今回は以下のような方に向けておおくりします。
・対人関係で得する顔と損する顔について知りたい人
・人間関係を円滑にしたい人
「わたしいっつも大体幸うすそうな顔しているって言われるんだよなあ。多分、あんまり笑わないのもあるんだろうが、そもそも人前で自分の感情だしたりするの苦手なんだよね。でも、そのせいでか知らないけど、いつも不機嫌そうで近寄りにくいみたいに言われがちで損してる気もしてきた。」
ふぬ、そうねえ。
やはり、ある程度は感情だしていった方がいいかもしれんね。
オニギリス！
脱マンネリストのおにぎりです。
今回もよろしゅう！！
今回の話題は「幸うすそうな顔していると信用されないし、将来性がないと思われる？」という話です。
どこにでも、不機嫌そうな人っていますが、そういった人たちは「その顔のせいで人間関係では損をしている可能性がある」と思います。
え？
いえいえ、別にもともとの顔の造形のことをけなしたいわけではありません。
「不機嫌そうな表情をしている」のが問題だということです。
人はイライラしていたり不安そうにしていたりといったネガティブな感情を感じささせる表情をしている人に対して、「信用できない」とか「社会的地位が低いんだ」みたいな思い込みを持つ傾向があるといいます。
人に信用されたければ、「幸せそうにする」のがいいってことですな。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
表情はバカにできない
「人が見た目が9割」なんていうタイトルの本が一昔前にはやりましたが、人間にとってそれほど第一印象は大事なものです。
しかも、ものの0.5秒位で人は相手の印象を判断しているなんていいます。
恐ろしいほどの速度です。
で、第一印象が悪いとその後の人間関係はまあ難航しますから、できるだけ印象は言いに越したことはないですね。
で、早速ですが幸うすそうな顔、つまり「不幸せそうな顔」をしているとそれだけで「貧乏だ」とか「社会的な地位が低そうだ」なんて思われてしまうという研究があります。
まあ、「そんな理不尽でめちゃめちゃな話あるかよ！」て思うかもしれませんが、まああるんですね。
その研究の簡単な概要は以下の通り。
- 計675人が対象
- 被験者たちに様々な表情の顔写真をみせ、それぞれの写真の人物の経済状況や社会的地位がどれくらいだと思うか聞く
この結果、ネガティブな表情をしている場合は無表情の場合に比べ、「貧しそうだ」とか「いい仕事に就いてなさそうだ」、「将来性がなさそうだ」と思われていたそうです。
で、ここでいうネガティブな表情とは具体的に言うと、何かに対して「怒りや不安、恐怖、嫌悪感、悲しみ」等を感じていることが見て取れるような表情のことです。
正直いって、その人の表情がどうであっても実際に貧しいか、いい仕事についているかはわからない気がします。
神経質でキレやすくいつも不機嫌な外科医とか不安を感じやすくそのために対策を事前に講じる頭の回る弁護士とか、、、まあいろんな人がいると思いますしねえ。
ただ、「人はそういう風に判断する傾向がある」ということでしょう。
幸せそうな表情は、信用されやすい
上述のようにネガティブな表情をしている時は、貧乏だとか社会的地位が低いだとかそんな散々な評価をされる傾向にありました。
では、逆に幸せそうな表情だったらどうのでしょう？
結果から言うと、「信頼にたる将来性がある人だ」等と評価されるといいます。
よく「笑う門には福来る」なんて言いますが、これは「自分自身が笑うことで気分が明るくなる」という意味合いの他に「よく笑って楽しそうな人の周りには人が福を運びにやってくる」みたいな意味合いもあるのでしょう。
やはり、悲しそうだったりイライラして不機嫌そうな人にはあまり近づきたくないものです。
人にもよりますが、大抵の場合自分まで暗い気持ちにさせられてしまうので、「その人の存在自体がストレスだ」なんて話になることすらあるでしょう。
実際に、貧しいか社会的地位が低いか否かはともかく、自分の心の有り様は自分でどうにかできる面もあるので楽しい気持ちをもって生きていると自然とそれによって表情も明るくなり結果いい人間関係が築けるようになってくるかもしれません。
恋愛なんてこれが顕著です。
やはり、暗そうな顔している人に対していい印象を持つ人はいません。
特に男性がネガティブな表情をしているとなると、かなり致命的です。
女性ならネガティブな表情をしていても場合によっては男性の保護欲を刺激できるので、恋愛で有利に立ち回ることもできるでしょう。
しかし、男性に関して言えば「メンタルが弱そうだ」と思われることにつながるため、「あ、こいつは弱いからついていくと危ないわ」見たいに判断されることになります。
まして、将来性がないと感じられるとしたら、もうおしまいですね。
初めから負け確です。
男性は恋愛で有利に立ち回りたければ、幸せそうに振舞うのが得策といえるでしょう。
メンタルを鍛えて表情を改善しよう
上述したように、実際に貧乏か地位が低いかなんて表情だけからはわからないでしょう。
事実、今回参考にしている研究においても、
「表情がポジティブなのかネガティブなのかということだけであって、その人が実際にはどんな人なのかは関係なかった」
とも分かっているのです。
まあ、これは一種のバイアス、つまり思い込みの一種であるといえそうですな。
やはり、貧乏だったり社会的地位が低い人は普段からネガティブなことを考えていそうだし、裕福な人はその逆のような気がしてしまいますからね。
でも、「思い込みはよくないぞ！」とその都度正論をいちいち言うのも面倒だし、そもそもいったところで初めについた印象が覆ることもあまりないでしょうから、「人と会う際には幸せそうに振舞う」のが最善です。
やはり、「幸せそうにする」ためには「作り笑顔を練習する」なんてことをしてもダメで、根本である「考え方やメンタルを変える」事が大事といえます。
そもそも、作り笑顔をするとストレスになるって話もありますしね。
あと、ただ「笑顔なら何でもいい」というわけではなく、笑顔の作り方も大事です。
笑顔について詳しくは以下。
人と会う前にはポジティブな気持ちになるために、可愛いものをみたり小さな親切を誰かにしてみたりといった工夫は大事かなって思いますね。
あと、メンタルを強化したり日頃からストレス対策行うのがいいでしょう。
ストレスは表情に出ますからねえ。
本当に将来性のある人は～が高い
「幸せそうな人には将来性がありそうに『見える』」とここまで述べてきました。
せっかくなので「本当に将来性がある人はどんな特徴を持っているのか」についても見ておきたいかと思います。
「セルフコントロール能力、つまり自制する力が高い人」は、何がしかの大きな目標を設定しそれを達するために努力することができるんです。
セルフコントロール能力を高めるには、以下3つの感情を高めるといいといいます。
- 感謝
- 思いやり(困っている人を助けるといい）
- 誇り
※ここでいう誇りとは、「今まで自分が頑張ってきたもの」や「身につけたスキル」に対する誇りの事。ほこりの感情が強いと衝動的になりにくいという。誇りがいわゆる傲慢に転化しないためには謙虚さを失わないようにする必要がある。「自分が周囲から助けられている」といい。
ちなみに、ほこりの感情を高めるためには以下の3つに着目するといいです。
- 有能感：自分が物事に取り組んだ際、「もう少しでできそうだ」等と成長を感じられる事。
- 自律性：自主性の事。人は自分から進んでの取り組まないとやる気にならない。
- 関係性：自分の行っている事や自身の持つスキルが人間関係に役立っているかという事。
要するに、ほこりを高めていきたいなら「自分の行っている事において成長を実感できる工夫をしつつ自主的に取り組み、それが実際にどう他者との関係において役立っているかを確認していく」という事ですね。
なお、自分がやろうとする事へのモチベーションを高めたい時は、「それを達成したら自分がどれくらい誇りに思えるか」を想像するといいといいます。
試してみて損はないでしょう。
おわりに
この記事は「幸うすそうな顔していると信用されないし、将来性がないと思われる？」と題しておおくりしました。
ネガティブな表情をしていると人からは「貧乏そうだ」とか「社会的地位が低そうだ」なんて思われる傾向にありましたね。
んー、本当に理不尽だ。
しかし、そう思ってしまう傾向があること自体は仕方ないですね。
できるかぎり、人と会うときには幸せそうに振舞うのが吉です。
そのためには、メンタル強化、ストレ鵜の解消法の実勢と充実によって病まないメンタルを作るのがいいでしょう。
あとは笑顔の作り方を練習するのもいいかも。
まあ、色んな意味で「笑う門には福来る」ってことよね。
では！
参考
https://doi.apa.org/record/2019-31466-001
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