「わたしさ、コイツあった真悪くね?てやつにはよくバカって言葉を使っているけど、よくよく考えてみたらバカってどういう意味でどういう状態なんだっけ?あと地味にバカが何で馬鹿って書くのかわからんわ。馬と鹿って知能の低い動物だったん??」
んー、別に馬と鹿の頭が悪いからバカを馬鹿って書くわけではない気がするぞ。
理由なんて知らんけど。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「バカって一体何なんだろうか?簡単にバカ認定しない方がいい。」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
・バカを馬鹿と各理由について気になる人
・話のネタが欲しい人等
バカとはわたし達が割と日常で多用する言葉ですが、その意味するところやなぜバカという言葉を使ってしまうのかも結構大事です。
何となく、自分が理解できない価値観に対する単なるレッテル貼りとしてバカという言葉を使っていないでしょうか?
この機会に一度自分のバカという言葉の使い方を見直してみるのもいいかなあって思う次第。
では、ゆるりとおおくりします。
目次
なんでバカは馬鹿って書くんじゃ?
まずは例にならってバカという言葉の意味について確認です。
辞書によると、バカとは、、、
[名・形動]《〈梵〉mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》
1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「—なやつ」⇔利口。
2 社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。「役者—」「親—」
3 つまらないこと。無益なこと。また、そのさま。「—を言う」「—なまねはよせ」
4 度が過ぎること。程度が並はずれていること。また、そのさま。「—に風が強い」「—騒ぎ」「—正直」
5 用をなさないこと。機能が失われること。また、そのさま。「蛇口が—で水が漏れる」→馬鹿になる2
[補説]元来は相手をののしる言葉であるが、相手に対する思いやり、親しみ・愛情の気持ちを込めて用いることもある。「—だな。そんなに思いつめなくていいのに」など。また、「—! あきらめるな」のように、否定や批判などの意で、感動詞的にも用いられる。引用
うおお、、、、随分色んな意味があるんねえ。
さて、意味はいいとして次に結構な人が気になっているであろうバカを「馬鹿」と書く理由についても確認しておきましょう。
バカを馬鹿と書くのは、結論から言うと「当て字」です。
なので「馬鹿」という文字列自体に意味はないってことになりますね。
そもそもバカという言葉は、上記の通りサンスクリット語のbakaまたはmoha(無知・迷妄の意)の音写、つまり「ある言語の語音、他の言語の文字を用いて書きうつした」莫迦、慕何から転じたとの説が有力だそうです。
で、馬鹿は当て字なのですな。
馬と鹿の頭がクッソ悪いからバカを馬鹿と書いているわけではないんです。
「音的にちょうどいいなあ~」みたいな感じで、「バカ」の発音に着目して「馬鹿」とされたってことですな。
同様の例は、海外の地名や国名に関しても存在していますね。
例えば、当て字の例としては以下の様なものがあります。
- アマゾン→亜馬孫
- ギリシャ→ 希臘
- アメリカ→亜米利加
- アルゼンチン→亜爾然丁
- フランス→仏蘭西
- ドイツ→独逸
- イタリア→伊太利
ご覧いただければ分かる通り、漢字と意味なんて全く対応してませんよね?
アマゾンとか亜と馬と孫ですよ?
なんだよ、これ?て感じですわな。
そのバカは何のバカ?
先ほど確認したように、馬鹿には実に多くの意味がありました。
そのため、何となくでバカという言葉を使っていると「いったい今どういった意味でバカを使っているのか」がよくわからなくなってきます。
以前取り上げた「キモい」という言葉の多用の場合もそうでしたが、次第に「どんな感情を表現したくてこの言葉を使っているのか?」が分からなくなってくると自分の事を客観的に見れなくなってくる可能性があるんですね。
常日頃から感情を表現する言葉を使用する際には一呼吸おいて、「わたしは一体どういった気持をこの言葉によって表現したいのだろうか?」と振り替える癖をつけるといいと思います。
言葉を物分かりの悪い人に対して「このバカが!」と発したなら、それは「わかってほしいのに分かってくれないもどかしさ」や「怒り」のような感情かもしれません。
はたまた別の場合には、馬鹿という言葉を「またバカやんなあ」みたいな愛嬌とか親しみ、憎めなさみたいな感情と共に使うこともあるでしょう。
感情を表現する際には、「今自分はどんな気持ちを感じながらこの言葉を使っているか」に注目してみてくださいな。
そうすると、自分の感情に対する感覚が鋭くなってきて物事を客観的に見れるようにな利精神状態も安定してくるはずです。
詳しくは以下の記事からどうぞ。
バカというやつがバカなんだ!も割と正しいかもね
「バカというやつがバカなんだ!」といういわゆる小学校低学年が使っていそうな言い回しがありますが、これって割と正しいのかもしれないです。
というのも、人は往々にして自分が理解できない考え方に対して「バカ」というレッテルを張ってそこで思考停止してしまう傾向があると思うからなんですね。
もう相手の言い分を十分に聞く前にはなから「あーはいはい、またバカがなんかいってますねー」みたいに処理してしまうって感じです。
あとは自分の意見を理解できないとか自分の意見と違う意見を持っている人に対して、「あいつはバカだからなあ」みたいに言って終わりにしてしまうこともありますね。
もっとも、こういった気持になる事自体には共感できるのですが、これではどうも視野が狭すぎる気がしますよねえ。
簡単に自分以外の意見をバカ認定していく人って、考え方にゆとりがないというか決めつけがひどいのではないかって気もします。
つまり、「バカと言っている人がバカである」と言った現象が起こっているかもしれないという事です。
一応、原則として自分とは違う意見にも耳を傾け一通り聞いてみて、一体何に基づいていてどういった論理で結論に至っているのかを確認するようにした方がいいと思います。
例えばそうやって論理構成やそのよって立つ基盤等を確認してみて、「この論理展開には無理がある」とか「これは本人のタダの願望や思い込み、個人的体験を拡大解釈しただけのものだ」等と判断できたなら「あー、はいはい」て感じで流していいと思いますね。
とりあえず決めつけでバカというレッテルを張らず、相手の論理展開を一通り聞いてみるのは大事にしたいものです。
そうすると、多くの人から学びを得る機会が得られ視野が広がるでしょうからね。
おわりに
この記事は「バカって一体何なんだろうか?簡単にバカ認定しない方がいい。」と題しておおくりしました。
バカという言葉は結構日常で使うものかもしれません。
もちろん、使わないに越したことはないですが、もし使うのであればどのときは「一体どんな感情を表現するために使っているのか?」には気をつけてみてくださいな。
それと自分が理解できないからというだけで、直ぐに「バカ」というレッテルを張るのもやめた方がいいと思います。
ま、こんな偉そうなこと言って、わたしもまだまだ未熟ですが共に精進していきましょう。
では!
参考記事等
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