるらしいです。

参考

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58098

そして、おそらく全世界的に問題になりそうなのが、スマホを使えない人が完全においてかれるということかもしれません。

事実、中国ではスマホを使えない人は日常生活が不便極まりない現状のようですしね。

スマホを使えない人はどうなるんですかね?

特に高齢者なんて孫と一緒でないと何も買えないという未来が来るんですかね、、、、。

じゃあ、もし未婚だったら、、、んー、あんまり考えたくない(笑)。

そして、個人情報の集中による完全管理社会の到来、、、、。

参考

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66743?page=4

まあ、そんなこんなでいろんな問題がまだたくさんあるキャッシュレス決済ですが、キャッシュレス決済には心理学的にも問題あるのです。

それは「浪費が加速するんじゃないか?」て話。

当記事では「お金に支配されない13の真実」の内容を参考にしております。

では、ゆるりとおおくりします。

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現金で買わないと衝動的になる?

最近では、お金は物理的な形を取らなくなってきていますね。

この流れはデビットカードやクレジットカードに始まり、今やペイペイやauペイ等のキャッシュレスサービスにまで及んでいます。

アメリカの調査ではありますが、最近の調査に興味深いものがあります。

それが

クレジットカードやでデビットカードで支払うと衝動的で不健康になるかもしれない」

という示唆です。

この調査では6か月にわたって1000戸の家庭を対象に食料品の購入状況を追跡しました。

その結果、クレジットカードやデビットカードで買い物をするときほどケーキやチョコレートのような健康的とは言えない商品を衝動買いする傾向があったといいます。

どうやら、実際に手に取れる物理的なお金で払わなくていい時には、人間は誘惑に弱くなるのかもしれないですねえ、、、、。

キャッシュレスが当たり前になると、どんどんお菓子等の衝動買いが増えて結果として不健康になって医療費がかさむ、、、、なんてことが社会全体で起こってきたりしそうで怖いですね、、、、。

現金じゃない場合は払い過ぎに注意!

実はカードを使うと、ものを購入する決心をしやすくなるのと同時にいくら支払ったかを覚えていないことが増えるといいます。

これを裏付ける1999年に行われた実験があります。

その実験の概要は以下の通りです。

  • マサチューセッツ工科大学のMBAコースの学生が対象
  • サイレントオークション形式でプロバスケットの試合の観戦ペアチケットを競り落とすのにいくらまで出すかを調査した

ちなみにサイレントオークションとは、寄付等の品が集められた展示会場において、入札用紙に購入希望金額を記入して入札するオークションです。

また、学校の資金調達だったり慈善等を目的としておこなわれることが多く、入札者の中で最高額を付けた人が落札者となります。

ちなみに、上記チケットは早々に売り切れてしまうようなお宝的なものでした。

研究者たちは学生たちがこのお宝チケットにいくらまでなら出そうとするのか、そして、その支払い方法によって額にどれくらいの違いが出るのかが知りたかったんですねえ。

そこで、研究者たちは学生たちの半数には「現金払い」を要求し(必要ならATMに行ってもいい)、もう半数にはクレジットカードの使用を許可しました。

その結果は以下のようになったといいます。

  • 現金グループの提示額は28ドル
  • クレジットカードグループの提示額は60ドル

一ドルはおよそ108円(2019年12月31日6:24現在)なので、3024円と6480円、、、、んー、結構な開きですねえ。

支払い方法が違うだけでここまでの開きが出るとは実に興味深いですね。

あなたも心当たりありませんかね?

クレジットカードとかペイペイで決済するのが普通になって、現金で払っていた時より無駄なものを買ったりしてませんか?

自分の支払いを管理するために家計簿アプリを使っている人がいたら、確認してみてくださいな。

意外と使いすぎているかもしれませんよ。

あと余談ですが、これも心当たりある人が多いと思うのですが、グラブルみたいな課金ガチャのあるスマホゲームをやっている人は、ガチャを回すために大量にお金を使いすぎていないでしょうか?

アイチューンカードをコンビニ等で買ってきてチャージするならいいでしょうが、支払いをすべてネットで完結できるようにしているととんでもない額を使ってしまうかもしれません。

まあ、ガチャには中毒性がありますからね。

そこにキャッシュレスなんてことになったら人によっては、いらぬ借金をする羽目になるかもしれないです、、、、そして、破産、、、、。

考えたくない悲劇です、、、。

現金で払うところを想像して浪費対策

ここまでで、キャッシュレスにすると現金で支払うよりも、確実に浪費が増えるであろうということがわかっていただけたかと思います。

では、キャッシュレスをやめて現金に戻るか、、、というと無理ですよね。

時代の流れもありますし、なにより一度便利になったところから不便な状態に戻るのはすごくきついです。

そこで、提案です。

キャッシュレス決済で何かを買いたくなったら、

「同じ金額をATMからおろして現金で支払うところを想像する」

といいでしょう。

また、家計簿アプリ等を使ってきちんと出費を管理するのも大事ですよ。

人にとってお金を手放すときの感覚は相当に痛いものです。

なので、キャッシュレス決済のような現実感のない支払い方法では、お金を手放す痛みがあとからやってくるということになります。

まさしく、払ってしまってからでは「後の祭り」。

それとキャッシュレスを国が推進しているというのも便利にする以上に「浪費させてやろう」って悪意がある気がしてなりませんね、、、。

ちゃんと「浪費しない対策」まで示してほしい気がするのは私だけでしょうか??

例えば、英国では1990年~2013年の間にインスタントクレジット利用の拡大により、個人債務が3倍以上に増加した、なんて事例があります。

便利になるのはいいですが、対策も示さないと債務者が増えそうですねえ、、、。

てか、企業とか国は債務者増やしたいのかなあ、、、、ちょいとわかりませんね、わたしには。

おわりに

この記事では「心理学的に見た場合のキャッシュレス決済の危険性」について述べました。

キャッシュレス決済が世の中の支払いのメインとなると、現金が使われる場面はどんどん少なくなるでしょう。

そうなると、容易に購入しようとの意志が決まり、浪費が増えるという問題が出てくるだろうといいましたね。

はい、キャッシュレス決済における浪費の問題に対処するには、

「同じ金額をATMからおろして現金で支払うところを想像する」

ということに気を付けるといいですね。

無駄な出費はしないに限ります。

ちなみに、ストレスが溜まっても目先の誘惑に弱くなって浪費が増えます。

最後に浪費対策になりそうな記事等をおいておきますね。

ま、大事なことにだけお金は使いましょう。

では!

参考記事等

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