今回は以下の方に向けておおくりします。
・いわゆる意識高い系の人の特徴について気になる人
・いわゆる意識高い系になりたくない人
・話しのネタが欲しい人等
「意識高い系の人達ってなんであんなにムカムカするんだろう。正直、アイツらって行動が伴っていないくせして口だけ達者だったり妙に偉そうだから嫌なんだよなあ。」
うむ、そうよねえ、、、。
意識高い系の人って、なんか妙に偉そうな人多いのんよな。
オニギリス!
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「意識高い人は疲れる」自己啓発で変に選民思想をこじらせたら終わり」という話です。
いわゆる「意識高い系」の人と言うと、「何だか妙に偉そう」といった印象を持っている人がいるかと思います。
実際、これは非常にありがちな現象です。
自己啓発にハマる人は、一歩間違えると「傲慢になる」んですよね。
言うなれば、「知識ばかりにため込んで実践が伴っていない単なる頭でっかちになる」んです。
知識だけため込まず、きちんと実践しないとただ空理空論だけを偉そうにふり回す嫌なやつになりかねません。
まあ、これは他人ごとではないのでお互い気をつけていきたいものです。
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では、ゆるりとおおくりします。
目次
意識高い系にありがちな特徴と問題点
いわゆる意識高い系とは、ウィキペディアによると以下の様な意味である模様。
意識高い系(いしきたかいけい)とは、自分を過剰に演出するが中身が伴っていない若者(言い換えれば、虚栄心が強い)[1][2]、前向きすぎて空回りしている若者[3]、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人[4]などを意味する俗称である。
引用
ふむ、、、メッタメタにディスられていますねえww。
でも実際、いわゆる意識高い系の人は世間の多くの人からうとまれがちです。
意識高い系の人達がうとまれる理由は主に以下のようなものでしょう。
- 自己評価ばかりが高く行動が伴っていない
- 無駄にえらそうで人を見下す
- 人に自分の意見を押し付けがち
- やたらかしこぶってカタカナ語を乱発する
- 自己啓発に熱心なアピールをする
- 向こう見ずで空威張り的なポジティブ思考を持っている
- 人脈の広さを自慢しがち
とりあえず、こんな感じでしょうかねえ。
では、以下順次簡単に補足。
・自己評価ばかりが高く行動が伴っていない
いわゆる意識高い系の人は知識ばかりため込んで実際に行動ができていない事が多々あります。
そもそも知識っていうのは「実践してその知識がどれだけ正しいかを自分なりに検証してこそ意味がある」と言えるんですね。
にもかかわらず、いわゆる著者が成功者の自己啓発本で成功法則などを知ると、なんか自分までその成功者と同じ景色を見れるようになったよう錯覚する人がいます。
こんな錯覚をしだすと、「こんな知識知っている俺すげえエエエ!!」みたいな謎の自己陶酔に浸り始めてしまうんです。
こうなってしまうと相当ヤバいですね。
自分の中での自己評価ばかりが大きくなっているだけなので、はたからみるとかなり痛いやつになっているはず。
・無駄にえらそうで人を見下す
自己啓発本を読みまくっていると、「なんだか自分が特別な人間なのではないか」といった歪んだ選民思想を持ってしまう事があります。
それは先ほどの「自己評価ばかりが大きくなる」が主な原因とです。
その道の第一線の専門家特有の思想や知識といったものが得られるのが、本の素晴らしいところですがそういった知識を知っている自分に酔うと「俺は他の奴らとは違うんだ」といった変な選民思想を持ってしまいがち。
例えば、自分の友人が何かを頑張っている時に「まだそんな無駄な努力しているの?最近のハーバード大学の研究によると、、、」なんてやたら上から目線で謎のマウントを仕掛けるようになります。
実際、こういう人は自己啓発本が大好きな人たちに凄く多いです。
まさに「虎の威を借りるキツネ」なんですよ。
過去のわたしも少々こんなところがあって、今思うと本当に嫌な奴でしたねえ。
・人に自分の意見を押し付けがち
意識高い系の人達は、得てして自分を特別視しているし自分は絶対に正しいくらいに過剰な自己評価をしているので自分の意見を押し付けがち。
友達が困っているようなそぶりをしようもんなら、お節介にもそこへ首を突っ込んでいって自分の意見を押し付けるなんて事は結構あるでしょう。
例えば、どうも仕事が上手くはかどらないとかやる気が出ないなんて同僚がいたら、こういった人たちは得々と
「お前はそんなんだからうだつあがんないんだよ。イーロンマスクの仕事の仕方はさ、、、」
等のように成功者にでもなったような気分で偉そうに自分の知識を見せつけて去っていきます。
こんな風だと話しかけられる方としては、「なんだよ。一方的に押し付けるだけ押し付けて」といった反発心ばかりを感じますよね。
・やたらかしこぶってカタカナ語を乱発する
自己評価ばかり肥大化した意識高い系の人達は、高確率で専門用語やカタカナ語を連発します。
これは「自分はこんな難しい言葉知っているんだぜ?凄くね?」というただのエゴの表明です。
例えば、意識高い系の人が使いがちなカタカナ語には以下のようなものがありますね。
- リスケ(リスケジュール、つまり(計画を組み直す等)の略)
- アジェンダ(予定、課題等の意)
- コンプライアンス(一般に法令順守の事。しかし、現在は社会規範や社会道徳、株主の利益や要請に従うことなども含んでいる)
- アポイントメント(第三者との約束。アポと訳されがち)
- アライアンス(提携する、チームを組むなどの意)
- エビデンス(証拠、議事録などの意)
- コミットメント(約束する、積極的にかかわるなどの意)
- シナジー(相乗効果)
- スキーム(大まかな計画等の意)
- コンセンサス(合意、同意等の意)
むぅ、、、いちいちカタカナにしなくていいようなものばかりですねえ。
本当に教養のある人は、無駄にカタカナ語なんて使わずむしろ簡単な日本語で物事を説明するもの。
頭よく見せようとして、相手に分かりにくそうな言葉選びをするなんてコミュニケーションの本質を見誤った愚行ですよね。
頭のいい人や仕事ができる人ほど、しっかり相手と意思疎通をとろうとするので「どうしたら相手に伝わるか」を軸に言葉選びをします。
出来る人ほど、いちいち面倒な言い回しや表現は使いません!
・自己啓発に熱心なアピールをする
自己啓発にハマっている意識高い系の人達は、得てして「自分は自己啓発に熱心なんだぞ」という姿勢をアピールしてきます。
例えば、以下の様な行為がその具体的なものでしょうか。
- 自分のメンター(師匠みたいなもの)やロールモデル(自分の手本とする人)は誰それだとやたら主張する
- 自己啓発本を周囲に見せつけるように読んでいる
- 何かと自己啓発系特有の言葉を多用する
いやあ、頭痛がしてきますねえ。
・向こう見ずで空威張り的なポジティブ思考を持っている
いわゆる意識高い系の人達って謎のポジティブ思考を持っています。
何が謎かと言うと、「どんな時も絶対にポジティブに考えないといけない」みたいな感じの狂気じみたポジティブ思考です。
具体的に言うなら、「ネガティブな側面を全部無視して無理やりいい面しか見ようとしない」思考の事ですね。
こういった思考は心理学的にかなり有害ですし、実際にトラブルに巻き込まれることも多くなるので絶対にお勧めできません。
ただしいポジティブ思考とは、「ポジティブになるためにあえてネガティブな事に目を向けてその対策を怠らない」というものです。
ポジティブ思考と言うと、多くの人は未だに「いい面しか見ない」とか「無理やりいい事しか考えない」みたいに誤解しがちなきしますけど実際は違うんですね。
本当これに当てはまっている人は、今すぐにでもおかしなポジティブ思考は捨ててしまいましょう。
ポジティブ思考について詳しくは以下参照。
・人脈の広さを自慢しがち
意識高い系の人はなぜか「自分の人脈を自慢しがち」です。
しかも、口癖には「出会いに感謝!」とか「一期一会」みたいなものがすごく多い印象。
正直、こんな言葉が口癖の人を見ると
「君ら、それ本当に感謝してるん?パブロフの犬よろしく人を見たら脊髄反射で言ってない?」
なんて思ってしまったりしますよ。
確かに、人とのつながりってビジネスでもプライベートでも非常に重要ですが、それって「あくまでも綿密な信頼関係に基づくもの」ですし「そもそも増やそうとして増やすものではない」のです。
意識高い系の人は、「これだけ色んな人と繋がっているんだぜ!」という自己顕示のための道具として人とのつながりを利用しようとしているに過ぎないので本末転倒ですね。
で、こんな人たちは異業種交流会などに足しげく通いがちですが、まるで名刺収集にでも言っているように見えます。
そうねえ、、、、意識高い系でどれだけ人脈があるかを名刺を見せつつ自慢してくる人を、これからは「名刺ハンター」とか「名刺狩り」とでも呼ぼうかしら?こんなひ
意識高い系が好きそうな本9選
では、わたしが今まであってきたり少しだけ関係したいわゆる意識高い系の人がどんな本を読んでたかについてここでは見てみたいと思います。
まず言っておきますが、「別に本が悪いわけではない」のは抑えておいてくださいね。
本自体は有益なんです。
いわゆる意識高い系の人は、知識だけため込んでできた気になっていたりそういった本をよんでいる自分に酔っているからうっとおしくなってしまっているだけと言えます。
本に罪はないのでそこはご了承くださいませ。
では、いってみますかね!
- 影響力の武器(これはわたしも読んだ)
- 人を動かす
- 嫌われる勇気(これはわたしも読んだ)
- ザ コピーライティング(これはわたしも読んだ)
- 夢をかなえるゾウ
- ロジカルシンキング
- 金持ちとうさん貧乏とうさん
- バビロンの大富豪
- ライフシフト2
どれもまあ自己啓発本の定番達ばかりですが、こういった本を学生時代に読みあさった結果として謎の選民思想にとりつかれた人たちは、、、本当に沢山いましたなあ、、、。
知識を得るのはいいんですが、それを自分なりに検証して血肉にしないとどうしようもないですよね。
それに知識を知っていることがえらいわけではないので、そこんところを勘違いしてはいけませんわな。
ちなみに、自己啓発本の選び方に関しては以下の記事を参考にして選んでみると役に立つものが見つかるかもしれません。
意識が高いのはいいけど、使い方には気をつけたい
ここまで意識高い系をぼっこぼこにしてきた感がありますが、本当は「意識が高い事自体は悪い事ではない」んですよね。
そう、「意識は高くてなんぼ」だと思うんですわ。
意識が高いという事は、「目指している目標が高い」とか「目標達成に対する動機が強い」と言えます。
これを実際の行動に転化出来たら、色々と生産性が高そうな気もしますね。
問題は「意識だけが高い事」なんですよ。
意識が高いなら、それに比例して「行動力、実践力、検証力、自分の客観視」等の様な他の要素も高くないといけないという事です。
意識だけ高くなると、得てして歪んだ選民思想にとりつかれて「なんか威勢いい事を言っているだけの痛い子」にしかなりませんわね。
特に、「自分を一歩引いた胃視点から眺める客観的視点」は欠かさないようにしたいものです。
客観性を育むには、瞑想がかなり有効ですので、以下の記事を参考に一日5分からでいいので瞑想を始めてみてもいいかもしれません。
まあ、わたしも下手すると痛い方に転びかねんので、自戒に自戒を重ねていきたいなって思う次第です。
あなたも気をつけてくださいませ。
誰でも意識高い系にはなる可能性がありますからね。
他人事じゃないっすよ。
おわりに
この記事は「「意識高い人は疲れる」自己啓発で変に選民思想をこじらせたらアカン!」と題しておおくりしました。
意識高い系の人がウザいのは、行動が伴わないくせして謎の選民思想にとりつかれて凄く偉そうだからです。
意識が高いこと自体は、いい事だし高くてなんぼだとは思うんですが、自己評価と第三者からの評価を一致させるために「自分の客観視」は欠かせません。
そうでないと、「ただの痛い子」にしかなれませんね。
結果的に、人間関係をぶっ壊してしまい孤立するなんて悲劇は大いに起こりうるので、本当の意味で人は大事にしていきたいものです。
では!