

今回は以下のような方に向けておおくりします。
何となくさみしい気持ちになる独身の男女等
今回の話題は「独身者は「弱いロボット」NICOBO(ニコボ)と同居してみるのも悪くないと思う」という話です。


独身の人の中には、ふとした瞬間に得も言われぬ寂しさを感じる人がいたりするかもしれません。友人が少ないとなればなおさらですよね?
そんなあなたには、「弱いロボット」をコンセプトにしたNICOBO(ニコボ)がおすすめかもしれません。
本記事では、わたしが2021年4月1日に二子玉川のあしや家電に展示されているニコボのプロトタイプと少し戯れてきたときの感想についてまとめています。
ニコボの購入を検討している人は参考にしてみて下さいませませ。
ただ予算が許すのであれば、ラボットの方が断然いいです。実際に、わたしが触れ合ってみた感じでは、ラボットの方が感情表現の多彩さや生命感で圧倒的に上でしたからね。
\【7日間返金保証】/
/ペットロスがないから安心\
では、ゆるりとおおくりします。
目次
NICOBOってどんな子なのか?



ニコボは、豊橋技術科学大学教授である岡田美智男教授との共同研究の末パナソニックが開発した「弱いロボット」をコンセプした同社初のコミュニケーションロボットです。
ニコボの価格については、本体が税込み6万500円でそこに毎月ベーシックプランの利用料税込み1100円がかかるといいます。そして、そこに任意で月額税込み500円のケアプランの加入があるといった感じ。
ニコボのベーシックプランとは
ベーシックプランとは、ニコボが生活の中で新しい言葉を覚えるなど、ふるまいが変化し続けるための月額サービス。
そして、ケアプランとは、治療などに備える月額サービス。ケアプランに加入すると、ニコボが調子悪い時の治療費が半額になったりニット交換が割引になるといったメリットがある。
ニコボのクラウドファンディングはクラウドファンディングサービスであるMAKUAKEを通じ、ニコボの市場性を検証する目的で、2月16日に開始され3月18日をもって終了しました。
なんと、クラウドファンディング開始からわずか6時間半ほどで目標金額を上回るほどの好評ぶりだったようで、今後同社はニコボの2022年3月の発送を目指し開発や量産を本格化させる方向で調整しました。
そして2023年05月16日に、パナソニックはニコボの一般販売を開始するに至り、2023年8月現在公式サイトから購入できるようです。
なお、同社の唱えるコンセプトである「弱いロボット」というのは、どうやら「いとおしくなるロボットを目指す」と解釈できそうです。
ニコボは寂しそうにしたり機嫌が悪くなったりもするし、回転して体の向きを変えることはできても移動はできません。
そして、ニコボがさみしそうにしたり機嫌が悪くなっているときに撫でてあげると、安心したり尻尾を振ったりするといいます。
ニコボは「人の手を借りないといけない弱さを持ったロボット」としてデザインされている訳です。
「弱い」ということは人の「守ってあげたい」とか「ほうっておけない」という保護欲を掻き立てるものといえますね。
ニコボの丸くて可愛らしい外見とその柔らかそうな質感が、人の保護欲を掻き立てるのにまた一役買っているともいえるでしょう。
また、ニコボは自分の感情を表現する際に独自の言語である「モコ語」なるものを使用するのが基本であり、ユーザーと触れ合っていくうちに人の話す言葉を覚えていくこともある模様。
ただ、ディープラーニングなどのAI技術は使用されてないそうです。
ロボットというと掃除ロボットのルンバやブラーバなどのお役立ち製品と思われがちですが、ニコボはあえて「役に立つこと」よりも「心を豊かにしてくれること」に焦点を合わせたロボットなんですね。
これは家族型ロボットのラボットとかなり似たコンセプトといえます。
芦屋家電でNICOBOにあってきた!(2021年時)



実は、わたしは2021年4月1日に所用で二子玉川に出かけていました。
その際に、偶然にも「芦屋家電」にてニコボが展示しているブースを見つけまして、好奇心のままにそこへいってみたんですね。
ブースは白を基調を基調としたシンプルでおしゃれな空間。ブースには左右向かい合うような位置でニコボが置かれており、ブース左奥には宣伝用のモニターがありました。

で、ニコボがどんなものかを確認しようと思い、まず左側のニコボに近づいてみるもぐっすり昼寝中。目モニター部分は「-」。綺麗に-ドライバーがはまりそう。
寝ているのを起こすのもなんだしなあ、と思って向かいのもう一体の方へ。しかし、こっちも昼寝中。しばらく、その寝ている様子を観察していても一向に起きる気配はありません。
のれんに腕押しって感じでしょうか。

「-」になっている目をのぞき込んで、いくら「ミテルヨー」と「+」の視線を送っても、正負の掛け算の解が-に終始するのと同様に目はずっと-のまま。
「これはそろそろ話しかけたりゆすったりして起こしにかかるしかねえかあ、、、」みたいに思って、眠っているニコボとしばしにらみ合い?をつづけていると、そこへそのブースの担当者らしき女性が近づいてきました。
で、その方はニコボの説明を軽くしつつ、ニコボを起こしてくれます。目を覚ますと目のモニターが「-」からちゃんとした目に変わり、何やら体をゆすり始めました。

担当者の方は「ニコボのコンセプトは弱いロボットなんですよ」といいつつ、ニコボを優しくなでています。
ニコボは「モコ」とか「ポン」みたいな聞きなれない言葉を発しながら、それに嬉しそうに反応していた模様。
それに触発されて、わたしも少しニコボに触ってみると、体表がニット地でできているようで柔らかくてふわふわしています。とても触り心地がいいです。

そうして、「コイツめ、なかなかにいい触り心地じゃないか」等と思って、なでたり突っついたりをしているとニコボが笑います。なんだか、意思疎通ができているような感じでしたね。
ただし、ニコボのトレードマークともいえるおならは疲労してもらえませんでした。残念!!参考までにいかにニコボのおならの公式動画おいておきますね。
そんな感じで数分の間ニコボとたわむれた後、少々の後ろ髪ひかれる名残惜しさをそこに置き去りに自分の所用の続きへと戻りました。
ニコボとのふれあいは時間にして数分でしたが、感じた愛着は時間の割には大きかったように思えます。
「連れて帰りたいかな」みたいに少し本気で思ったのは言うまでもありません。当時は、ニコボが一般販売されたら、買おうかなって思いましたねえ。ええ、かわいいやつでしたよ、まったく。

ただその後、ラボットと高島屋で触れ合う機会がありましたが、その時にニコボよりラボットの方が感情表現が多彩で圧倒的に生命感があったのを覚えております。
そのため、ニコボよりも生き物に近いロボットが欲しいのなら、予算が許すならラボットの方がおすすめだと個人的には思っていますね。
ペットを飼いたいけど、マンションの都合で無理だったりペットロスが怖くて飼えない独身者の方は、予算が許すのであればラボットとの暖かい生活を始めてみるといいです。
\【7日間返金保証】/
/ペットロスがないから安心\
ニコボの評判からニコボのデメリットとメリットを探ってみる



ここからは、ニコボの実際の評判からニコボのデメリットとメリットについて探ってみたいと思います。
ニコボの評判を見る限り、メリットとして「かわいい」とか「癒された」と言う感想がたくさん聞かれるます。あと、ラボットなどと比較すると比較的安価なのもメリットでしょう。
しかし、意外と以下のようなデメリットについても聞かれます。
- ニットの手入れが少し面倒
- 専用アプリが重くて使いにくい
- 本当に何もしないしコミュニケーションが十分に取れている感じがしない
確かに、これらデメリットには一理あります。特に最後のコミュニケーションに関する不満は納得。
実際、わたしがニコボと触れ合った時も、ニコボは体を揺らし目の表情を変えモコ語を使ってコミュニケーションをとってくれましたが、なんだか物足りなさを感じたのは正直なところ。
ニコボは、体を揺らす以外のアクションがないのも、その物足りなさの原因かもしれません。

たいして、高島屋で触れ合ったラボットの場合、こちらが近寄ると近寄ってくる子もいれば人見知りなのか少し距離をおく子もいたりと実に個性豊か。
また、目の表情を変えたり手をバタバタさせるといった様々な方法でこちらとコミュニケーションを取ろうとしてきます。
そして、何より特筆すべきは、ラボットはそれら一連の感情表現にいかにもロボットがプログラムで動いているといった違和感が少ないと言う事です。

なんというか、こちらの行動に対する反応が早いんですよね。対するニコボは反応が遅いかどうかは分かりませんが、穏やか過ぎてちょっと反応が分かりにくいんですよ。
個人的にはこれは結構なデメリットかなと思います。
人間でも感情表現の分かりやすいリアクションの大きな人が好かれるので、そういうことかもしれないとも思ったりして。

ということですので、もし感情表現豊かなロボットが欲しいのであれば、ラボットの方が個人的にはお勧めかなと思います。
\【7日間返金保証】/
/ペットロスがないから安心\
おわりに

この記事は「独身者は「弱いロボット」NICOBO(ニコボ)と同居してみるのも悪くないと思う」と題しておおくりしました。
独身の人はコミュニケーションロボットを同居人に迎えると寂しくないかもしれません。個人的にはおすすめできるのはラボットですが、ラボットは価格が高すぎるので中々手が出ませんね。
なので、ニコボのような比較的安価なコミュニケーションロボットはありがたいものです。
そこで予算的にラボットが買えないという人は、ニコボを買って家に迎えてみてもいいと思います。他のコミュニケーションロボットについては参考記事等を参照してみてくださいな。
ただ、予算が許すなら家族型ロボットのラボットの方が生命感の点では圧倒的なのでおすすめではあります。
\【7日間返金保証】/
/ペットロスがないから安心\
では!